ベルベイ/Belbe

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
1行: 1行:
=ベルベイ/Belbe=
+
'''ベルベイ'''(''Belbe'')は、[[ヴォルラス/Volrath]]がエヴィンカーの座を放棄して[[ラース/Rath]]から去った為に、次代のエヴィンカーを選定すべく[[ファイレクシア/Phyrexia]]から派遣された全権大使。外見は人間年齢にして10代後半程の[[エルフ]]の少女である。
  
[[ヴォルラス/Volrath]]がエヴィンカーの座を放棄して[[ラース/Rath]]から去った為に、次代のエヴィンカーを選定すべく[[ファイレクシア/Phyrexia]]から派遣された全権大使。外見は人間年齢にして10代後半程の[[エルフ]]の少女である。
+
その身体は[[スカイシュラウド/Skyshroud]]・エルフの王[[エラダムリー/Eladamri]]の娘アヴィラであり、ファイレクシアによって暗殺され遺体を持ち去られたもの。かつての記憶は残していない。鎖骨の間に「レンズ」と呼ばれる小さな球体が埋め込まれており、その装置を通して彼女の行動は全て[[ヨーグモス/Yawgmoth]]の監視下にある。そして「ベルベイ」とは古代スランの言葉で「レンズ」の意。
その身体は[[スカイシュラウド/Skyshroud]]・エルフの王[[エラダムリー/Eladamri]]の娘アヴィラであり、ファイレクシアによって暗殺され遺体を持ち去られたもの。かつての記憶は残していない。
+
鎖骨の間に「レンズ」と呼ばれる小さな球体が埋め込まれており、その装置を通して彼女の行動は全て[[ヨーグモス/Yawgmoth]]の監視下にある。そして「ベルベイ」とは古代スランの言葉で「レンズ」の意。
+
  
 
[[セレニア/Selenia]]を殺し吸血鬼となった[[クロウヴァクス/Crovax]]、[[プレデター/Predator]]の艦長[[グレヴェン・イル=ヴェク/Greven il-Vec]]、そしてエヴィンカーとしての素質に目覚めた捕虜の[[アーテイ/Ertai]]の3人を候補として選定する。
 
[[セレニア/Selenia]]を殺し吸血鬼となった[[クロウヴァクス/Crovax]]、[[プレデター/Predator]]の艦長[[グレヴェン・イル=ヴェク/Greven il-Vec]]、そしてエヴィンカーとしての素質に目覚めた捕虜の[[アーテイ/Ertai]]の3人を候補として選定する。
10行: 8行:
  
 
能力という点ではエヴィンカーに最も近いのはクロウヴァクスだったが(グレヴェンはエヴィンカーの座に興味は無いことを早々と示していた)、その残忍さを恐れ、どうにかアーテイをエヴィンカーの座に就かせることはできないかと考えるが、クロウヴァクスにアーテイを人質に取られ、彼をエヴィンカーとして指名することを承諾してしまう。
 
能力という点ではエヴィンカーに最も近いのはクロウヴァクスだったが(グレヴェンはエヴィンカーの座に興味は無いことを早々と示していた)、その残忍さを恐れ、どうにかアーテイをエヴィンカーの座に就かせることはできないかと考えるが、クロウヴァクスにアーテイを人質に取られ、彼をエヴィンカーとして指名することを承諾してしまう。
しかし襲名式典の最中、[[ドリーム・ホール/Dream Halls|メルカディア/Mercadia]]から単身舞い戻ったヴォルラスが現れ、2人は一騎打ちとなる。戦いにはクロウヴァクスが勝ったが、その直後に、要塞に侵入していた[[リン・シヴィー/Lin Sivvi]]らの反乱軍が騒ぎを起こし、[[ドリーム・ホール]]へと立てこもったという知らせを受けそこへと向かう。
+
しかし襲名式典の最中、[[メルカディア/Mercadia]]から単身舞い戻ったヴォルラスが現れ、2人は一騎打ちとなる。戦いにはクロウヴァクスが勝ったが、その直後に、要塞に侵入していた[[リン・シヴィー/Lin Sivvi]]らの反乱軍が騒ぎを起こし、[[ドリーム・ホール/Dream Halls|ドリーム・ホール]]へと立てこもったという知らせを受けそこへと向かう。
彼等と話をするべくドリーム・ホールに入ると、捕虜として要塞に侵入していたエラダムリーに、かつて自分の娘であった事を知らされる。最早ファイレクシアの使者たる事を望んでいなかったベルベイは、彼等を携帯[[ポータル#story|ポータル]]で[[ドミナリア/Dominaria]]へと逃がすが、自身はかつて父であったエラダムリーによってその偽りの命を絶たれた。
+
彼等と話をするべくドリーム・ホールに入ると、捕虜として要塞に侵入していたエラダムリーに、かつて自分の娘であった事を知らされる。最早ファイレクシアの使者たる事を望んでいなかったベルベイは、彼等を携帯[[ポータル#ストーリー|ポータル]]で[[ドミナリア/Dominaria]]へと逃がすが、自身はかつて父であったエラダムリーによってその偽りの命を絶たれた。
  
