墓地の世話好き/Graveyard Busybody

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墓地の世話好き/Graveyard Busybody (4)(青)(青)
クリーチャー — 人間(Human)・スパイ(Spy)

すべての墓地はあなたの墓地である。
墓地の世話好きのパワーとタフネスはそれぞれあなたの墓地にあるフレイバー・テキストの書かれたカードの枚数に等しい。

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アーティスト:Bram Sels


すべての墓地あなたのものにしてしまうS.N.E.A.K.職員/Agents of S.N.E.A.K.スパイ

1つ目の能力は、単純に言うと「すべての墓地はあなたコントロールする」ということ。例えばこのカードの2つ目の能力は、あなたの墓地にあるフレイバー・テキストの書かれたカードを参照するが、1つ目の能力によってすべてのプレイヤーの墓地を参照することになる。ゾンビ化/Zombifyのようなカードは対戦相手の墓地にあるカードを対象にできるし、墓地から起動したり誘発するような能力はあなたがコントロールする能力となる。領域そのものは変わることはないので、対戦相手の墓地を混ぜ合わせないように注意。

2つ目の能力はP/Tが墓地のフレイバー・テキスト持ちによって変動するという不安定なもの。前述の通り対戦相手の墓地も参照するため出てすぐ即死ということはないだろう。

究極の墓地利用サポートカードであり墓地対策カードでもあるのだが、対戦相手の墓地はないものとして扱われるため、ペット計画/Pet ProjectのようにディスシナジーとなるカードもUnstable内にあるので注意。

ルール

  • 「すべての墓地はあなたの墓地である。」とは、すべての墓地は他のプレイヤーのコントロール下ではないということである(領域そのものにも墓地のカードにもコントローラーは存在しないので、ルール的に正しい言い方ではない)。
    • あなたの墓地を参照する効果は、すべての墓地を参照する。あなたの墓地からカードを追放するコストを払う場合、対戦相手がオーナーの墓地のカードを追放してもよい。すべての墓地のカードの起動型能力はあなたが起動できるし、誘発型能力はあなたのコントロールの下で誘発する。逆に対戦相手はそれらを行うことができなくなる。
  • 支配するプレイヤーが変わるだけで、墓地は別々のままであることに注意。互いの墓地を混ぜ合わせたりしてはいけない。
    • カードが墓地に置かれる場合、それは(あなたがコントロールする)そのオーナーの墓地に置かれる。
  • あなたの墓地をあなたのライブラリーに加えて切り直すという効果がある場合、すべての墓地のカードをそのオーナーのライブラリーに加えて切り直す。あなたのライブラリーに他人の墓地を混ぜてはいけない。
    • FAQには書いていないが、同様に死者再生/Raise Deadのような効果も、カードはあなたの手札ではなくそのオーナーの手札に戻るものと思われる。Unstable内には他人のカードを手札に加えるよう指示するカードもあるが、墓地の世話好きは墓地以外に干渉するとは書いていない。……しかしアン・ゲームであるが故にそのあたりは各自協議の上で決定するのがいいかもしれない。
  • 複数のプレイヤーが墓地の世話好きをコントロールしていた場合、タイムスタンプが最も新しい墓地の世話好きの効果が最後に適用される。墓地のコントロールを勝ち取れなかったプレイヤーの墓地の世話好きは、P/Tが0/0となってしまい墓地に置かれる。

参考

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