再録

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'''再録'''(''Reprint'')とは、何らかの[[エキスパンション]]や[[基本セット]]で登場した[[カード]]が、その後、別のエキスパンションや基本セットに再び収録されること。「'''再版'''」とも表記する([[プロモーション・カード]]など「カードセット収録」とは異なる形の配布を含む場合に表記されることが多い)。
  
=再録/Reprint=
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再録されたカードは、[[ゲーム]]上では再録後のカードと全く同じものとして扱われ、再録後のセットが使える[[フォーマット]]でも使用可能になる。
  
何らかの[[エキスパンション]][[基本セット]]で登場した[[カード]]が、その後別のエキスパンションや基本セットに再び収録されること。
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*[[第10版]]までの基本セット(初期のものを除く)は「全てのカードが過去のエキスパンションや基本セットから選んで収録した」という形になっているため、「再録」ではなく「'''採録'''」と表記する。ただ使い分けが面倒なためか、基本セットの場合でも「再録」と表記されることが多い。
 
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*[[再録禁止カード]]というものも存在する。[[再録禁止カード一覧|再録禁止カードリスト]]に掲載されているカードは、実際の[[トーナメント]]で使用できるカードとして再録されることはない。
再録されたカードは、その[[エキスパンション・シンボル]]以外は再録後のカードと全く同じものとして扱われ、再録後のセットが使える[[フォーマット]]でも使用可能になる。
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**かつての方針では「[[プレミアム・カード]]でない、公式のトーナメント使用可能なカード」にのみ適用される、としていた。そのため、再録禁止カードであっても[[ジャッジ褒賞]][[プロモーション・カード]]などで再録された例があった。[[再録禁止カード#再版ポリシーの歴史]]も参照。
 
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*[[絵|イラスト]]などの好みや、元々持っていたなどの理由から、再録されたオールドカードの方を好んで[[デッキ]]に入れる[[プレイヤー]]も少なくない。
*基本セットは、初期のものを除くと「全てのカードが過去のエキスパンションや基本セットから選んで収録した」という形になっているため、「再録」ではなく「採録」と表記する。
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*中にはカードイラストのみならず、今では存在しない[[インタラプト]]や[[マナ・ソース]]・[[モノ・アーティファクト]]などと[[カード・タイプ]]そのものが違っていたりするケースも多いので、最新の[[オラクル]]を確認しておきたい。
ただ使い分けが面倒なためか、基本セットの場合でも「再録」と表記されることが多い。
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*[[アヴァシンの帰還]]の[[いかづち/Thunderbolt]]や、[[基本セット2013]]の[[消去/Erase]]、[[ニクスへの旅]]の[[復仇/Reprisal]]など、10年以上経過してからいきなり再録されるカードもある。
 
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*[[マジック・オリジン]]を最後に基本セットが廃止された一時期、スタンダード・[[リーガル]]のカードの再録の機会が大きく減った。その代わり、[[戦乱のゼンディカー]]の[[竜使いののけ者/Dragonmaster Outcast]]のように、エキスパンションの方で[[レア]]や[[神話レア]]といった今までは再録されづらかったカードも再録されるようになった([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/battle-zendikards-part-one-2015-09-21 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0015743/ 翻訳])。
*[[未来予知]]現在、[[石の雨/Stone Rain]]が再録回数一位である。
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*[[再録禁止カード]]というものも存在する。
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*イラストなどの好みや、元々持っていたなどの理由から、再録されたオールドカードの方を[[デッキ]]に入れるプレイヤーも少なくない。
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*中にはカードイラストのみならず、今では存在しない[[インタラプト]]や[[マナ・ソース]]・[[モノ・アーティファクト]]などと[[カード・タイプ]]そのものが違っていたりするケースも多いので、最新の[[Oracle]]を確認しておきたい。
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==参考==
 
==参考==

2018年3月12日 (月) 10:28時点における版

再録(Reprint)とは、何らかのエキスパンション基本セットで登場したカードが、その後、別のエキスパンションや基本セットに再び収録されること。「再版」とも表記する(プロモーション・カードなど「カードセット収録」とは異なる形の配布を含む場合に表記されることが多い)。

再録されたカードは、ゲーム上では再録後のカードと全く同じものとして扱われ、再録後のセットが使えるフォーマットでも使用可能になる。

参考

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