恐竜

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=恐竜/Dinosaur=
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'''恐竜'''/''Dinosaur''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。現実の世界においては中生代(約2億5000万年前〜約6500万年前)に繁栄した爬虫類の一種で、中生代の末に絶滅した。
  
[[銀枠]]にのみ存在する[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。
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現実の世界においては中生代(約2億5000万年前〜約6500万年前)に繁栄した爬虫類の一種で、中生代の末に絶滅した。
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[[アイスエイジ]]の[[Pygmy Allosaurus]]のクリーチャー・タイプとして登場したが、その後新たな恐竜は[[アンヒンジド]]の[[Old Fogey]]以外登場することはなく、恐竜に分類されそうな[[クリーチャー]]も[[トカゲ]]や[[ビースト]]などになっていた。[[2007年9月サブタイプ変更]]でPygmy Allosaurusがトカゲに変更され、同時に[[銀枠]]のみに存在するクリーチャー・タイプは[[総合ルール]]から外されたことで絶滅。その後長い間Old Fogeyのみが持つクリーチャー・タイプであったが、[[イクサラン・ブロック]]登場に合わせて復活。新たに新種が追加されたほか、見た目や名前が恐竜に分類されるクリーチャーも[[オラクル]]更新で恐竜になった。
  
[[アイスエイジ]][[Pygmy Allosaurus]]のクリーチャー・タイプとして登場したが、その後ずっと新たな恐竜が出てくることはなく、恐竜に分類されそうな[[クリーチャー]]もクリーチャー・タイプが[[トカゲ]]などになっていた。
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[[]][[]][[]]、およびそれらの組み合わせの[[多色]]に存在する。[[大型クリーチャー|巨大]]なものから[[小型クリーチャー|小型]]のものまで[[サイズ]]は様々。イクサラン・ブロックでは専用の[[能力語]]である[[激昂]]が登場している。
このまま消えていくかと思われたが、[[アンヒンジド]][[Old Fogey]]が登場。
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いかんせん[[銀枠]]の上に絶滅しそうなことをネタにされての登場なので新たな恐竜が登場するかはかなり怪しいものの、少なくとも当面の廃止は免れたと思われていた。
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しかし[[ローウィン]]リリース時の[[ルーリング]]により、アンシリーズのみにある[[クリーチャー・タイプ]]は[[マジック]]のクリーチャー・タイプとは認められなくなり、[[Pygmy Allosaurus]]も[[トカゲ]]になった。
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これにより、恐竜は公式のルールでは使えなくなった。
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*実は、厳密な定義だと翼竜(空を飛んだ爬虫類)や首長竜(水中に生息した爬虫類)などは恐竜ではない。→[[Wikipedia:恐竜]]
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[[部族カード]]はイクサラン・ブロックに豊富に存在し、[[ロード (俗称)|ロード]]の[[轟く棘背びれ/Thundering Spineback]]、[[コスト]]を[[コスト減少カード|減少]]させる[[キンジャーリの呼び手/Kinjalli's Caller]]、恐竜を参照して強化される[[大物群れの操り手/Drover of the Mighty]]などが登場している。
*また、鳥類は恐竜から進化したと考えられている。
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恐竜・トークンを[[生成]]する[[カード]]も複数存在するが、いずれも緑の[[トランプル]]を持つ3/3である(→[[トークン一覧]])。
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[[伝説の]]恐竜は[[イクサラン]]現在[[太陽の化身、ギシャス/Gishath, Sun's Avatar]]のみ。
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*[[イクサラン]]での復活に先立つ[[2014年]]、[[Mark Rosewater]]は「いつ、恐竜が登場しますか?」という質問に対し、先史時代の世界は[[プレイヤー]]からよく問い合わせを受ける内容の1つであり、いつかは実現するだろうと答えていた。<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/say-when-2014-12-08 Say When]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0011702/ 「いつ」の話]( Making Magic 2014年12月8日 Mark Rosewater)</ref>
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*厳密な定義だと翼竜(空を飛んだ爬虫類)や首長竜(水中に生息した爬虫類)などは恐竜ではない。また鳥類は恐竜から進化した、あるいは鳥類は恐竜に含まれると考えられている。→[[Wikipedia:ja:恐竜]]
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**[[輝くエアロサウルス/Shining Aerosaur]]のように翼竜がモデルのクリーチャーも存在するが、科学的な厳密さよりもゲーム上の使いやすさと分かりやすさを優先したため、それらのクリーチャー・タイプも恐竜である。<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/dinosaurs-and-vampires-and-pirates-and-merfolk-oh-my-part-2-2017-10-02 Dinosaurs and Vampires and Pirates (and Merfolk), Oh My, Part 2 ]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0019688/  恐竜と吸血鬼と海賊(とマーフォーク) 愛するあなたのため その2]( Making Magic 2017年10月2日 Mark Rosewater)</ref>
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==[[2017年のオラクル更新]]にて恐竜に変更されたカード==
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以下は、イクサラン・ブロックに合わせて恐竜にクリーチャー・タイプが変更されたカードである。<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/ixalan-update-bulletin-2017-09-28 Ixalan Update Bulletin](News 2017年9月28日)</ref>
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*[[最上位のティラナックス/Alpha Tyrranax]]
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*[[死霧の猛禽/Deathmist Raptor]]
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*[[ドロモザウルス/Dromosaur]]
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*[[熱狂の猛禽/Frenetic Raptor]]
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*[[キノコザウルス/Fungusaur]]
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*[[放漫トカゲ/Imperiosaur]]
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*[[マグマザウルス/Magmasaur]]
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*[[パンゴザウルス/Pangosaur]]
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*[[朽ちゆく猛禽/Putrid Raptor]]
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*[[Pygmy Allosaurus]]
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*[[尾根の頂の猛禽/Ridgetop Raptor]]
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*[[シヴの猛竜/Shivan Raptor]]
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*[[ティラナックス/Tyrranax]]
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以下は、上記と同時に発表された「恐竜のようだが恐竜ではない」とされたカードである。
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*[[アロサウルス乗り/Allosaurus Rider]] - 乗り手が本体であるため。([[騎士]]に[[馬]]のクリーチャー・タイプが無いのと同じ理由)
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*[[ヒストロドン/Hystrodon]]、[[鎚鉾尾のヒストロドン/Macetail Hystrodon]]、[[スカイシュラウドの軍獣/Skyshroud War Beast]] - 恐竜のようだが先史時代の生物をモチーフとしているからであり、実際は恐竜ではないため。
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*[[ファイレクシアの魂喰らい/Phyrexian Soulgorger]] - 恐竜を模した[[アーティファクト・クリーチャー]]であるため。([[ドラゴン・エンジン/Dragon Engine]]と同じ理由)
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*[[ピグミー・パイロザウルス/Pygmy Pyrosaur]] - 名前も見た目も恐竜のようだがサイズが小さく、[[フレイバー・テキスト]]でトカゲだと述べられているため。
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==脚注==
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<references />
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[サブタイプ:Dinosaur|恐竜(Dinosaur)で検索]]
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*{{WHISPER検索/サブタイプ|Dinosaur|恐竜(Dinosaur)}}
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*{{WHISPER検索/カードテキスト|Dinosaur|恐竜(Dinosaur)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
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[[Category:クリーチャー・タイプ|きようりゆう]]
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__NOTOC__

