捨てる

提供:MTG Wiki

2011年11月3日 (木) 16:41時点における141.0.8.139 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

捨てる/Discardとは、キーワード処理の1つ。手札からカード墓地に置くこと。

目次

定義

「捨てる」という効果やルールに従い、オーナーの手札からそのプレイヤーの墓地に置くことである。「捨てる」という指示が無く、単に手札のカードが墓地に置かれただけの場合、それは「捨てる」ことではない。


Disrupting Scepter / 破裂の王笏 (3)
アーティファクト

(3),(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。あなたのターンの間にのみ起動できる。


解説

捨てたカードは通常の方法では使用できないため、戦略上大きなデメリットとなる。

  • 「手札を捨てる」というテキストの場合、それは手札にあるカード全てを捨てることを意味する。
    • コストに「手札を捨てる」とあった場合は、手札にカードが1枚もない状態でも「0枚の手札を全て捨てた」として支払うことができる。
    • 一方、コストに「カードをN枚捨てる」とあった場合、実際にその枚数を捨てない限りそのコストを支払ったことにならない。
  • 複数枚のカードを同時に捨てる場合、それらが墓地に置かれる順番は捨てるプレイヤーが決めるが、それらのカードは同時に捨てられている。
    • 引く場合の処理と混同して「『1枚捨てる』という行動を枚数分繰り返す」と勘違いしないように注意。
    • 「〜がカードを(1枚)捨てるたび/Whenever 〜 discards a card」という誘発条件誘発型能力は、複数枚同時に捨てられた場合でもその枚数分誘発する。
  • たまに「カードを捨てる」という表記に対して「どこから捨てるのですか?」という質問があるが、冒頭に書かれている通り「捨てる」の定義に「手札から」という内容が含まれている。手札以外からカードを捨てることはできない。
    • 2004年10月のオラクルによって、「あなたの手札から」などのくだりは一律削除され、テキストが簡略化された。
  • 英語名から、この行為を「ディスカード」と呼ぶことがある。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif