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基本土地/Basic Landとは、特殊タイプ「基本」を持つ土地のこと。
基本土地は4枚制限ルールの制約を受けないため、英語で同名のカードを5枚以上1つのデッキに入れてもよい。
基本土地タイプを持つかどうかは、基本土地かどうかとは無関係である。基本土地タイプを持たない基本土地が存在していてもよいし、基本土地タイプを持つ基本でない土地が存在していてもよい(→デュアルランド、ショックランド)。
以前は「基本地形」と訳されていたが、第9版から特殊タイプ"Basic"の訳が「基本」に変更されるのに伴い、現在の訳に変更された(ただし、それ以前から日本語版総合ルールでは変更されていた)。
基本土地は基本セットと独立型エキスパンションに収録されており、それらのブースターパックやトーナメントパック、ファットパック、構築済みデッキなどに封入されている。ブースターパックの項目も参照のこと。
基本土地一覧
現在、基本土地であるカードは以下の10種類のみ。
デザインの変遷
- このページは作りかけです。
- 各セットごとの基本土地に関する収録・再録の状況など、詳しい情報の記載はもちろん、誤字・誤情報の修正など、あらゆる御協力をお願い致します。
- ドミナリアの南の果てにあると言われる島、カリマン/Caliman島の様子を描いた基本土地。
- 前回のポータルで初登場した「文章欄にマナ・シンボルが大きく印刷されたデザインの基本土地」が復活。
- 現在も続いている「文章欄にマナ・シンボルが大きく印刷されたデザインの基本土地」は、このポータル版が初出である。文章欄にマナ能力を記述していた今までのデザイと異なり、直感的に判りやすいものになった。反面、初心者にルールを勘違いさせる原因になるとして、現在でもこの変更の是非は議論されている(過ぎ去りし日々)。
- アーティストは平地をDouglas Shuler氏、島をEric Peterson氏、沼をRomas氏、山をBrian Durfee氏、森をJohn Avon氏がそれぞれ担当。
- イラストは物語の舞台となるアフリカ風の魔境、ジャムーラ/Jamuraa大陸の様子は描いたものである。
- 今回のアーティストもまた、アルファ~アイスエイジまでと同じく、各基本土地のイラストを5人のアーティストが担当する方式である。それぞれ平地がTom Wänerstrand氏、島がDouglas Shuler氏、沼がBob Eggleton氏、山がJohn Avon氏、森がTony Roberts氏。
- イラストがつながっているもの(大きな一つのイラストを分割したもの)がいくつかある。
- このセットより、大型セットに収録される基本土地の枚数が20種類となる。
- 基本土地15種類、プラスBasic Snow Land5種類の計20種類。
- イラストが全て新規のものとなる。「ドミナリア/Dominariaに訪れた氷河期」というアイスエイジの背景世界を表現するため(平地/Plainsの2種類目と3種類目を除けば)雪の冷たさや冬の寒さを表現したイラストばかりである。
- アーティストはアルファ~リバイズドまでの時と同じく、5人のアーティストが各基本土地のイラストを担当する方式である。それぞれ平地がChristopher Rush氏。島がAnson Maddocks氏、沼がDouglas Shuler氏、山がTom Wänerstrand氏、森がPat Morrissey氏。
- 基本氷雪土地/Basic Snow Landとは、特殊タイプの「基本/Basic」と[[氷雪|「氷雪/Snow」を持つ土地のサイクルである。後にコールドスナップが発売されるまでは「雪かぶり土地/Snow-Covered Land」と呼称されていた。詳細は雪かぶり土地と基本氷雪土地/Basic Snow Landの項目を参照。
- 雪かぶり土地はアイスエイジのスターターにのみ収録されていた。言い換えれば、アイスエイジのブースターパックからは絶対に入手不可能であった。
- 「新規イラストの基本土地」と「スターターパック限定の雪かぶり土地」。これら2つの事情は、過去の基本セットから充分な枚数の基本土地を収集済みの既存プレイヤーや上級プレイヤーたちに対しても、スターターパックの購入を促した。
- 手違いでアラビアンナイトに封入された山に続き、このアイスエイジにて他4種の各基本土地に、初めてエキスパンション・シンボルが印刷された。
- このセット以降、大型エキスパンションには、新規イラストの基本土地が採用される事が定番となった。
- 全15種類。
- タップ・シンボルが「四角(カード)の中に曲がった矢印が描かれた記号」に変更される。また、白マナのマナ・シンボルが現在と同じものに変更された。
- イラストはこれまでのものと全て同じだが、印刷技術の向上により、見違えるほど色鮮やかなものとなっている。
- ブースターパックに基本土地は封入されていない。そのため、これらの基本土地の入手手段はスターターデッキや構築済みデッキ、ギフトボックスなどに限られている。
- 初の日本語版基本土地が登場。日本語版の基本土地は黒枠である。
- 全15種類。
- タップ・シンボルが初採用される。その他はアンリテッドとイラストも白枠であることも全て同じなので、リバイズトの基本土地かアンリミテッドのそれかを判別する方法は、タップ・シンボルを見ればよい。
- 「レア枠に基本土地(レアの代わりに基本土地)が封入されている事がある」の仕様は、このセットが最後である。
- ドイツ語版にのみ、イラストが2種類目の沼となった蠢く骸骨/Drudge Skeletonsのエラーカード、通称「沼ルトン」が存在する。(参考画像)イラストこそ沼だが、ルール上は蠢く骸骨として扱うため沼/Swampではない。
- 全1種
- 手違いで山/Mountainのみが収録された。手違いであるため、他4種の基本土地は収録されていない。
- 収録された山のイラストは、ベータとアンリミテッドで収録された「3種類目の山/Mountain」と同じもの。
- 判別方法はエキスパンション・シンボルの有無である。
- これにより、山は他4種より先駆けて「エキスパンション・シンボルを持った初の基本土地」となる。
- 2013年7月13日以前のルールでは、City in a Bottleが場に存在する状況下において、この”アラビアンナイトのエキスパンション・シンボルを持つこの山”のプレイは制限されていた。しかしルール改訂により、この制限は無くなった。(※詳細は対エキスパンションカードの項目を参照。)
- 全15種類。
- イラストはアルファ、ベータのそれらと全て同じ。
- 黒枠でなく白枠となる。
- ベータ時にあった「ブースターパックにおける基本土地封入の片寄り」は修正された。しかし、相変わらず一定の確率でレア枠に基本土地(レアの代わりに基本土地)が封入されている。
- 全15種類。
- アルファで作られた分の再録に加えて、各土地にそれぞれ1枚ずつ新規イラストが追加された。追加された3種類目のイラストもまた、アルファの時に各基本土地を担当したアーティストたちによる作である。
- ベータより『アルファのカードは現在のものよりも四隅が丸みを帯びている』というカードの特徴が修正された。そのため、アルファの土地かベータの土地かを判別する際は。この点に注意すればよい。
- アルファに引き続きブースターパックにはこれらの各基本土地が封入されている。しかし印刷シートの仕様上の関係から、レア枠から出てくる基本土地は島/Islandのみである。他4種の土地はコモン、アンコモンの枠に収録されている。
参考