2017年10月16日 (月) 16:17時点における版

恐竜/Dinosaurは、クリーチャー・タイプの1つ。現実の世界においては中生代(約2億5000万年前〜約6500万年前)に繁栄した爬虫類の一種で、中生代の末に絶滅した。


Pygmy Allosaurus (2)(緑)
クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)

沼渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが沼(Swamp)をコントロールしているかぎりブロックされない。)

2/2


Raptor Hatchling / 猛竜の幼生 (1)(赤)
クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)

激昂 ― 猛竜の幼生にダメージが与えられるたび、トランプルを持つ緑の3/3の恐竜(Dinosaur)クリーチャー・トークンを1体生成する。

1/1


Gishath, Sun's Avatar / 太陽の化身、ギシャス (5)(赤)(緑)(白)
伝説のクリーチャー — 恐竜(Dinosaur) アバター(Avatar)

警戒、トランプル、速攻
太陽の化身、ギシャスがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたのライブラリーの一番上にあるその点数に等しい枚数のカードを公開する。その中から望む枚数の恐竜(Dinosaur)クリーチャー・カードを戦場に出し、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。

7/6

アイスエイジPygmy Allosaurusのクリーチャー・タイプとして登場したが、その後新たな恐竜はアンヒンジドOld Fogey以外登場することはなく、恐竜に分類されそうなクリーチャートカゲビーストなどになっていた。2007年9月サブタイプ変更でPygmy Allosaurusがトカゲに変更され、同時に銀枠のみに存在するクリーチャー・タイプは総合ルールから外されたことで絶滅。その後長い間Old Fogeyのみが持つクリーチャー・タイプであったが、イクサラン・ブロック登場に合わせて復活。新たに新種が追加されたほか、見た目や名前が恐竜に分類されるクリーチャーもオラクル更新で恐竜になった。

、およびそれらの組み合わせの多色に存在する。巨大なものから小型のものまでサイズは様々。イクサラン・ブロックでは専用の能力語である激昂が登場している。

部族カードはイクサラン・ブロックに豊富に存在し、ロード轟く棘背びれ/Thundering Spinebackコスト減少させるキンジャーリの呼び手/Kinjalli's Caller、恐竜を参照して強化される大物群れの操り手/Drover of the Mightyなどが登場している。

恐竜・トークンを生成するカードも複数存在するが、いずれも緑のトランプルを持つ3/3である(→トークン一覧)。

伝説の恐竜はイクサラン現在太陽の化身、ギシャス/Gishath, Sun's Avatarのみ。

  • イクサランでの復活に先立つ2014年Mark Rosewaterは「いつ、恐竜が登場しますか?」という質問に対し、先史時代の世界はプレイヤーからよく問い合わせを受ける内容の1つであり、いつかは実現するだろうと答えていた。[1]
  • 厳密な定義だと翼竜(空を飛んだ爬虫類)や首長竜(水中に生息した爬虫類)などは恐竜ではない。また鳥類は恐竜から進化した、あるいは鳥類は恐竜に含まれると考えられている。→Wikipedia:ja:恐竜
    • 輝くエアロサウルス/Shining Aerosaurのように翼竜がモデルのクリーチャーも存在するが、科学的な厳密さよりもゲーム上の使いやすさと分かりやすさを優先したため、それらのクリーチャー・タイプも恐竜である。[2]

2017年のオラクル更新にて恐竜に変更されたカード

以下は、イクサラン・ブロックに合わせて恐竜にクリーチャー・タイプが変更されたカードである。[3]

以下は、上記と同時に発表された「恐竜のようだが恐竜ではない」とされたカードである。

脚注

  1. Say When/「いつ」の話( Making Magic 2014年12月8日 Mark Rosewater)
  2. Dinosaurs and Vampires and Pirates (and Merfolk), Oh My, Part 2 /恐竜と吸血鬼と海賊(とマーフォーク) 愛するあなたのため その2( Making Magic 2017年10月2日 Mark Rosewater)
  3. Ixalan Update Bulletin(News 2017年9月28日)

参考

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