 
*名前を関するカードは多いが、本人はまだカード化されていない。
 
*名前を関するカードは多いが、本人はまだカード化されていない。

2008年7月19日 (土) 22:50時点における版

ベルベイ(Belbe)は、ヴォルラス/Volrathがエヴィンカーの座を放棄してラース/Rathから去った為に、次代のエヴィンカーを選定すべくファイレクシア/Phyrexiaから派遣された全権大使。外見は人間年齢にして10代後半程のエルフの少女である。

その身体はスカイシュラウド/Skyshroud・エルフの王エラダムリー/Eladamriの娘アヴィラであり、ファイレクシアによって暗殺され遺体を持ち去られたもの。かつての記憶は残していない。鎖骨の間に「レンズ」と呼ばれる小さな球体が埋め込まれており、その装置を通して彼女の行動は全てヨーグモス/Yawgmothの監視下にある。そして「ベルベイ」とは古代スランの言葉で「レンズ」の意。

セレニア/Seleniaを殺し吸血鬼となったクロウヴァクス/Crovaxプレデター/Predatorの艦長グレヴェン・イル=ヴェク/Greven il-Vec、そしてエヴィンカーとしての素質に目覚めた捕虜のアーテイ/Ertaiの3人を候補として選定する。 「ファイレクシアからの大使」という恐ろしい存在ではあるが、性格は好奇心旺盛で勝気な普通の少女と言ってよい。年が近く、自分が見出したエヴィンカー候補であるアーテイに好奇心混じりの好意を抱くようになる。要塞/Strongholdで共に過ごし、彼の魔法によって「レンズ」の機能を遮断し一時の自由を得たこともあり、2人は急速にその仲を深めてゆく。

能力という点ではエヴィンカーに最も近いのはクロウヴァクスだったが(グレヴェンはエヴィンカーの座に興味は無いことを早々と示していた)、その残忍さを恐れ、どうにかアーテイをエヴィンカーの座に就かせることはできないかと考えるが、クロウヴァクスにアーテイを人質に取られ、彼をエヴィンカーとして指名することを承諾してしまう。 しかし襲名式典の最中、メルカディア/Mercadiaから単身舞い戻ったヴォルラスが現れ、2人は一騎打ちとなる。戦いにはクロウヴァクスが勝ったが、その直後に、要塞に侵入していたリン・シヴィー/Lin Sivviらの反乱軍が騒ぎを起こし、ドリーム・ホールへと立てこもったという知らせを受けそこへと向かう。 彼等と話をするべくドリーム・ホールに入ると、捕虜として要塞に侵入していたエラダムリーに、かつて自分の娘であった事を知らされる。最早ファイレクシアの使者たる事を望んでいなかったベルベイは、彼等を携帯ポータルドミナリア/Dominariaへと逃がすが、自身はかつて父であったエラダムリーによってその偽りの命を絶たれた。

  • 名前を関するカードは多いが、本人はまだカード化されていない。

登場カード

参考

QR Code.gif