暗黒の深部/Dark Depths

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*何らかの方法でカウンターを持たない状態で戦場に出す。
 
*何らかの方法でカウンターを持たない状態で戦場に出す。
 
**具体的には、[[厳粛/Solemnity]]を出しておく、[[血染めの太陽/Blood Sun]]の影響下で戦場に出してから血染めの太陽を除去する、[[予示]]してから[[スカークの騒ぎ屋/Skirk Alarmist]]で[[表向き]]に、等が挙げられる。
 
**具体的には、[[厳粛/Solemnity]]を出しておく、[[血染めの太陽/Blood Sun]]の影響下で戦場に出してから血染めの太陽を除去する、[[予示]]してから[[スカークの騒ぎ屋/Skirk Alarmist]]で[[表向き]]に、等が挙げられる。
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==ルール==
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*氷カウンターを取り除く能力とマリット・レイジトークンを生成する能力には直接の関連はない。他の方法で氷カウンターを取り除いてもトークン生成能力は誘発する。
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*3番目の、マリット・レイジトークンを生成する能力は[[状況誘発]]である。誘発した能力を[[もみ消し/Stifle]]などで打ち消しても、誘発条件を満たしていて、かつスタックにこの能力が置かれていないなら、何度でも誘発する。
  
 
==オラクルの変遷==
 
==オラクルの変遷==

2020年4月20日 (月) 22:53時点における版


コールドスナップで久々に登場したマナを出さない土地カードマナ支払っていき10個の氷カウンターを全て取り除くと、マリット・レイジ/Marit Lageが眠りから目覚め戦場に降臨する。

20/20で飛行破壊不能という性能はまさに圧巻。一度プレイヤー攻撃通ればゲームエンド、フィニッシャーとして充分に足るスペックである。

弱点として、マナをつぎ込むパーマネントである、出てくるのがトークンであるという2点よりバウンスに非常に弱い。また、タイミング良く併合/Annexなどコントロール奪取を喰らうと死に直結する点も危なっかしいため、安全策をとるなら打ち消し特権階級/Privileged Positionなどで守ってやる必要があるだろう。その点でも、パーミッションのフィニッシャーとしての利がある。

モダンではフォーマット設立当初より禁止カード

利用

普通に使おうとするとのべ30マナも必要なため、非常に時間がかかる。何の工夫も無くただデッキに入れただけではトークンが出てくる前にゲームが終わってしまうので、何らかの工夫をする必要がある。

ルール

  • 氷カウンターを取り除く能力とマリット・レイジトークンを生成する能力には直接の関連はない。他の方法で氷カウンターを取り除いてもトークン生成能力は誘発する。
  • 3番目の、マリット・レイジトークンを生成する能力は状況誘発である。誘発した能力をもみ消し/Stifleなどで打ち消しても、誘発条件を満たしていて、かつスタックにこの能力が置かれていないなら、何度でも誘発する。

オラクルの変遷

印刷時のテキストでは、トークンの「破壊されない」は能力ではなくトークンが持つ属性とされていた。この属性は特性ではないため、そのトークンを騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostorコピーしても、逆嶋は「破壊されない」属性を持たなかった。これはひどく直感に反することであり、意図的でない不注意であったため、2010年1月29日のオラクル更新で、飛行と同時に「このクリーチャーは破壊されない」能力を持たせるように変更された。

2013年7月のオラクル更新で、「このクリーチャーは破壊されない」能力を与える部分は、キーワード能力の「破壊不能」に置き換えられた。

ストーリー

暗黒の深部/Dark Depthsマリット・レイジ/Marit Lageが眠りにつく海底(イラスト1イラスト2)。ドミナリア期にThe Magic Story Podcast: Dominaria Geographyでマリット・レイジの所在がEndless Sea(無尽海)である可能性が示された。

その他

霊気紛争当時、このカードの偽造品が出回っていることが報告された。マジックプレイヤーでカードショップ経営者の日下部恭平は自身の店舗の記事で真贋の判別方法などを掲載し、注意喚起した[1]

参考

  1. くーやんの店舗スタッフ入門 第二回「フェイクを見極めろアゲイン」 BIGWEB (2019年2月16日閲覧)
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