書庫の鍵/Key to the Archive

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MTGアリーナ専用カード

Key to the Archive / 書庫の鍵 (4)
アーティファクト

書庫の鍵はタップ状態で戦場に出る。
書庫の鍵が戦場に出たとき、書庫の鍵の呪文書からカード1枚をドラフトする。その後、カード1枚を捨てる。
(T):望む色の組み合わせのマナ2点を加える。

アーティスト:Andreas Zafiratos


ミスティカルアーカイブ呪文書からドラフトするマナ・アーティファクト

タップインなものの好きなマナを2点出せ、それだけでも4マナのマナ・アーティファクトとしては及第点の性能。そこにドラフトによるルーティング相当の手札交換が付いてくるのだからコスト・パフォーマンスは上々。

ドラフトできるカード対抗呪文/Counterspell稲妻/Lightning Boltを筆頭にカードパワーの高いものが多く、様々な効果のものが選出されているので汎用性は高い。デッキの色と合わないカードでも自身のマナ能力唱えることができるので、能力は自己完結している。

ただしタップインな都合上、デッキの色と合っていない限り唱えられるのは基本的に次のターンからになる点は留意すべきである。また、あくまでドラフトなので狙ったカードが引ける確率はさして高くなく、肝心なときに欲しいカードが引けないこともしばしば。これに依存するような構築よりは不要牌を高パワーカードに入れ替える運用をしたい。

総じて、重いカードを使う低速なコントロールデッキに向いたカードと言える。特に全体除去審判の日/Day of Judgment、追加のフィニッシャーとなる副陽の接近/Approach of the Second Sunが候補に入っている点は大きく、登場時のアルケミーではこれを採用した白青および白青黒のコントロールデッキがメタゲーム上位に存在している。

[編集] ルール

[編集] ドラフト候補の短評

副陽の接近/Approach of the Second Sun
使用可能だった時期のスタンダードにおいてコントロールデッキの勝利手段として猛威をふるった一枚。書庫の鍵を採用するようなコントロールデッキにおいてももちろん有用。ただし盤面のコントロールに関与する作用は一切持たないため、コントロールが確立できている状況以外では緊急にライフを回復する必要がある等でもなければ他のカードをドラフトした方が良い。見かけたらドラフトしたくなるが、判断は慎重に。
審判の日/Day of Judgment
往年の4マナリセットカード。書庫の鍵を採用するようなコントロールデッキが最も欲しいカードの一つであろう。コントロールデッキ同士のミラーマッチでもなければ優先度は高い。相手がアグロであれば盤面にクリーチャーが一体もいなくてもとりあえずドラフトしておいて良い。
時間のねじれ/Time Warp
追加ターンを得るカードとしてはシンプルな性能の一枚。プレインズウォーカーコントロールしているなど、対戦相手より1ターン多く動けることが強力となる状況では優先度が高い。逆にそうでなければアールンドの天啓/Alrund's Epiphanyのように「おまけ」がついてくるわけでもなく盤面に干渉しないため他のカードをドラフトすることも検討すべきであろう。
対抗呪文/Counterspell
マジックというゲームにおける打ち消し呪文の元祖。2マナでどんな呪文も打ち消せるカードをコントロールデッキが欲しくないはずがなく優先度は高い。書庫の鍵を採用するデッキは青含みであることが殆どであり、そうであれば書庫の鍵を破壊されても唱えられることが多いだろう。
悪魔の教示者/Demonic Tutor
マジックというゲームにおけるサーチ呪文の元祖。2マナでデメリットもなく、状況に応じたカードを何でもライブラリーから手札に加えられるこのカードはコントロールデッキにおいては優先度は極めて高い。
破滅の刃/Doom Blade
でなければなんでも対象に取れる2マナのインスタント除去。相手がノンクリーチャーや単でもなければドラフトして損はない。
稲妻/Lightning Bolt
言わずと知れたマジック最強火力。除去として強力であるが、書庫の鍵が戦場に出る4ターン目以降は既に3点火力では処理しきれないクリーチャーが出てくることも多く、意外と役に立たない局面も多い。相手のデッキや盤面をよく見てドラフトすべきか判断したい。
初子さらい/Claim the Firstborn
使用可能だった時期のサクリファイス系デッキの強さを強力に後押しした一時的コントロール奪取呪文。しかし、デッキに生け贄ギミックが搭載されていない限りはほぼ何もしない。明確に「外れ」とみなせる一枚。
クローサの掌握/Krosan Grip
刹那は書庫の鍵を使用するコントロールデッキ同士のミラーマッチで、相手の出してきた書庫の鍵を処理したい状況で最も輝く。コントロールデッキであればエンチャントアーティファクトに対処する汎用性の高い手段は別途あるであろうからして、それを引き込めているのなら他のカードをドラフトした方が良い。
新たな芽吹き/Regrowth
カード・タイプを問わずに墓地からカードを再利用可能。打ち消しの再利用など、コントロールデッキが欲しい一枚であろう。墓地が空でもなければ優先度は高い。
灯の燼滅/Despark
4マナ以上のパーマネントならカード・タイプを問わずにインスタント・タイミングで追放できる一枚。既に重いパーマネントを出されているか、出されることが目に見えているなら。
電解/Electrolyze
キャントリップつきの2点割り振り火力。撃ち込みたい対象があるなら。
成長のらせん/Growth Spiral
登場時のスタンダードにおけるランプ戦術を強力に後押しした一枚。しかし、書庫の鍵が出ている状況で既に6マナを出せる状況であり、それ以上にマナ加速をしたい状況はあまりなく、効率の悪いキャントリップ呪文でしかない局面が殆ど。基本的には他のカードをドラフトすべきであろう。
稲妻のらせん/Lightning Helix
火力を飛ばしつつライフゲインが可能な、主にモダンでよく見かけるカード。稲妻と同じく、3点火力で焼ききれないクリーチャーを出されている状況ではあまり嬉しくない一枚。ドラフトするかは相手のデッキや盤面をよく見て。
化膿/Putrefy
アーティファクトとクリーチャーの両方を除去可能なインスタント。除去なので腐ることは少ない。相手の書庫の鍵を割る用途にも。

[編集] 参考

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