出来事 (デッキ)

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'''出来事'''(''Adventure'')は、[[出来事]]を持つ[[カード]]([[当事者カード]])を中心とする[[デッキ]]の総称。英語読みで'''アドベンチャー'''とも呼ばれる。[[エルドレインの王権]]参入後の[[スタンダード]]環境に存在する。
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'''出来事'''(''Adventures'', ''Adventure'')は、[[出来事]]を持つ[[カード]]([[当事者カード]])を中心とする[[デッキ]]の総称。英名から'''アドベンチャー'''とも呼ばれる。[[エルドレインの王権]]参入後の[[スタンダード]]に存在する。
  
 
==概要==
 
==概要==
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{{#card:Lovestruck Beast}}
 
{{#card:Lovestruck Beast}}
  
[[キーカード]]は[[エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper]]。この[[カード]]の存在下で[[恋煩いの野獣/Lovestruck Beast]]などの[[当事者カード]]を連打し、[[手札]]を補充しながら戦う。更なる[[アドバンテージ]]源として[[幸運のクローバー/Lucky Clover]]が採用されることもある。
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[[キーカード]]は[[エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper]]。この[[カード]]の存在下で[[恋煩いの野獣/Lovestruck Beast]]などの[[当事者カード]]を連打し、[[手札]]を補充しながら戦う。
  
[[デッキカラー]]は様々で、[[穢れ沼の騎士/Foulmire Knight]]や[[残忍な騎士/Murderous Rider]]を用いる[[黒緑]]の'''ゴルガリ・アドベンチャー'''(''Golgari Adventure'')、[[砕骨の巨人/Bonecrusher Giant]]などのために[[赤]]を[[タッチ]]した[[黒赤緑]]の'''ジャンド・アドベンチャー'''(''Jund Adventure'')、[[フェアリーの導母/Faerie Guidemother]]や[[巨人落とし/Giant Killer]]を用いる[[緑白]]の'''セレズニア・アドベンチャー'''(''Selesnya Adventure'')などがある。
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[[デッキカラー]]は様々で、主に以下のようなバリエーションが存在する。
  
==サンプルレシピ==
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;黒緑
===黒緑===
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:[[黒緑]]のタイプ。'''ゴルガリ・アドベンチャー'''(''Golgari Adventures'')と呼ばれる。
*備考
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:[[穢れ沼の騎士/Foulmire Knight]][[残忍な騎士/Murderous Rider]]などの[[]]の当事者カードが用いられる。[[エルドレインの王権]]参入直後の出来事デッキの中心的存在。
**[[ミシックチャンピオンシップリッチモンド19]] ベスト8([https://magic.gg/events/mythic-championship-vi 参考]/[https://mtg-jp.com/coverage/2019MC6/ 参考])
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:詳細は[[ゴルガリ・アドベンチャー]]を参照。
**使用者:[[Eli Kassis]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]][[ラヴニカのギルド]][[ラヴニカの献身]][[灯争大戦]]+[[基本セット2020]]+[[エルドレインの王権]]
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{{#MagicFactory: df319505}}
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;緑白
*[[黒緑]]のタイプ。
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:[[緑白]]のタイプ。'''セレズニア・アドベンチャー'''(''Selesnya Adventures'')と呼ばれる。
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:[[巨人落とし/Giant Killer]]や[[群れの番人/Shepherd of the Flock]]などの[[白]]の当事者カードが用いられる。
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:詳細は[[セレズニア・アドベンチャー]]を参照。
  
===黒赤緑===
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;赤緑
*備考
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:[[赤緑]]のタイプ。'''グルール・アドベンチャー'''(''Gruul Adventures'')と呼ばれる。
**Standard League 5勝0敗([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-league-2019-10-03 参考])
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:[[砕骨の巨人/Bonecrusher Giant]]などの[[]]の当事者カードが用いられる。比較的初期から存在するが、特に[[ゼンディカーの夜明け]]参入後は一時[[トップメタ]]となっていた。
**使用者:theluckyboy
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:詳細は[[グルール・アドベンチャー]]を参照。
*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]][[ラヴニカのギルド]][[ラヴニカの献身]][[灯争大戦]]+[[基本セット2020]]+[[エルドレインの王権]]
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{{#MagicFactory:df319420}}
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;緑青赤
*[[黒赤緑]]のタイプ。各種[[騎士]]との[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]を持つ[[恋に落ちた剣士/Smitten Swordmaster]]が採用されている。
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:[[緑青赤]]のタイプ。'''ティムール・アドベンチャー'''(''Temur Adventures'')、'''ティムール・クローバー'''(''Temur Clover'')などと呼ばれる。
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:[[幸運のクローバー/Lucky Clover]]を設置して[[豆の木の巨人/Beanstalk Giant|肥沃な足跡/Fertile Footsteps]][[砕骨の巨人/Bonecrusher Giant|踏みつけ/Stomp]][[願いのフェイ/Fae of Wishes|成就/Granted]]などを[[コピー]]する。[[テーロス還魂記]]参入後から幸運のクローバーの[[禁止カード|禁止]]まで、[[メタゲーム|メタ]]の一角を占めていた。
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:詳細は[[ティムール・アドベンチャー]]を参照。
  
===緑白===
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;赤緑白青
*備考
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:[[赤緑白青]]のタイプ。'''オムナス・アドベンチャー'''(''Omnath Adventures'')、'''4色アドベンチャー'''(''Four-Color Adventures'')などと呼ばれる。
**[[マジック・プロリーグ19]] Eldraine Split Sapphire Division 第4位([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/competitive-gaming/eldraine-split-sapphire-division-decklists 参考])
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:ティムール・アドベンチャーが白を[[タッチ]]して[[創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation]]を採用したもの。ゼンディカーの夜明け参入から創造の座、オムナスの禁止まで、短期間ではあるが活躍した。
**使用者:[[Reid Duke]]
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:詳細は[[オムナス・アドベンチャー]]を参照。
*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[ラヴニカのギルド]]+[[ラヴニカの献身]]+[[灯争大戦]]+[[基本セット2020]]+[[エルドレインの王権]]
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{{#MagicFactory:df319412}}
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;赤緑白
*[[緑白]]のタイプ。[[開花+華麗/Flower+Flourish]]や[[大集団の行進/March of the Multitudes]]が採用されており、前環境の[[緑白トークン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身+灯争大戦期|セレズニア・トークン]]の流れを汲む[[デッキ]]と言える。
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:[[赤緑白]]のタイプ。'''ナヤ・アドベンチャー'''(''Naya Adventures'')と呼ばれる。
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:砕骨の巨人や群れの番人などの赤と白の当事者カードが用いられる。[[カルドハイム]]参入後にメタの一角となった。
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:詳細は[[ナヤ・アドベンチャー]]を参照。
  
 
==参考==
 
==参考==
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{{DEFAULTSORT:てきこと}}
 
{{DEFAULTSORT:てきこと}}
[[Category:緑白デッキ]]
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[[Category:ビートダウンデッキ]]
[[Category:黒緑デッキ]]
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[[Category:黒赤緑デッキ]]
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[[Category:ビート・コントロールデッキ]]
 
[[Category:ビート・コントロールデッキ]]
[[Category:緑白ビート・コントロールデッキ]]
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[[Category:ラヴニカのギルド~基本セット2020を含むスタンダードデッキ]]
[[Category:黒緑ビート・コントロールデッキ]]
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[[Category:エルドレインの王権~基本セット2021を含むスタンダードデッキ]]
[[Category:黒赤緑ビート・コントロールデッキ]]
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[[Category:ゼンディカーの夜明け~フォーゴトン・レルム探訪を含むスタンダードデッキ]]
[[Category:ラヴニカのギルドを含むスタンダードデッキ]]
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[[Category:ラヴニカの献身を含むスタンダードデッキ]]
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[[Category:灯争大戦を含むスタンダードデッキ]]
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[[Category:基本セット2020を含むスタンダードデッキ]]
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[[Category:エルドレインの王権を含むスタンダードデッキ]]
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2023年10月8日 (日) 02:28時点における最新版

出来事(Adventures, Adventure)は、出来事を持つカード当事者カード)を中心とするデッキの総称。英名からアドベンチャーとも呼ばれる。エルドレインの王権参入後のスタンダードに存在する。

[編集] 概要


Edgewall Innkeeper / エッジウォールの亭主 (緑)
クリーチャー — 人間(Human) 農民(Peasant)

あなたが出来事(Adventure)を持つクリーチャー呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。(出来事を経験している必要はない。)

1/1


Lovestruck Beast / 恋煩いの野獣 (2)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast) 貴族(Noble)

あなたが1/1のクリーチャーをコントロールしていないかぎり、恋煩いの野獣では攻撃できない。

5/5
Heart's Desire / 切なる想い (緑)
ソーサリー — 出来事(Adventure)

白の1/1の人間(Human)クリーチャー・トークンを1体生成する。(その後、このカードを追放する。あなたは後で追放領域からこのクリーチャーを唱えてもよい。)


キーカードエッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper。このカードの存在下で恋煩いの野獣/Lovestruck Beastなどの当事者カードを連打し、手札を補充しながら戦う。

デッキカラーは様々で、主に以下のようなバリエーションが存在する。

黒緑
黒緑のタイプ。ゴルガリ・アドベンチャー(Golgari Adventures)と呼ばれる。
穢れ沼の騎士/Foulmire Knight残忍な騎士/Murderous Riderなどのの当事者カードが用いられる。エルドレインの王権参入直後の出来事デッキの中心的存在。
詳細はゴルガリ・アドベンチャーを参照。
緑白
緑白のタイプ。セレズニア・アドベンチャー(Selesnya Adventures)と呼ばれる。
巨人落とし/Giant Killer群れの番人/Shepherd of the Flockなどのの当事者カードが用いられる。
詳細はセレズニア・アドベンチャーを参照。
赤緑
赤緑のタイプ。グルール・アドベンチャー(Gruul Adventures)と呼ばれる。
砕骨の巨人/Bonecrusher Giantなどのの当事者カードが用いられる。比較的初期から存在するが、特にゼンディカーの夜明け参入後は一時トップメタとなっていた。
詳細はグルール・アドベンチャーを参照。
緑青赤
緑青赤のタイプ。ティムール・アドベンチャー(Temur Adventures)、ティムール・クローバー(Temur Clover)などと呼ばれる。
幸運のクローバー/Lucky Cloverを設置して肥沃な足跡/Fertile Footsteps踏みつけ/Stomp成就/Grantedなどをコピーする。テーロス還魂記参入後から幸運のクローバーの禁止まで、メタの一角を占めていた。
詳細はティムール・アドベンチャーを参照。
赤緑白青
赤緑白青のタイプ。オムナス・アドベンチャー(Omnath Adventures)、4色アドベンチャー(Four-Color Adventures)などと呼ばれる。
ティムール・アドベンチャーが白をタッチして創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creationを採用したもの。ゼンディカーの夜明け参入から創造の座、オムナスの禁止まで、短期間ではあるが活躍した。
詳細はオムナス・アドベンチャーを参照。
赤緑白
赤緑白のタイプ。ナヤ・アドベンチャー(Naya Adventures)と呼ばれる。
砕骨の巨人や群れの番人などの赤と白の当事者カードが用いられる。カルドハイム参入後にメタの一角となった。
詳細はナヤ・アドベンチャーを参照。

[編集] 参考

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