恩寵の天使/Angel of Grace

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[[崇拝/Worship]]系の[[ライフ]]1点固定[[効果]]を持つ[[]][[天使]]。自分のライフ総量を10点にする[[墓地]]から[[起動]]できる[[能力]]も併せ持つ。
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[[崇拝/Worship]]系の[[効果]]を持つ[[神話レア]][[天使]]。自分の[[ライフ]]総量を10点にする[[墓地]][[起動]]できる[[起動型能力]]も併せ持つ。
  
5マナ5/4[[瞬速]][[飛行]]という高い基礎性能に、2つのメリット能力を併せ持つ良質な[[クリーチャー]]。[[着地]]すればその[[ターン]]にライフ0で[[敗北]]する事はほぼ無くなり、相手の[[攻撃]]を無為にしつつ反撃を叩き込んで[[勝利]]する、あるいは[[ブロッカー]]として迎え撃った後、自ら墓地に[[落ちる|落ちて]]ライフを立て直すといった使い方ができる。またマナをフル投入した[[苦悩火/Banefire]]を対策できる数少ないカードであり、[[サイドボード]]からの投入も考えられる。
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5マナ5/4[[瞬速]][[飛行]]という高い基礎性能に、2つのメリット[[能力]]を併せ持つ良質な[[クリーチャー]]。[[戦場に出す|戦場に出し]]さえすればその[[ターン]]中ダメージにより[[敗北]]する事は無くなり、[[対戦相手]]の[[攻撃]]をいなしつつ反撃を叩き込んで[[勝利]]する、あるいは[[ブロッカー]]として迎え撃った後、自ら墓地に[[落ちる|落ちて]]ライフを立て直すといった使い方ができる。またマナをフル投入した[[苦悩火/Banefire]]を対策できる数少ないカードであり、[[サイドボード]]からの投入も考えられる。
  
ただし[[天使の嗜み/Angel's Grace]]と異なり[[刹那]]を持たないので、着地前の[[スタック]]で致死[[火力]]を投げつけられてしまうと意味がない。また5[[マナ]]という[[重い|重さ]]も戦況に間に合わない事が多々あり、総じて大型[[クリーチャー]]化したがゆえ器用貧乏になった感が否めない。
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ただし[[天使の嗜み/Angel's Grace]]と異なり[[刹那]]を持たないので、恩寵の天使を[[唱える]]のに[[対応して]]([[ETB]]能力が[[スタック]]に乗る前に)ライフを0以下にするダメージ与えられてしまうと意味がない。また5[[マナ]]という[[重い|重さ]]も取り回しが悪く、総じて[[大型クリーチャー]]化したがゆえ器用貧乏になった感が否めない。
  
 
登場時点の[[スタンダード]]では[[天使 (デッキ)#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|天使デッキ]]に少数採用されるに留まっている。[[黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer]]とマナ域が被るものの、そちらが[[伝説のクリーチャー]]であるため散らす目的で採用されている。
 
登場時点の[[スタンダード]]では[[天使 (デッキ)#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|天使デッキ]]に少数採用されるに留まっている。[[黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer]]とマナ域が被るものの、そちらが[[伝説のクリーチャー]]であるため散らす目的で採用されている。
  
[[リミテッド]]では大型[[フライヤー]]というだけで十分強力。やや悠長な[[起動型能力]]を活かせる場面もあるだろう。ただ盤面を固定する/覆せる能力ではないため、ボムレアが多いこのサイクルの中では地味。
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[[リミテッド]]では大型[[フライヤー]]というだけで十分強力。墓地での[[起動型能力]]による延命が活きる場面も多い。
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ただ盤面を固定する/覆せる能力ではないため、[[エンドカード|ボム]]レアが多いこの[[サイクル#カード群|サイクル]]の中では地味な印象が強い。
  
*[[インスタント]][[天使の嗜み/Angel's Grace]]とは[[カード名]]、[[効果]]ともに共通点があるデザイン。
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*[[瞬速]]を持つことや英語の[[カード名]]からも[[天使の嗜み/Angel's Grace]]を元にしたデザインであることがうかがえる。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
 
