プロプレイヤーズ・クラブ

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==概要==
 
==概要==
そのシーズン中に獲得したポイントの量によってシルバー・ゴールド・プラチナのレベルにランク付けされ、レベルが高いほど多くの特典が受けられる。
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そのシーズン中に獲得したプロツアー・ポイントの量によってブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナのレベルにランク付けされ、レベルが高いほど多くの特典が受けられる。
  
 
前シーズンの[[プレイヤー・オブ・ザ・イヤー]]集計時の獲得ポイントを基準に、今シーズンのスタート時のレベルが決定される(例外あり、後述)。例えば前シーズンにポイントを20点獲得していたプレイヤーは、シルバー・レベルの恩恵を受けられる状態で今シーズンをスタートすることになる。また、そのシーズンでの獲得ポイントが、自分のレベルよりも上のレベルの規定ポイントに達した場合、そのシーズン中はその時点でレベルアップする。次のシーズンが始まる時の集計で低いランクになることはあり得るが、シーズン中にはレベルダウンすることは無い。
 
前シーズンの[[プレイヤー・オブ・ザ・イヤー]]集計時の獲得ポイントを基準に、今シーズンのスタート時のレベルが決定される(例外あり、後述)。例えば前シーズンにポイントを20点獲得していたプレイヤーは、シルバー・レベルの恩恵を受けられる状態で今シーズンをスタートすることになる。また、そのシーズンでの獲得ポイントが、自分のレベルよりも上のレベルの規定ポイントに達した場合、そのシーズン中はその時点でレベルアップする。次のシーズンが始まる時の集計で低いランクになることはあり得るが、シーズン中にはレベルダウンすることは無い。
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*[[プレイヤー・オブ・ザ・イヤー]]集計基準と同様に、同一シーズン間、[[グランプリ]]から獲得したポイントは上位6戦分のみ、7戦目以降のポイントは集計対象外である。
 
*[[プレイヤー・オブ・ザ・イヤー]]集計基準と同様に、同一シーズン間、[[グランプリ]]から獲得したポイントは上位6戦分のみ、7戦目以降のポイントは集計対象外である。
 
*[[出場停止|資格停止]]中のプレイヤーは、プロプレイヤーズ・クラブの特典を得ることはできない。
 
*[[出場停止|資格停止]]中のプレイヤーは、プロプレイヤーズ・クラブの特典を得ることはできない。
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===2018-19年度のルール変更===
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{{新製品}}
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2018-19年度より、プロ・ポイントの集計期間にかかわるルールが大きく変更される。([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/organized-play/pro-club-transforms-after-2017-18-2017-07-19 参考]/[http://mtg-jp.com/publicity/0019128/ 翻訳])
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*プロ・プレイヤーズ・クラブのレベルを決定する期間は、年に4回ある最新セット発売に合わせた4つのサイクルから成るものへと変更される。
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*プロポイントによるプロ・プレイヤーズ・クラブのレベルの決定タイミングが、各サイクルの終了時のみとなる。よって、プロポイントによるシーズン中のレベルアップはなくなる。
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**レベル決定のために参照されるプロ・ポイントが、各サイクルにつき(大会種別のにかかわらず)上位3イベント分に変更され、「グランプリから獲得したポイントは上位6戦分」を参照するルールは廃止される。
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*タイトル獲得による特別昇格は、これまでの特別昇格とほぼ同様に、そのタイトルの獲得時点から5サイクル間にプラチナ(ゴールド)・レベルと扱われる。なお、この変更は[[世界選手権17]]より適用される([https://magic.wizards.com/en/events/premierplay/2017WC 参考])。
  
 
==レベルごとの条件と特典==
 
==レベルごとの条件と特典==
  
===2016-17年度===
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|全ての地域予選<br>プロツアー1つ(※1)
 
|全ての地域予選<br>プロツアー1つ(※1)
 
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|}
(※1)同トーナメント年度では、まだ参加権利を得ていないプロツアー。出場権は該当予選シーズン終了まで行使できないため、そのプロツアーのプロツアー地域予選に出場できる。 <br>
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(※1)同トーナメント年度では、まだ参加権利を得ていないプロツアー。出場権は該当予選シーズン終了まで行使できないため、該当プロツアーの地域予選・[[プロツアー予選]]に出場できる。また、[[チーム戦]]である[[マジック25周年記念プロツアー]]にも行使可能。 <br>
(※2)ただし、前年度の年間プレインズウォーカーポイントが規定以上の場合、1Byeを獲得する事ができる。
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(※2)プロプレイヤーズ・クラブから得られるQPは、通常QPと同様そのMOCSシーズン終了までに持ち越すことができる(MOCS月間イベントは、QP15~35点を支払う必要がある)。
  
