先細りの収益/Diminishing Returns

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2017年12月28日 (木) 04:47時点におけるAE (トーク | 投稿記録)による版
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Diminishing Returns / 先細りの収益 (2)(青)(青)
ソーサリー

各プレイヤーは、自分の手札と墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。あなたはあなたのライブラリーのカードを上から10枚、追放する。その後各プレイヤーはカードを最大7枚まで引く。


修正版のTimetwister。1マナ重くなるとともにライブラリーの一番上から10枚のカード追放するデメリットが追加されている。

墓地の再利用をした上で手札を補充できるという点はTimetwisterと変わらないのだが、ライブラリーが大量に削られてしまうため、特定のキーカードに頼るデッキでは、そのカードが追放されて勝負を決められなくなることもある。また、Timetwisterで問題となった「何度も再利用する」ような使い方もしづらくなった。そのリスクの高さからヴィンテージでも制限カードではない。もっとも、「少ないマナで7枚カードが引ける」点は壊れているといえるかもしれない。デモコン理論も参照。

スタンダード時のらせん/Time Spiral禁止された後にその代替としてMoMa実物提示モマ)に採用された。現在では、ストーム系のコンボデッキにおいて、燃え立つ願い/Burning Wishから息切れ防止としてサーチされる。

  • 「diminishing returns」は「収穫逓減」などと訳される経済学用語。入力する人や物の量に応じて出力が増えるような生産システムでも、入力がある点を超えると、入力をいくら増やしても出力があまり増えなくなってしまうことを言う。

開発秘話

アライアンスデザイン・チームJim Linが執筆した記事「Do You Know Your Gorillas?」(Duelist11号掲載)によれば、このカードの開発(ゴリラ)名は「Time Machine of the Apes」である(アライアンスとゴリラの関係についてはアライアンスを参照のこと)。

参考

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