リス

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(原文は「a bit too sily」 「馬鹿げ過ぎている」度合いは「少しばかり」にすぎない)
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**リス・トークンが[[熱心な士官候補生/Eager Cadet|新兵]]1人に匹敵するあたり、マジックのリスは我々の知るリスとは文字通り次元が違う存在なのかもしれない。
 
**リス・トークンが[[熱心な士官候補生/Eager Cadet|新兵]]1人に匹敵するあたり、マジックのリスは我々の知るリスとは文字通り次元が違う存在なのかもしれない。
 
*もともと[[草陰の待ち伏せ/Waiting in the Weeds]]がリス・トークンを[[生成]]する最初のカードになる予定であったが、[[イラスト]]に猫が描かれていたため[[猫]]・トークンを生成する効果に変更されてしまった。それを不満に思った[[Mark Rosewater]]によってリスがたびたび推されることになった。
 
*もともと[[草陰の待ち伏せ/Waiting in the Weeds]]がリス・トークンを[[生成]]する最初のカードになる予定であったが、[[イラスト]]に猫が描かれていたため[[猫]]・トークンを生成する効果に変更されてしまった。それを不満に思った[[Mark Rosewater]]によってリスがたびたび推されることになった。
*当初はそれほど注目されていなかったクリーチャータイプだったが、[[錯乱した隠遁者/Deranged Hermit]]が[[トーナメント]]で活躍したことに加え、リスの大ファンであるMark Rosewater自身がオデッセイ・ブロックでリスを推しすぎたことが合わさり、プレイヤーはもとより、[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|ウィザーズ社]]内でもリスが注目を集めることになった。これによりブランド・チームは「リスはマジックで扱うには馬鹿げすぎている」と判断し、[[開発部]]に黒枠でリスを扱うことをやめさせた。しかし、これに納得していなかったMark Rosewaterは銀枠や特殊セットで徐々にリスを収録させてリスファンの数を増やしていき、最終的にはおよそ20年ぶりとなる黒枠のリス([[らせん樹の滑空獣/Helica Glider]])を世に放つことに成功した<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/ikoria-beholder-part-1-2020-04-20 Squirrel of My Dreams]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033957/ 『イコリア』の目 その1]([[Making Magic]] [[2020年]]4月20日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
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*当初はそれほど注目されていなかったクリーチャータイプだったが、[[錯乱した隠遁者/Deranged Hermit]]が[[トーナメント]]で活躍したことに加え、リスの大ファンであるMark Rosewater自身がオデッセイ・ブロックでリスを推しすぎたことが合わさり、プレイヤーはもとより、[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|ウィザーズ社]]内でもリスが注目を集めることになった。これによりブランド・チームは「リスはマジックで扱うにはいささか馬鹿げすぎている」と判断し、[[開発部]]に黒枠でリスを扱うことをやめさせた。しかし、これに納得していなかったMark Rosewaterは銀枠や特殊セットで徐々にリスを収録させてリスファンの数を増やしていき、最終的にはおよそ20年ぶりとなる黒枠のリス([[らせん樹の滑空獣/Helica Glider]])を世に放つことに成功した<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/ikoria-beholder-part-1-2020-04-20 Squirrel of My Dreams]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033957/ 『イコリア』の目 その1]([[Making Magic]] [[2020年]]4月20日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
  
 
==脚注==
 
==脚注==

2020年4月29日 (水) 02:35時点における版

リス/Squirrelは、クリーチャー・タイプの1つ。カードとしての登場よりもクリーチャートークンが持つタイプとして登場する事が多い。


Krosan Beast / クローサの獣 (3)(緑)
クリーチャー — リス(Squirrel) ビースト(Beast)

スレッショルド ― あなたの墓地にカードが7枚以上あるかぎり、クローサの獣は+7/+7の修整を受ける。

1/1


Squirrel Mob / リスの群れ (1)(緑)(緑)
クリーチャー — リス(Squirrel)

