ボーラスの城塞/Bolas's Citadel
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+ | 実質、[[チャネル/Channel]]を内蔵した[[未来予知/Future Sight]]であり、[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]や[[ネクロポーテンス/Necropotence]]との組み合わせは強力無比。それらのカードを使用することができる[[統率者戦]]では、初期ライフが40であることもあり凶悪さに拍車がかかっている。[[腹黒い夢/Insidious Dreams]]で[[霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir]]などと一緒に積み込む、[[覇者シャルム/Sharuum the Hegemon]]や[[ドラゴン・エンジン、レイモス/Ramos, Dragon Engine]]を[[統率者]]に指定し[[Transmute Artifact]]のコストにするなど、サーチ手段に事欠かない点も大きい。 | ||
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− | * [[ | + | *1番目の能力のルールについては[[ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle#ルール]]を参照。 |
− | * | + | *2番目の能力は[[ライブラリー]]から[[プレイ]]できること以外の制限は変更しない。[[ソーサリー]]はソーサリーを[[唱える|唱えられる]]ときにしか唱えられないし、[[土地]]はそのターンまだ土地をプレイする権利が残っているときにしかプレイできない。 |
− | * | + | *2番目の能力の「[[マナ・コスト]]ではなく[[ライフ]]で[[支払う]]」効果は、[[代替コスト]]を定める効果である({{CR|118.9}})。 |
− | + | **他の代替コストを適用して唱えることはできない。 | |
− | + | **その呪文の[[マナ・コスト]]に[[X]]が含まれる場合は、X=0でしか唱えられない。 | |
− | ** | + | **ライフで支払うことは強制である。マナ・コストを支払って唱えることはできない。 |
− | *3つ目の能力で[[生け贄に捧げる]][[パーマネント]] | + | **ライフをコストとして支払えるのは、支払う量以上のライフ総量を持っている場合のみである({{CR|119.4}})。ライフが負の値になるような呪文は唱えることはできない。 |
+ | **代替されるのはマナ・コストのみである。[[新生化/Neoform]]など[[追加コスト]]が要求されるならそれは支払わなければならない。また、[[コスト増加カード|コスト増加]]で要求されるマナをライフで支払うことはできないし、[[コスト減少カード|コスト減少]]効果では支払うライフが減ったりはしない。 | ||
+ | *3つ目の能力で[[生け贄に捧げる]][[パーマネント]]の1つとしてボーラスの城塞を生け贄に捧げてもよい。 | ||
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+ | ==関連カード== | ||
+ | ===サイクル=== | ||
+ | {{サイクル/灯争大戦の有色アーティファクト}} | ||
==参考== | ==参考== | ||
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+ | *[[トリプルシンボルカード]] | ||
+ | *[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:灯争大戦]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:灯争大戦]] - [[レア]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2019年10月2日 (水) 22:12時点における版
伝説のアーティファクト
あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上のカードを見てもよい。
あなたはあなたのライブラリーの一番上の土地をプレイしても呪文を唱えてもよい。あなたがこれにより呪文を唱えるなら、それのマナ・コストを支払うのではなく、それのマナ総量に等しい点数のライフを支払う。
(T),土地でないパーマネント10個を生け贄に捧げる:各対戦相手はそれぞれ10点のライフを失う。
黒のトリプルシンボルらしい、ライフを犠牲に各方面から多大なアドバンテージをもたらす強力な伝説のアーティファクト。
ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena、闇の腹心/Dark Confidantといった黒のカード・アドバンテージ獲得方法を足したような能力でライブラリーの一番上をライフが尽きるか土地がだぶるまでプレイし続けることが可能。またそれを勝利に直結させるライフロス能力も強力。
スタンダードではリソース勝負に強いことから、これを1、2枚挿しするエスパー・ヒーロー、エスパー・コントロールが散見される。ライフ回復系のETB能力を持つケイヤの誓い/Oath of Kayaや聖堂の鐘憑き/Basilica Bell-Hauntなどを時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerで使い回すことができ、ライブラリートップに来てしまった土地は思考消去/Thought Erasureやドロー能力を持つプレインズウォーカーでどかせるため、既存のエスパー系デッキを無理に歪ませることなく投入できる。ゴルガリ・ミッドレンジでも稀に使われており、こちらはライフ回復を野茂み歩き/Wildgrowth Walker、ライブラリーの一番上の土地をどかす役割を各種探検クリーチャーが担っている。
実質、チャネル/Channelを内蔵した未来予知/Future Sightであり、師範の占い独楽/Sensei's Divining Topやネクロポーテンス/Necropotenceとの組み合わせは強力無比。それらのカードを使用することができる統率者戦では、初期ライフが40であることもあり凶悪さに拍車がかかっている。腹黒い夢/Insidious Dreamsで霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoirなどと一緒に積み込む、覇者シャルム/Sharuum the Hegemonやドラゴン・エンジン、レイモス/Ramos, Dragon Engineを統率者に指定しTransmute Artifactのコストにするなど、サーチ手段に事欠かない点も大きい。
- 灯争大戦のドラフト・ウィークエンドで発売記念プロモとして新規イラストのプロモーション・カードが配布された[1]。
ルール
- 1番目の能力のルールについてはジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle#ルールを参照。
- 2番目の能力はライブラリーからプレイできること以外の制限は変更しない。ソーサリーはソーサリーを唱えられるときにしか唱えられないし、土地はそのターンまだ土地をプレイする権利が残っているときにしかプレイできない。
- 2番目の能力の「マナ・コストではなくライフで支払う」効果は、代替コストを定める効果である(CR:118.9)。
- 3つ目の能力で生け贄に捧げるパーマネントの1つとしてボーラスの城塞を生け贄に捧げてもよい。
関連カード
サイクル
灯争大戦の有色アーティファクトサイクル。いずれもレア。各色に1枚ずつ存在する。
- パルヘリオンⅡ/Parhelion II
- 静かな潜水艇/Silent Submersible
- ボーラスの城塞/Bolas's Citadel
- ミジウムの戦車/Mizzium Tank
- ビビアンのアーク弓/Vivien's Arkbow
参考
- ↑ War of the Sparke Promos and Packaging/『灯争大戦』の各種プロモとパッケージ(Card Preview 2019年4月1日 Chris Gleeson著)