プロモーショナル・カード

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以下のカードは[[ヴィンテージ]]および[[レガシー]]形式のトーナメントにおいて(制限・禁止カードリストに載っていない限り)使用可能である。
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ここでは初出がプロモーションとして登場した[[カード]]を示す。これらのカードは[[黒枠]]であるため、[[ヴィンテージ]]および[[レガシー]]の[[トーナメント]]において([[禁止カード|禁止]]・[[制限カード]]リストに載っていない限り)使用可能である。加えて、[[再録]]された[[闘技場/Arena]]・[[大アナグマ/Giant Badger]]については、その再録されたカードセットが適正な[[フォーマット]]において使用可能。
  
 
==小説プロモーショナル・カード==
 
==小説プロモーショナル・カード==
  
1994年9月に発売された Arena を皮切りに、Harper Prism(アメリカの出版社 Harper Collins のレーベル)から10冊のマジック小説が発売されていた。最初の5冊は巻末にクーポン券が付属しており、これを Harper Prism に送付すると特製[[プロモーション・カード]]が受け取れるキャンペーンが実施されていた。
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1994年9月に発売された[[アリーナ/Arena]]を皮切りに、Harper Prism(アメリカの出版社 Harper Collins のレーベル)から10冊の[[ペーパーバック小説|マジック小説]]が発売されていた。最初の5冊は巻末にクーポン券が付属しており、これをHarper Prismに送付すると特製[[プロモーション・カード]]が受け取れるキャンペーンが実施されていた。アリーナ/Arenaは2枚のカード、続く3冊はそれぞれ決まったカードが、5冊目([[The Cursed Land]])のキャンペーン時は残っていたカード全種類からランダムに選ばれた1枚が送付されていた。
Arena は2枚のカード、続く3冊はそれぞれ決まったカードが、5冊目のキャンペーン時は残っていたカード全種類からランダムに選ばれた1枚が送付されていた。
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*[[闘技場/Arena]]
 
*[[闘技場/Arena]]
 
*[[大アナグマ/Giant Badger]]
 
*[[大アナグマ/Giant Badger]]
*[[Mana Crypt]]
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*[[魔力の墓所/Mana Crypt]]
 
*[[Sewers of Estark]]
 
*[[Sewers of Estark]]
 
*[[Windseeker Centaur]]
 
*[[Windseeker Centaur]]
 
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**カードは英語版・イタリア語版・フランス語版・ポルトガル語版・スペイン語版が製作されたが、スペイン語版のみ手違いで[[白枠]]で印刷されていた(残りはすべて黒枠)。
**カードは英語版・イタリア語版・フランス語版・ポルトガル語版・スペイン語版が製作されたが、スペイン語版のみ手違いで白枠で印刷されていた(残りはすべて黒枠)。
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**イタリア語版は売れ行きが悪かったため、2冊で続刊は中止されている。
 
**イタリア語版は売れ行きが悪かったため、2冊で続刊は中止されている。
**これらの小説はドイツでも発売されていたが、Herper Prism 以外の出版社から発売されていたため、プロモーション・カードの製作・配布は行われていない。
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**これらの小説はドイツでも発売されていたが、Herper Prism以外の出版社から発売されていたため、プロモーション・カードの製作・配布は行われていない。
 
**日本語版も2冊がアスペクト社より発売されたが、同様にプロモーション・カードの配布は行われていない。
 
**日本語版も2冊がアスペクト社より発売されたが、同様にプロモーション・カードの配布は行われていない。
  
 
==DragonCon/[[Duelist]]誌付属プロモーショナル・カード==
 
==DragonCon/[[Duelist]]誌付属プロモーショナル・カード==
  
DragonConは1984年以来ジョージア州アトランタで開催されているファンタジー・SF・ホラー関係のコンベンション(ファン主動のイベント)。1994年7月開催のDragonConにおいて参加者にマジックのプロモーション・カードが配布された。
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DragonConは1984年以来ジョージア州アトランタで開催されているファンタジー・SF・ホラー関係のコンベンション(ファン主動のイベント)。1994年7月開催のDragonConにおいて参加者にマジックのプロモーション・カードが配布された。それに参加していない人から反発して[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]離れを懸念した[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社は、急遽同カードを同社から発売されていたマジック専門誌''[[Duelist]] #3''の付録とした。その教訓を踏まえて、新規カードとしてのプロモーションカードは今後製作しないという方針を決めたのである。
それに参加していない人から反発してマジック離れを懸念した[[WotC]]社は、急遽同名カードを製作、同社から発売されていたマジック専門誌 ''Duelist #3'' の付録とした。
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それの教訓を踏まえて、新規カードとしてのプロモーションカードは製作しないという方針を決めたのである。
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*[[ナラスニ・ドラゴン/Nalathni Dragon]]
 