*[[誘発型能力]]は[[ダメージ]]の結果を変更する[[継続的効果]]を発生させる。ダメージを[[軽減]]したりダメージの点数が変わるだけでは無い。
 
*[[誘発型能力]]は[[ダメージ]]の結果を変更する[[継続的効果]]を発生させる。ダメージを[[軽減]]したりダメージの点数が変わるだけでは無い。
 
**[[絆魂]]を持つ[[クリーチャー]]からの[[戦闘ダメージ]]なら、あなたの[[ライフ]]の減少の量に関係なく[[コントローラー]]はクリーチャーの[[パワー]]分のライフを得られる。
 
**[[絆魂]]を持つ[[クリーチャー]]からの[[戦闘ダメージ]]なら、あなたの[[ライフ]]の減少の量に関係なく[[コントローラー]]はクリーチャーの[[パワー]]分のライフを得られる。
**[[ライフロス|ライフを失う]][[効果]]に対しては意味を持たない。
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**[[ライフ]]を[[失う]][[効果]]に対しては意味を持たない。
**あなたのライフが1点未満になっているが、[[リッチの熟達/Lich's Mastery]]などによってゲームに敗北しないでいるなら、あなたに与えられるダメージによってあなたのライフ総量は(通常通り)0点を下回って下がり続ける。
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**あなたのライフが1点未満になっているが、[[リッチの熟達/Lich's Mastery]]などによってゲームに[[敗北]]しないでいるなら、あなたに与えられるダメージによってあなたのライフ総量は(通常通り)0点を下回って下がり続ける。
 
**[[統率者戦]]では、[[統率者ダメージ]]も与えたダメージの分記録される。
 
**[[統率者戦]]では、[[統率者ダメージ]]も与えたダメージの分記録される。
 
*[[起動型能力]]であなたのライフ総量が10点になったとき、あなたはその差分のライフを得たり失う。
 
*[[起動型能力]]であなたのライフ総量が10点になったとき、あなたはその差分のライフを得たり失う。

2019年3月20日 (水) 10:43時点における版


Angel of Grace / 恩寵の天使 (3)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)

瞬速
飛行
恩寵の天使が戦場に出たとき、ターン終了時まで、あなたのライフ総量を1点未満に減少させるダメージは、代わりにあなたのライフ総量を1点になるまで減少させる。
(4)(白)(白),あなたの墓地から恩寵の天使を追放する:あなたのライフ総量は10点になる。

5/4

崇拝/Worship系の効果を持つ神話レア天使。自分のライフ総量を10点にする墓地起動できる起動型能力も併せ持つ。

5マナ5/4瞬速飛行という高い基礎性能に、2つのメリット能力を併せ持つ良質なクリーチャー戦場に出しさえすればそのターン中ダメージにより敗北する事は無くなり、対戦相手攻撃をいなしつつ反撃を叩き込んで勝利する、あるいはブロッカーとして迎え撃った後、自ら墓地に落ちてライフを立て直すといった使い方ができる。またマナをフル投入した苦悩火/Banefireを対策できる数少ないカードであり、サイドボードからの投入も考えられる。

ただし天使の嗜み/Angel's Graceと異なり刹那を持たないので、恩寵の天使を唱えるのに対応してETB能力がスタックに乗る前に)ライフを0以下にするダメージ与えられてしまうと意味がない。また5マナという重さも取り回しが悪く、総じて大型クリーチャー化したがゆえ器用貧乏になった感が否めない。

登場時点のスタンダードでは天使デッキに少数採用されるに留まっている。黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringerとマナ域が被るものの、そちらが伝説のクリーチャーであるため散らす目的で採用されている。

リミテッドでは大型フライヤーというだけで十分強力。墓地での起動型能力による延命が活きる場面も多い。 ただ盤面を固定する/覆せる能力ではないため、ボムレアが多いこのサイクルの中では地味な印象が強い。

ルール

関連カード

サイクル

ラヴニカの献身神話レア単色クリーチャーサイクル

参考

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