マンティコア
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マンティコア/Manticoreは、クリーチャー・タイプの1つ。
初出はレジェンドの真紅のマンティコア/Crimson Manticore。その後ミラージュでノコギリ・マンティコア/Sawback Manticoreが登場し、以降長い間2体だけという状況が続いていたが、クリーチャー・タイプ大再編でモンスターだった打ちすえるマンティコア/Flailing Manticoreがマンティコアになり、さらにエルドラージ覚醒にて征服するマンティコア/Conquering Manticoreが追加された。その後も新種が時折登場している。
いずれも赤を含み、ほとんどが単色。多色のものは赤緑に1体、5色にも1体存在する。能力は赤らしく先制攻撃やダメージを与えるものが目立つが、飛行やレンジストライクといった赤や緑には貴重な能力を持つものもいる。
ストーリー
マンティコアとはインドの伝承などに登場する怪物。コウモリの羽根と蠍の尻尾と人間の顔を持ったライオンの姿をしていて、凄まじい食欲で人間が好物だと言われている。アモンケット/Amonkhetのマンティコアは、蠍の尾と爪を持った虎の姿をしたクリーチャーとなっている(イラスト)。
また、かの有名な極悪クリーチャー、マスティコア/Masticoreのモチーフとしても有名である(「マスティコア(Masticore)」は「マンティコア(Manticore)」と「マスティケイト(Masticate、意味は「噛み砕く」)」を組み合わせて作られた造語である)。そのため、マスティコアや剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticoreにクリーチャー・タイプが与えられたらマンティコアになるかも、という意見もあった。だが、後にマスティコアというクリーチャー・タイプが新たに作られ、その可能性は否定された。