 
====特別昇格====
 
====特別昇格====
プロツアー、世界選手権、Magic Online Championshipで優勝したプレイヤーは、優勝した時点の獲得ポイントと関係なく、ただちにプラチナ・レベルに昇格する。特典の有効期間は、ポイントによる昇格に違いは無い(昇格時点の次シーズン終了まで)。
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*プロツアー、[[世界選手権]]、Magic Online Championshipで優勝したプレイヤーは、当該大会が属するサイクルから5サイクル間、獲得したポイントの量と関係なくプラチナ・レベルと扱われる。
 
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*[[ルーキー・オブ・ザ・イヤー]]受賞者は、ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得の次シーズン終了まで、ゴールド・レベルと扱われる。
[[ルーキー・オブ・ザ・イヤー]]受賞者は、次シーズンのゴールド・レベルに昇格する。
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**当然ながらプラチナ・レベルの規定条件に達した場合は、プラチナ・レベルと扱われる。
  
 
====[[マジック・プロツアー殿堂]]====
 
====[[マジック・プロツアー殿堂]]====
マジック・プロツアー殿堂に殿堂入りしたプレイヤーは、さらに以下の特典を得られる。
+
マジック・プロツアー殿堂に殿堂入りしたプレイヤーは、以下の特典を得られる。
  
 
*すべての個人戦グランプリでの3不戦勝
 
*すべての個人戦グランプリでの3不戦勝
 
*すべてのプロツアーへの参加権利
 
*すべてのプロツアーへの参加権利
 
*殿堂顕彰セレモニーが行われるプロツアー(シーズン最初のプロツアー)参加褒賞1500ドル
 
*殿堂顕彰セレモニーが行われるプロツアー(シーズン最初のプロツアー)参加褒賞1500ドル
*ワールド・マジック・カップ予選での1不戦勝
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**プラチナ・レベルの参加褒賞と重複して受け取ることができる。
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*国別選手権への参加権利、および国別選手権での1不戦勝
 
*すべてのグランプリで無料のスリープ・イン・スペシャル・サービス
 
*すべてのグランプリで無料のスリープ・イン・スペシャル・サービス
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*Magic Online Championship Seriesの毎月QP褒賞35点
  
 
==プロプレイヤーズ・クラブの変遷==
 
==プロプレイヤーズ・クラブの変遷==
  
 
{{新製品}}
 
{{新製品}}
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===2018-19年度===
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プロ・ポイントの集計期間にかかわるルールが大きく変更される。([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/organized-play/pro-club-transforms-after-2017-18-2017-07-19 参考]/[http://mtg-jp.com/publicity/0019128/ 翻訳])
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*プロ・プレイヤーズ・クラブのレベルを決定する期間は、年に4回ある最新セット発売に合わせた4つのサイクルから成るものへと変更される。
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*プロポイントによるプロ・プレイヤーズ・クラブのレベルの決定タイミングが、各サイクルの終了時のみとなる。よって、プロポイントによるシーズン中のレベルアップはなくなる。
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**レベル決定のために参照されるプロ・ポイントが、各サイクルにつき(大会種別のにかかわらず)上位3イベント分に変更され、「グランプリから獲得したポイントは上位6戦分」を参照するルールは廃止される。
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**タイトルによる特別昇格のみ、これまでの特別昇格とほぼ同様に、そのタイトルの獲得時点から5サイクル間にプラチナ(ゴールド)・レベルと扱われる。
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===2017-18年度===
 
===2017-18年度===
 
プラチナ・レベルの褒賞変更が行われた。([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/pro-tour-eldritch-moon-organized-play-announcement-team-series-2016-08-02 参考]/[http://mtg-jp.com/publicity/0017217/ 翻訳])
 
プラチナ・レベルの褒賞変更が行われた。([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/pro-tour-eldritch-moon-organized-play-announcement-team-series-2016-08-02 参考]/[http://mtg-jp.com/publicity/0017217/ 翻訳])
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===2016-17年度===
 
===2016-17年度===
マジック・プロツアー殿堂の褒賞変更が行われた。([http://mtg-jp.com/publicity/0016818/ 参考])
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*各レベルの必要プロポイントは、20点/35点/52点に調整された。また、2017-18年度以降に向けて、シーズン終了直前に「ブロンズ」レベル(必要ポイント10点)が新設された。
*マジック・プロツアー殿堂の参加褒賞の対象大会は、「全てのプロツアー及びワールド・マジック・カップ本戦」から「殿堂顕彰セレモニーが行われるプロツアー(シーズン最初のプロツアー)」へ変更された。
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*マジック・プロツアー殿堂の参加褒賞の対象大会は、「全てのプロツアー及びワールド・マジック・カップ本戦」から「殿堂顕彰セレモニーが行われるプロツアー(シーズン最初のプロツアー)」へ変更された。([http://mtg-jp.com/publicity/0016818/ 参考])
 