リスの群れは、戦場に出ている他のリス(Squirrel)1つにつき+1/+1の修整を受ける。

2/2


Helica Glider / らせん樹の滑空獣 (2)(白)
クリーチャー — ナイトメア(Nightmare) リス(Squirrel)

らせん樹の滑空獣は、飛行カウンター1個か先制攻撃カウンター1個のうちあなたが選んだ1つが置かれた状態で戦場に出る。

2/2

初出はウェザーライトうろの下僕/Liege of the Hollows生成するクリーチャー・トークンが持つタイプ。アングルードではSquirrel Farmと共にトークン・カードSquirrelが収録された。オデッセイ・ブロックで隆盛し、多くのトークン生産カードと共にクローサの獣/Krosan Beastリスの群れ/Squirrel Mobと初めてトークン以外のリスが登場した。時のらせんでは部族カード群がりの庭/Swarmyardが収録されたがリスを出すカードは登場しなかった。以降は統率者モダンホライゾンといった特殊セットでリスを扱う新規カードが登場することが多い。また、銀枠セットでの登場機会も多く、リス関連のカードも複数登場している。オデッセイ以降、長らくスタンダード向けカード・セットでの登場は見られなかったが、イコリア:巨獣の棲処にておよそ20年ぶりとなるスタンダードリーガルのリス・カード、らせん樹の滑空獣/Helica Gliderが登場した。初のいリスでもある。

カードであるリスはに存在し、銀枠も含めればアーティファクトにも存在する。

部族カードは複数存在する。ロードには錯乱した隠遁者/Deranged Hermit木の実拾い/Nut Collector深き森の隠遁者/Deep Forest Hermitリス伯爵/Earl of Squirrel(銀枠)、リスの数だけ強化されるリスの群れ/Squirrel Mob、一時全体強化のリス番/Squirrel Wrangler昆虫ネズミ蜘蛛と兼用で再生させる土地群がりの庭/Swarmyard、リスおよびリスのアートを参照するAcornelia, Fashionable Filcher(銀枠)が存在する。

リス・トークンはすべて緑の1/1であり、リス・トークンを生成するカードもほぼ緑である。(→トークン一覧

伝説のリスは銀枠のAcornelia, Fashionable Filcherのみ。

  • ウルザズ・レガシー版の樫の力/Might of Oaksイラストに描かれたリスは人気が高く、クローサの獣の能力もそれを元にしていると思われる。
  • トークンとして大量生産しやすいため、よく対立/Oppositionと共に使われる。→ リス対立
  • 一般にリスは可愛い生物であるが、マジックにおけるリスはクローサの獣やリスの巣/Squirrel Nestフレイバー・テキストなどに表されるように注意すべき獣として描かれている。
    • リス・トークンが新兵1人に匹敵するあたり、マジックのリスは我々の知るリスとは文字通り次元が違う存在なのかもしれない。
  • もともと草陰の待ち伏せ/Waiting in the Weedsがリス・トークンを生成する最初のカードになる予定であったが、イラストに猫が描かれていたため・トークンを生成する効果に変更されてしまった。それを不満に思ったMark Rosewaterによってリスがたびたび推されることになった。
  • 当初はそれほど注目されていなかったクリーチャータイプだったが、錯乱した隠遁者/Deranged Hermitトーナメントで活躍したことに加え、リスの大ファンであるMark Rosewater自身がオデッセイ・ブロックでリスを推しすぎたことが合わさり、プレイヤーはもとより、ウィザーズ社内でもリスが注目を集めることになった。これによりブランド・チームは「リスはマジックで扱うにはいささか馬鹿げすぎている」と判断し、開発部に黒枠でリスを扱うことをやめさせた。しかし、これに納得していなかったMark Rosewaterは銀枠や特殊セットで徐々にリスを収録させてリスファンの数を増やしていき、最終的にはおよそ20年ぶりとなる黒枠のリス(らせん樹の滑空獣/Helica Glider)を世に放つことに成功した[1]

脚注

  1. Squirrel of My Dreams/『イコリア』の目 その1Making Magic 2020年4月20日 Mark Rosewater著)

参考

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