ヴォルラスの要塞/Volrath's Stronghold

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(16人の利用者による、間の20版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Volrath's Stronghold}}
 
{{#card:Volrath's Stronghold}}
  
5つの[[ブロック]]に渡る[[伝説の土地]][[サイクル]]の[[黒]]版。[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]たり、[[破壊]]や[[打ち消す|打ち消さ]]れた[[クリーチャー]]がまた[[ライブラリートップ]]に戻ってくるというサイクルの中でも群を抜いて凶悪な[[効果]]。まさに[[パーミッション]]の天敵とも言えるような[[カード]]である。
+
5つの[[ブロック (総称)|ブロック]]に渡る[[伝説の土地]][[サイクル]]の[[黒]]版。[[あなた|自分]][[墓地]][[クリーチャー]][[カード]][[ライブラリーの一番上]]に置ける。
  
[[ドロー]]は止まるが、任意のクリーチャーの再利用は極めて強力。[[ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder]]などを戻すと逆にドローが進むのだから不思議。[[ダンシング・ノーム]]のサポートとしても有用。
+
[[引く|ドロー]]は止まるが、任意のクリーチャーの再利用は極めて強力であり、サイクルの中でも群を抜いて強力な[[能力]]。[[破壊]]や[[打ち消す|カウンター]]などで[[対戦相手]]に対処されたものでも、[[生け贄に捧げる]]などして自ら墓地に置いたクリーチャーでも[[回収]]できて非常に便利。[[土地]]であるという点も含めて、まさに[[パーミッション]]の天敵とも言えるようなカードである。
*後に[[ゾンビ]][[部族カード]]としてのリメイク版・[[邪悪な岩屋/Unholy Grotto]]が登場した。
+
 
*当時は旧[[レジェンド・ルール]]で「先出し」されると厳しかったうえ、天敵の[[不毛の大地/Wasteland]]が健在だったのでこれに頼り切る戦いはできなかった。
+
生け贄に捧げる能力を持ったクリーチャーを使いまわす手段として有用であり、[[ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder]]ならばドローが止まるどころか逆に進み、[[ボトルのノーム/Bottle Gnomes]]ならば擬似[[ダンシング・ノーム]]ができる。[[発掘]][[けちな贈り物/Gifts Ungiven]][[墓地送り]]にしたカードを回収したり、[[ドラコ爆発]]などでライブラリーの一番上に置くこと自体を活用したりするのもよい。
*[[ドラコ爆発]][[予報/Predict]]などと相性が良い。
+
 
*同様に[[アーティファクト]]を戻す[[アカデミーの廃墟/Academy Ruins]]がある。
+
[[コントロール (デッキ)|コントロール]]系の中速~低速の[[デッキ]]を中心に、幅広いデッキで使われた。[[エターナル]]でもしばしば採用され、[[生ける願い/Living Wish]]から[[サーチ]]されることも多い。
*{{日本語画像|Volrath's Stronghold}}の要塞の下にある{{日本語画像|City of Traitors|都市}}が、[[裏切り者の都/City of Traitors]]である。
+
 
 +
*初出当時の[[レジェンド・ルール]]では「先出し」されると厳しかったうえ、天敵の[[不毛の大地/Wasteland]]が健在だったのでこれに頼り切る戦いはできなかった。
 +
*{{Gatherer|id=5263|イラスト}}の要塞の下にある{{Gatherer|id=6168|都市}}が、[[裏切り者の都/City of Traitors]]である。
 +
*[[衝合/Conflux]]のような完全一致ではないが、英語版の[[カード名]]には収録された[[エキスパンション]]名([[ストロングホールド|Stronghold]])がそのまま入っている。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
===[[サイクル]]===
+
[[ゾンビ]][[カード]]限定となった[[邪悪な岩屋/Unholy Grotto]][[アーティファクト]][[回収]]する[[アカデミーの廃墟/Academy Ruins]][[エンチャント]]を回収する[[ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod's Generosity]]などの亜種がある。
[[ミラージュ・ブロック]]から[[インベイジョン・ブロック]]までの5つの[[ブロック]]を通して完結した[[サイクル]][[Mark Rosewater]]の5年がかりの大計画であった。
+
 
*[[コーの安息所/Kor Haven]]
+
;墓地からクリーチャー・カードを回収する能力を持った土地
*[[テフェリーの島/Teferi's Isle]]
+
*[[憑依された沼墓/Haunted Fengraf]] - 墓地から[[無作為に]]1枚[[手札に加える]][[起動型能力]]を持つ。([[闇の隆盛]])
<!-- -[[ヴォルラスの要塞/Volrath's Stronghold]] -->
+
*[[亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire]] - 同効果の[[ETB]]能力を持つ。[[タップイン]]で[[黒マナ]]が出せる。([[戦乱のゼンディカー]])
*[[ケルドの死滅都市/Keldon Necropolis]]
+
*[[愚蒙の記念像/Memorial to Folly]] - 墓地から1枚手札に加える起動型能力を持つ。タップインで黒マナが出せる。([[ドミナリア]])
*[[ヤヴィマヤのうろ穴/Yavimaya Hollow]]
+
*[[魔女の小屋/Witch's Cottage]] - [[アンタップイン]]した場合のみ同効果のETB能力を持つ。条件付きタップインで[[黒マナ]]が出せる。([[エルドレインの王権]])
 +
 
 +
===サイクル===
 +
{{サイクル/伝説の土地のメガ・メガサイクル}}
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[非マナ能力を持つ土地]]
 
*[[ヴォルラス/Volrath]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[ヴォルラス/Volrath]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]])
 
*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]])
 
*[[カード個別評価:ストロングホールド]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ストロングホールド]] - [[レア]]
 +
*[[カード個別評価:Tempest Remastered]] - [[神話レア]]
 +
 +
[[Category:ストロングホールドの再録禁止カード|うおるらすのようさい]]

2020年3月29日 (日) 13:33時点における最新版


5つのブロックに渡る伝説の土地サイクル版。自分墓地クリーチャーカードライブラリーの一番上に置ける。

ドローは止まるが、任意のクリーチャーの再利用は極めて強力であり、サイクルの中でも群を抜いて強力な能力破壊カウンターなどで対戦相手に対処されたものでも、生け贄に捧げるなどして自ら墓地に置いたクリーチャーでも回収できて非常に便利。土地であるという点も含めて、まさにパーミッションの天敵とも言えるようなカードである。

生け贄に捧げる能力を持ったクリーチャーを使いまわす手段として有用であり、ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elderならばドローが止まるどころか逆に進み、ボトルのノーム/Bottle Gnomesならば擬似ダンシング・ノームができる。発掘けちな贈り物/Gifts Ungiven墓地送りにしたカードを回収したり、ドラコ爆発などでライブラリーの一番上に置くこと自体を活用したりするのもよい。

コントロール系の中速~低速のデッキを中心に、幅広いデッキで使われた。エターナルでもしばしば採用され、生ける願い/Living Wishからサーチされることも多い。

[編集] 関連カード

ゾンビカード限定となった邪悪な岩屋/Unholy Grottoアーティファクト回収するアカデミーの廃墟/Academy Ruinsエンチャントを回収するヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod's Generosityなどの亜種がある。

墓地からクリーチャー・カードを回収する能力を持った土地

[編集] サイクル

ミラージュ・ブロックからインベイジョン・ブロックまでの5つのブロックを通して完結した、伝説の土地のメガ・メガサイクルMark Rosewaterの5年がかりの大計画であった。→参考

[編集] 参考

QR Code.gif