唱える

提供:MTG Wiki

2015年2月18日 (水) 10:16時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

唱える/Castは、キーワード処理の1つ。呪文を使うときに行われる処理である。

目次

定義

呪文を唱えるとは、やがて解決されてその効果が発生するよう、その呪文を現在ある場所(通常は手札)からスタックに置き、コスト支払うことを意味する。呪文を唱えるためには、以下の一連の手順を踏む必要がある(詳細はCR:601.2を参照)。手順を完了できない場合、それは不正な処理として巻き戻される。

  1. 呪文を唱えることを宣言し、カードを元ある領域からスタックの一番上に移動する。
  2. その呪文がモードを持つ場合、そのモードの選択を宣言する。
  3. その呪文が代替コスト追加コストなどを持つ場合、どれを支払うのかを宣言する。マナ・コストXを含んでいるなど可変のコストを持つ場合、その値を宣言する。混成マナ・シンボルファイレクシア・マナ・シンボルを持つ場合、どのように支払うかを宣言する。
  4. 対象の数を宣言したのち、対象を宣言する。
    • 対象への割り振りがある場合は、それをどう割り振るかを宣言する。
  5. 総コストが決定される。これ以降、総コストは固定される。
    • 総コストにマナの支払いが含まれる場合、マナ能力を起動する機会を得る。
  6. すべてのコストを好きな順で支払う。

これらの手順を完了することで、呪文は唱えられたことになる。この条件で誘発する能力はその時点で誘発する。

解説

基本セット2010で制定されたキーワード処理であり、以前(第6版から)は、土地プレイ起動型能力起動を含めてすべて「プレイ」と呼んでいた。

Castという概念は、アルファから存在したものの、第6版でプレイに統合されたため、長年の間廃語となっていた。なお、その時の日本語訳は「かける」であった。

ルール

  • 呪文を唱える一連の手順の間に優先権は発生せず、どのプレイヤーも呪文を唱えたり能力を起動したりすることはできない。ただし、マナ能力はコストを支払う前にのみ起動できる。
  • 必要なコストが支払える限り、1ターンに唱えることができる呪文の数にルール上の制限はない。
  • たとえその呪文の解決時に効果が発揮されない事があっても、適切な対象を取りコストを支払えるなら呪文を唱える事は適正なプレイである。
    • 「クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。」という効果を持つ圧点/Pressure Pointを既にタップ状態のクリーチャーに唱えてもよいし、「対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚捨てる。」という効果を持つ詭計/Deceptionを手札が1枚以下の対戦相手に唱えてもよい。
  • CR601.2の手順を踏まずにスタックや戦場に置かれたものは「唱えられた」とは言わない。
  • 「カードを唱える」は、そのカードを呪文として唱えることである。
  • 呪文を唱えることを許可したり制限したりする効果の影響は、唱える宣言をする際(上記定義の1の始め)、スタックに移動させる前の場所でチェックされる。
    • 分割カード融合せず唱える場合は、スタックに置く前に唱える側を決定する。呪文を唱えることを許可したり制限したりする効果の影響は、この時決定した側の特性のみをチェックする。
  • 通常、インスタントはプレイヤーが優先権を持っている時に唱える事ができ、ソーサリークリーチャーアーティファクトエンチャントプレインズウォーカーはそのプレイヤーのメイン・フェイズ中でスタックが空の間に優先権を持っている時に唱える事ができる。
    • 一部の呪文や能力はその解決時に呪文を唱えさせる事を許可する。その場合、プレイヤーは上記の制限を無視して呪文を唱える事ができる。

その他

  • スタックに乗る時点を勘違いしやすいため、注意が必要。
  • ソーサリー呪文またはインスタント呪文を唱えることを、俗に「(呪文を)撃つ」とも表現する。

参考

引用:総合ルール 20210922.1

引用:総合ルール 20210922.1

QR Code.gif