反復

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ルール: CR番号ズレの修正)
(2人の利用者による、間の5版が非表示)
3行: 3行:
 
|英名=Rebound
 
|英名=Rebound
 
|種別=[[常在型能力]]
 
|種別=[[常在型能力]]
|登場セット=[[エルドラージ覚醒]]<br/>[[タルキール龍紀伝]]<br/>[[統率者2017]]
+
|登場セット=[[エルドラージ覚醒]]<br/>[[タルキール龍紀伝]]<br/>[[統率者2017]]<br>[[モダンホライゾン]]<br>[[モダンホライゾン2]]<br>[[フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]]
 
|リーガル=legal
 
|リーガル=legal
 
}}
 
}}
 
{{Otheruses|キーワード能力|[[時のらせん]]初出の[[インスタント]]・[[カード]]|反復/Reiterate}}
 
{{Otheruses|キーワード能力|[[時のらせん]]初出の[[インスタント]]・[[カード]]|反復/Reiterate}}
'''反復'''(はんぷく)/''Rebound'' は、[[エルドラージ覚醒]]で登場し、[[タルキール龍紀伝]]および[[統率者2017]]で再登場した[[キーワード能力]]。[[インスタント]]や[[ソーサリー]]が持つ、それが[[スタック]]上にあるときに働く[[常在型能力]]であり、[[遅延誘発型能力]]を生成する。
+
'''反復'''(はんぷく)/''Rebound'' は、[[エルドラージ覚醒]]で初登場した[[キーワード能力]]。[[インスタント]]や[[ソーサリー]]が持つ、それが[[スタック]]上にあるときに働く[[常在型能力]]であり、[[遅延誘発型能力]]を生成する。
  
 
{{#card:Distortion Strike}}
 
{{#card:Distortion Strike}}
  
 
==定義==
 
==定義==
'''反復'''/''Rebound'' は、「この[[呪文]]が[[手札]]から[[唱える|唱え]]られた場合、[[解決]]時にそれを[[あなた]]の[[墓地]]に置く[[代わりに]]、それを[[追放]]し、あなたの次の[[アップキープ]]の開始時に、あなたはこのカードを追放[[領域]]からそれの[[マナ・コスト]]を支払わずに唱えてもよい。」を意味する。
+
'''反復'''/''Rebound'' は、「この[[呪文]]が[[手札]]から[[唱える|唱え]]られた場合、[[解決]]時にそれを[[あなた]]の[[墓地]]に置く[[代わりに]]、それを[[追放]]し、あなたの次の[[アップキープ]]の開始時に、あなたはこのカードを追放[[領域]]からそれの[[マナ・コストを支払うことなく唱える|マナ・コストを支払わずに唱え]]てもよい。」を意味する。
  
 
==解説==
 
==解説==
 
インスタントやソーサリーを1回唱えたなら、2回目をタダで唱えられる能力である。ただし2回目は、次の自分のアップキープの開始時のタイミングに限定されており、1回目との間にはタイムラグがある。
 
インスタントやソーサリーを1回唱えたなら、2回目をタダで唱えられる能力である。ただし2回目は、次の自分のアップキープの開始時のタイミングに限定されており、1回目との間にはタイムラグがある。
 +
 +
全色に存在するが、特に[[白]]と[[青]]に多い。[[タルキール龍紀伝]]では[[白青]]の[[オジュタイ氏族/The Ojutai clan]]のメカニズムとされている。
  
 
===ルール===
 
===ルール===
21行: 23行:
 
*呪文が手札から唱えられていない場合には機能しない。
 
*呪文が手札から唱えられていない場合には機能しない。
 
**すなわち、呪文の[[コピー]]や、反復により2回目に唱えた呪文、墓地から唱えた呪文などに対しては効果がない。解決後は、追放されることなく、通常通り墓地に置かれる。
 
**すなわち、呪文の[[コピー]]や、反復により2回目に唱えた呪文、墓地から唱えた呪文などに対しては効果がない。解決後は、追放されることなく、通常通り墓地に置かれる。
*2回目に唱えるのは、遅延誘発型能力の解決の一部である({{CR|608.2f}})。そのため、反復を持つソーサリー呪文であっても、アップキープ開始時のタイミングで唱えることができる。
+
*2回目に唱えるのは、遅延誘発型能力の[[解決中に呪文を唱える]]({{CR|608.2g}})。そのため、反復を持つソーサリー呪文であっても、アップキープ開始時のタイミングで唱えることができる。
 
*2回目に唱えるかどうかは任意である。唱えなかった場合、カードは追放領域に残り、それ以降に再度唱える機会は訪れない。
 
*2回目に唱えるかどうかは任意である。唱えなかった場合、カードは追放領域に残り、それ以降に再度唱える機会は訪れない。
 
**[[誘発忘れ]]に注意。
 
**[[誘発忘れ]]に注意。

2022年1月12日 (水) 21:43時点における版

反復/Rebound
種別 常在型能力
登場セット エルドラージ覚醒
タルキール龍紀伝
統率者2017
モダンホライゾン
モダンホライゾン2
フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ
CR CR:702.88

反復(はんぷく)/Rebound は、エルドラージ覚醒で初登場したキーワード能力インスタントソーサリーが持つ、それがスタック上にあるときに働く常在型能力であり、遅延誘発型能力を生成する。


Distortion Strike / ひずみの一撃 (青)
ソーサリー

クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+0の修整を受けるとともに、このターン、それはブロックされない。
反復(この呪文があなたの手札から唱えられたなら、これの解決に際し、これを追放する。あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からこれのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。)


定義

反復/Rebound は、「この呪文手札から唱えられた場合、解決時にそれをあなた墓地に置く代わりに、それを追放し、あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からそれのマナ・コストを支払わずに唱えてもよい。」を意味する。

解説

インスタントやソーサリーを1回唱えたなら、2回目をタダで唱えられる能力である。ただし2回目は、次の自分のアップキープの開始時のタイミングに限定されており、1回目との間にはタイムラグがある。

全色に存在するが、特にに多い。タルキール龍紀伝では白青オジュタイ氏族/The Ojutai clanのメカニズムとされている。

ルール

  • 反復を持つ呪文が、カウンター呪文などによって打ち消されたり、不正な対象であることによって立ち消えするなどの理由により解決しなかった場合、遅延誘発型能力は作られない。
  • 呪文が手札から唱えられていない場合には機能しない。
    • すなわち、呪文のコピーや、反復により2回目に唱えた呪文、墓地から唱えた呪文などに対しては効果がない。解決後は、追放されることなく、通常通り墓地に置かれる。
  • 2回目に唱えるのは、遅延誘発型能力の解決中に呪文を唱えるCR:608.2g)。そのため、反復を持つソーサリー呪文であっても、アップキープ開始時のタイミングで唱えることができる。
  • 2回目に唱えるかどうかは任意である。唱えなかった場合、カードは追放領域に残り、それ以降に再度唱える機会は訪れない。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif