基本土地

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
32行: 32行:
  
 
==その他==
 
==その他==
*[[アングルード]]や[[ゼンディカー]]など、いくつかのカード・セットにはカード全面にイラストが印刷された基本土地(フルアート基本土地)が収録されている({{Gatherer|id=195179|カード画像}})。
+
*[[アングルード]]や[[ゼンディカー]]など、いくつかのカード・セットにはカード全面にイラストが印刷された基本土地(フルアート基本土地)が収録されている({{Gatherer|id=195179|カード画像}})。逆に全面が[[文章欄]]のフルテキスト基本土地も存在する<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/now-entering-dr-lairs-secretorium-superdrop-2021-04-22 Now Entering Dr. Lair's Secretorium Superdrop]([[Daily MTG]] [[2021年]]4月22日)</ref>。
 
*[[神河物語]]や[[エルドラージ覚醒]]など、いくつかのカード・セットの基本土地は[[コレクター番号]]順に並べると1枚の[[絵]]になる。
 
*[[神河物語]]や[[エルドラージ覚醒]]など、いくつかのカード・セットの基本土地は[[コレクター番号]]順に並べると1枚の[[絵]]になる。
 
*以前は「'''基本地形'''」、[[第8版]]の[[タイプ行]]でのみ「'''土地(基本地形)'''」と訳されていたが、[[第9版]]から現在の訳に変更された(ただし、それ以前から日本語版[[総合ルール]]では変更されていた)。<!-- 具体的には総合ルール(私訳第 3.6.2.0 版)から -->
 
*以前は「'''基本地形'''」、[[第8版]]の[[タイプ行]]でのみ「'''土地(基本地形)'''」と訳されていたが、[[第9版]]から現在の訳に変更された(ただし、それ以前から日本語版[[総合ルール]]では変更されていた)。<!-- 具体的には総合ルール(私訳第 3.6.2.0 版)から -->
38行: 38行:
 
*上記11種の他に、[[構築]]で使用できず[[総合ルール]]でもサポートされない基本土地として[[Barry's Land]]がある。
 
*上記11種の他に、[[構築]]で使用できず[[総合ルール]]でもサポートされない基本土地として[[Barry's Land]]がある。
 
===デザインの変遷===
 
===デザインの変遷===
かつての基本土地カードは通常のカードと同様に、[[文章欄]]に{{Gatherer|id=8325|マナ能力が記述されていた}}。[[初心者向け]]セットの[[ポータル]]シリーズで現在のように[[マナ・シンボル]]が{{Gatherer|id=4425|大きく印刷されたデザイン}}が登場し、[[第6版]]以降これが定着した([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/evolution-basic-land-2015-10-06 参考])。
+
かつての基本土地カードは通常のカードと同様に、[[文章欄]]に{{Gatherer|id=8325|マナ能力が記述されていた}}。[[初心者向け]]セットの[[ポータル]]シリーズで現在のように[[マナ・シンボル]]が{{Gatherer|id=4425|大きく印刷されたデザイン}}が登場し、[[第6版]]以降これが定着した<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/evolution-basic-land-2015-10-06 Evolution of the Basic Land]([[Daily MTG]] [[2015年]]10月6日)</ref>。
*直感的に判りやすくなった反面、初心者にルールを勘違いさせる原因になるとして、現在でもこの変更の是非は議論されている([http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0010720/ 参考])。
+
*直感的に判りやすくなった反面、初心者にルールを勘違いさせる原因になるとして、現在でもこの変更の是非は議論されている<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0010720/ 過ぎ去りし日々]([[Making Magic]] [[2014年]]5月12日)</ref>。
 +
 
 +
==脚注==
 +
<references />
  
 
==参考==
 
==参考==

2021年4月26日 (月) 15:35時点における版

基本土地/Basic Landとは、特殊タイプ基本」を持つ土地のこと。


Plains / 平地
基本土地 — 平地(Plains)

(白)



Snow-Covered Plains / 冠雪の平地
基本氷雪土地 — 平地(Plains)



Wastes / 荒地
基本土地

(T):(◇)を加える。


基本土地は4枚制限ルールの制約を受けないため、英語で同名のカードを5枚以上1つのデッキに入れてもよい。

基本土地タイプを持つかどうかは、基本土地かどうかとは無関係である。基本土地タイプを持たない基本土地が存在していてもよい(→荒地/Wastes)し、基本土地タイプを持つ基本でない土地が存在していてもよい(→デュアルランドなど)。

基本土地一覧

現在、基本土地であるカードは以下の11種類。

その他

  • アングルードゼンディカーなど、いくつかのカード・セットにはカード全面にイラストが印刷された基本土地(フルアート基本土地)が収録されている(カード画像)。逆に全面が文章欄のフルテキスト基本土地も存在する[1]
  • 神河物語エルドラージ覚醒など、いくつかのカード・セットの基本土地はコレクター番号順に並べると1枚のになる。
  • 以前は「基本地形」、第8版タイプ行でのみ「土地(基本地形)」と訳されていたが、第9版から現在の訳に変更された(ただし、それ以前から日本語版総合ルールでは変更されていた)。
  • 「基本地形/Basic Land」という表現が当たり前に使われる一方で、第8版より以前の基本土地カードのタイプ行には「土地/Land」とだけ表記され、特殊タイプの「基本」も、土地タイプの表記もなかった(画像)。ウルザランド砂漠/Desertに土地タイプが加えられたのも後年のことで、それまではルールによって「土地はカード名と同じ土地タイプを持つ」と定められていた。デュアルランドや棲み家のように特定の土地タイプを持つカードは、ルール文章にその旨が書かれていた。
  • 上記11種の他に、構築で使用できず総合ルールでもサポートされない基本土地としてBarry's Landがある。

デザインの変遷

かつての基本土地カードは通常のカードと同様に、文章欄マナ能力が記述されていた初心者向けセットのポータルシリーズで現在のようにマナ・シンボル大きく印刷されたデザインが登場し、第6版以降これが定着した[2]

  • 直感的に判りやすくなった反面、初心者にルールを勘違いさせる原因になるとして、現在でもこの変更の是非は議論されている[3]

脚注

  1. Now Entering Dr. Lair's Secretorium Superdrop(Daily MTG 2021年4月22日)
  2. Evolution of the Basic Land(Daily MTG 2015年10月6日)
  3. 過ぎ去りし日々(Making Magic 2014年5月12日)

参考

QR Code.gif