*[[ナラスニ・ドラゴン/Nalathni Dragon]]
 
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**日本語版[[ミラージュ]]の初回印刷分は[[氾濫原/Flood Plain]]がなく、代わりに[[水晶鉱脈/Crystal Vein]]が余分に印刷されていた。このため、2枚の水晶鉱脈を[[ホビージャパン]]社に送ると、水晶鉱脈・氾濫原・日本語版ナラスニ・ドラゴン各1枚ずつに無料で交換できる補償キャンペーンが実施されており、日本語版ナラスニ・ドラゴンはその際に配布されたものである。
**日本語版“ミラージュ”の初回印刷分は[[氾濫原/Flood Plain]]がなく、代わりに[[水晶鉱脈/Crystal Vein]]が余分に印刷されていた。2枚の水晶鉱脈をホビージャパン社に送ると、氾濫原と日本語版ナラスニ・ドラゴンに無料で交換できる補償キャンペーンが実施されており、日本語版ナラスニ・ドラゴンはその際に配布されたものである。
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==参考==
 
==参考==
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*[http://www.magiclibrarities.net/rarities-duelist.html The Duelist Magazine Promos](Magic Rarities)
 
*[http://www.magiclibrarities.net/rarities-duelist.html The Duelist Magazine Promos](Magic Rarities)
 
*[[カード個別評価:プロモーショナル・カード]]
 
*[[カード個別評価:プロモーショナル・カード]]
*[[カード個別評価]]
 

2017年7月22日 (土) 17:47時点における最新版

ここでは初出がプロモーションとして登場したカードを示す。これらのカードは黒枠であるため、ヴィンテージおよびレガシートーナメントにおいて(禁止制限カードリストに載っていない限り)使用可能である。加えて、再録された闘技場/Arena大アナグマ/Giant Badgerについては、その再録されたカードセットが適正なフォーマットにおいて使用可能。

[編集] 小説プロモーショナル・カード

1994年9月に発売されたアリーナ/Arenaを皮切りに、Harper Prism(アメリカの出版社 Harper Collins のレーベル)から10冊のマジック小説が発売されていた。最初の5冊は巻末にクーポン券が付属しており、これをHarper Prismに送付すると特製プロモーション・カードが受け取れるキャンペーンが実施されていた。アリーナ/Arenaは2枚のカード、続く3冊はそれぞれ決まったカードが、5冊目(The Cursed Land)のキャンペーン時は残っていたカード全種類からランダムに選ばれた1枚が送付されていた。

  • 闘技場/Arena
  • 大アナグマ/Giant Badger
  • 魔力の墓所/Mana Crypt
  • Sewers of Estark
  • Windseeker Centaur
    • カードは英語版・イタリア語版・フランス語版・ポルトガル語版・スペイン語版が製作されたが、スペイン語版のみ手違いで白枠で印刷されていた(残りはすべて黒枠)。
    • イタリア語版は売れ行きが悪かったため、2冊で続刊は中止されている。
    • これらの小説はドイツでも発売されていたが、Herper Prism以外の出版社から発売されていたため、プロモーション・カードの製作・配布は行われていない。
    • 日本語版も2冊がアスペクト社より発売されたが、同様にプロモーション・カードの配布は行われていない。

[編集] DragonCon/Duelist誌付属プロモーショナル・カード

DragonConは1984年以来ジョージア州アトランタで開催されているファンタジー・SF・ホラー関係のコンベンション(ファン主動のイベント)。1994年7月開催のDragonConにおいて参加者にマジックのプロモーション・カードが配布された。それに参加していない人から反発してマジック離れを懸念したウィザーズ・オブ・ザ・コースト社は、急遽同カードを同社から発売されていたマジック専門誌Duelist #3の付録とした。その教訓を踏まえて、新規カードとしてのプロモーションカードは今後製作しないという方針を決めたのである。

[編集] 参考

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