ミリー/Mirri

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ミリー/Mirriは猫族の戦士の女性。ウェザーライト/Weatherlight乗組員の中では古株。戦いと魔法両面に優れた戦士であり、ジェラード/Gerrardの親友。

目次

エピソード

左右の色が異なる瞳が不吉な兆しとして、幼い頃に同族に捨てられたが、ムルタニ/Multaniのもとでジェラードとともに育つ。種族の違いがありながらもジェラードに対し恋愛感情を抱いているが、とある事件により彼が自分の想いに応える事はないと知ってしまった為、それを表に出したことはない。

ジェラード、ロフェロス/Rofellosと共にウェザーライト号に迎えられるが、ガロウブレイド/Gallowbraidモリンフェン/Morinfenとの戦いによってロフェロスが命を落とした後、ミリーはロフェロスの死を伝えるために彼の故郷・ラノワール/Llanowarに向かい、ジェラードと袂を分かった。その後は、自分の瞳の色を不吉なものと考えないエルフたちとともにラノワールの森で暮らしていた。シッセイ/Sisayヴォルラス/Volrathによって誘拐された際、ジェラードの求めに応じ、彼とともにラース/Rathに赴く。

ラースの地、海に浮かぶ樹海スカイシュラウド/Skyshroudにウェザーライトが不時着した後、森に落ちたジェラードを探すハナ/Hannaとともにスカイシュラウドに棲むシェイプシフターと戦う。隙を突かれ昏倒したミリーをハナは全力で守り、その優しさと勇敢さに彼女はいままで邪険にしていたことを詫びる。

要塞侵入時、セレニア/Seleniaの不意打ちにあい、重傷を負ってターンガース/Tahngarthによってクロウヴァクス/Crovaxとともに艦に戻されるが、呪いによって凶暴化したクロウヴァクスはウェザーライトの制御機構を破壊しようとする。 それに気付き、止めようとしたミリーは彼と戦闘になり、艦から要塞内の庭園へと転がり落ちていく。そして吸血鬼と化したクロウヴァクスに噛み付かれて彼の言いなりとなりかけるも、自分を呼ぶジェラードの声によって我に返る。しかしクロウヴァクスとの力の差は歴然であり、セレニアとの戦いで負った傷もあり彼女は命を落としてしまう。「好奇心は猫をも殺す」とは昔からのことわざであったが…。

  • バックボーンが非常に細かく設定されており当時はファンも多かったのだが、メインストーリーではあまりいい所がないまま早々に退場してしまった不遇のキャラクターであった。
  • 幾つかのカードでフレイバー・テキストに登場しているが、中々に物騒な発言が多い。→拒絶/Abjure魔の魅惑/Alurenなど

次元の混乱

異なる歴史を刻む平行世界に再登場。 セレニア/Seleniaを殺したため、クロウヴァクス/Crovaxに代わってその身に呪いを受け吸血鬼呪われたミリー/Mirri the Cursedへと変わる。またその後も本来のクロウヴァクスと同じ様にヴォルラス/Volrathを下しラース/Rathエヴィンカー/Evincarの座に就く。要塞/Strongholdの王座の間においてクロウヴァクスと対峙した際、突如出現した裂け目に飲み込まれAR46世紀に姿を現した。

登場カード

参考

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