リシャーダの港/Rishadan Port

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*対戦相手のターンと自分のターンで連続して2回土地をタップすることで、対戦相手が使用できるマナを一気に2つ縛る。もちろん次の対戦相手のターンには土地をタップすることはできないが、他の手段と組み合わせることで、一時的にその効果を高めることに繋がる。
 
*対戦相手のターンと自分のターンで連続して2回土地をタップすることで、対戦相手が使用できるマナを一気に2つ縛る。もちろん次の対戦相手のターンには土地をタップすることはできないが、他の手段と組み合わせることで、一時的にその効果を高めることに繋がる。
 
*[[リバー・ボア/River Boa]]などの[[再生]][[能力]]を持つクリーチャーを[[除去]]しやすくする。
 
*[[リバー・ボア/River Boa]]などの[[再生]][[能力]]を持つクリーチャーを[[除去]]しやすくする。
**リシャーダの港の[[起動]]に[[対応して]]再生能力を起動することは可能だが、それに対応して[[火力]]を撃てば再生の盾を張られる前に除去することが可能となる。この手段は対戦相手の土地が1つしかない場合の話だが、前述した手法を活用すれば2つある場合でも除去できることになる。
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**リシャーダの港の[[起動]]に[[対応して]]再生能力を起動することは可能だが、それに対応して[[火力]]を撃てば再生の盾を張られる前に除去することが可能となる。
 
**同様の理由により、[[変異種/Morphling]]の[[被覆]]を得る能力にも対処しやすくなる。
 
**同様の理由により、[[変異種/Morphling]]の[[被覆]]を得る能力にも対処しやすくなる。
 
*[[樹上の村/Treetop Village]]などの[[ミシュラランド]]を無力化する。
 
*[[樹上の村/Treetop Village]]などの[[ミシュラランド]]を無力化する。
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*[[真鍮の都/City of Brass]]をタップし続けて[[ダメージ]]を与える。対戦相手が第1ターンに出したりするとそれだけで勝てたりもする。
 
*[[真鍮の都/City of Brass]]をタップし続けて[[ダメージ]]を与える。対戦相手が第1ターンに出したりするとそれだけで勝てたりもする。
 
*[[不実/Treachery]]を唱える前にあらかじめ相手の[[高級市場/High Market]]をタップしておくことで、[[立ち消え]]を防ぐ。
 
*[[不実/Treachery]]を唱える前にあらかじめ相手の[[高級市場/High Market]]をタップしておくことで、[[立ち消え]]を防ぐ。
*互いにリシャーダの港をデッキに入れている場合、やみくもにアップキープにマナ拘束をかけるという使い方をしていると、対戦相手にリシャーダの港を出された場合に主導権を握られる恐れがある。したがってそれを警戒する場合、あえて対戦相手のアップキープ・ステップには能力を起動せず、対戦相手がリシャーダの港を出したときにそれを[[終了ステップ]]にタップするという戦略が有効である。
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*互いにリシャーダの港をデッキに入れている場合、やみくもにアップキープにマナ拘束をかけるという使い方をしていると、対戦相手にリシャーダの港を出された場合に主導権を握られるおそれがある。したがってそれを警戒する場合、あえて対戦相手のアップキープ・ステップには能力を起動せず、対戦相手がリシャーダの港を出したときにそれを[[終了ステップ]]にタップするという戦略が有効である。
  
 
==参考==
 
==参考==

2018年7月4日 (水) 22:23時点における版


Rishadan Port / リシャーダの港
土地

(T):(◇)を加える。
(1),(T):土地1つを対象とし、それをタップする。


マスクス・ブロック構築スタンダードエクステンデッドで猛威を振るい多色デッキを絶滅に追い込んだ凶悪な土地。土地をタップする起動型能力を持つ。

見ただけでは分かりづらく、使われて初めてその強さが分かるカードの典型としてよく挙げられるカードである。土地2つを使って1つをタップするのでは一見効率が悪く見えるのだが、序盤におけるマナ拘束は見かけ以上に大きな影響を及ぼし、特にコントロールや多色デッキに対しては痛烈である。

特にスピード勝負のビートダウンが序盤の速度を維持しつつ、対戦相手マナの量を抑えたり、ダブルシンボルなど色拘束がきつい呪文唱えさせなくさせる目的で使用することで真価を発揮する。それ以外にも下記に述べるように非常に様々な活用をできるが、その上マナ能力も持つということも重要な利点である。

ビートダウンやロック系のデッキでは、メタゲームの関係で外れる場合もあったが、多くの場合4枚採用された。さらに、コントロール系の低速デッキでも、単色デッキならば対戦相手のリシャーダの港に対抗するために投入された。発売当初の評価は低かったが、日本選手権00では大会全体で山/Mountainよりも使用された枚数が多かったという実績もある。単色全盛のウルザ・ブロックの後に登場したため、ますます単色化を促進させた。また、次が多色推奨のインベイジョン・ブロックであったのも、このカードが猛威を振るった要因の一つと言える。

2000年7月1日よりマスクス・ブロック構築禁止カードに指定された。

使用法

当時のスタンダード環境を元に代表的な使用法を以下に述べる。

参考

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