*プラチナ・レベルのプロツアー及びワールド・マジック・カップ参加褒賞は、250ドル(当時のグランプリの参加褒賞と同額)に調整されることが一度は発表されたが、発表直後からプロプレイヤーからの批判が相次ぎ、待遇変更の予定が撤回された。([http://mtg-jp.com/publicity/0016842/ 参考])
 
*プラチナ・レベルのプロツアー及びワールド・マジック・カップ参加褒賞は、250ドル(当時のグランプリの参加褒賞と同額)に調整されることが一度は発表されたが、発表直後からプロプレイヤーからの批判が相次ぎ、待遇変更の予定が撤回された。([http://mtg-jp.com/publicity/0016842/ 参考])
  

2017年9月25日 (月) 22:34時点における版

プロ・プレイヤーズ・クラブ/Pro Players Clubは、2005年5月から採用された、プロツアー・ポイントを獲得しているプレイヤーに特典を用意する制度。

目次

概要

そのシーズン中に獲得したプロツアー・ポイントの量によってブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナのレベルにランク付けされ、レベルが高いほど多くの特典が受けられる。

前シーズンのプレイヤー・オブ・ザ・イヤー集計時の獲得ポイントを基準に、今シーズンのスタート時のレベルが決定される(例外あり、後述)。例えば前シーズンにポイントを20点獲得していたプレイヤーは、シルバー・レベルの恩恵を受けられる状態で今シーズンをスタートすることになる。また、そのシーズンでの獲得ポイントが、自分のレベルよりも上のレベルの規定ポイントに達した場合、そのシーズン中はその時点でレベルアップする。次のシーズンが始まる時の集計で低いランクになることはあり得るが、シーズン中にはレベルダウンすることは無い。

下記のように、プラチナ・レベルともなるとかなりのVIP待遇である。もちろん、そのレベルに達するには相応の成績を残さなければならない。


2018-19年度のルール変更

2018-19年度より、プロ・ポイントの集計期間にかかわるルールが大きく変更される。(参考/翻訳

  • プロ・プレイヤーズ・クラブのレベルを決定する期間は、年に4回ある最新セット発売に合わせた4つのサイクルから成るものへと変更される。
  • プロポイントによるプロ・プレイヤーズ・クラブのレベルの決定タイミングが、各サイクルの終了時のみとなる。よって、プロポイントによるシーズン中のレベルアップはなくなる。
    • レベル決定のために参照されるプロ・ポイントが、各サイクルにつき(大会種別のにかかわらず)上位3イベント分に変更され、「グランプリから獲得したポイントは上位6戦分」を参照するルールは廃止される。
  • タイトル獲得による特別昇格は、これまでの特別昇格とほぼ同様に、そのタイトルの獲得時点から5サイクル間にプラチナ(ゴールド)・レベルと扱われる。なお、この変更は世界選手権17より適用される(参考)。

レベルごとの条件と特典

2017-18年度

必要プロ・ポイント 10点 20点 35点 52点
待遇 ブロンズ シルバー ゴールド プラチナ
グランプリ 不戦勝(個人戦のみ) 1不戦勝 2不戦勝 3不戦勝
参加褒賞 なし 無料スリープ・イン・スペシャル
+(6回まで)500ドル
プロツアー
プロツアー地域予選
参加権利 全ての地域予選 全ての地域予選
プロツアー1つ(※1)
全てのプロツアー
プロツアー参加時の参加褒賞 なし エアフェア エアフェア
+3000ドル
ワールド・マジック・カップ 国別選手権
参加権利 あり
不戦勝 なし 1不戦勝 2不戦勝
参加褒賞 なし 500ドル
WMC本戦参加時の参加褒賞 なし 1000ドル
Magic Online Championship Seriesの毎月QP褒賞(※2) なし 15点 35点

(※1)同トーナメント年度では、まだ参加権利を得ていないプロツアー。出場権は該当予選シーズン終了まで行使できないため、該当プロツアーの地域予選・プロツアー予選に出場できる。また、チーム戦であるマジック25周年記念プロツアーにも行使可能。
(※2)プロプレイヤーズ・クラブから得られるQPは、通常QPと同様そのMOCSシーズン終了までに持ち越すことができる(MOCS月間イベントは、QP15~35点を支払う必要がある)。

特別昇格

  • プロツアー、世界選手権、Magic Online Championshipで優勝したプレイヤーは、当該大会が属するサイクルから5サイクル間、獲得したポイントの量と関係なくプラチナ・レベルと扱われる。
  • ルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞者は、ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得の次シーズン終了まで、ゴールド・レベルと扱われる。
    • 当然ながらプラチナ・レベルの規定条件に達した場合は、プラチナ・レベルと扱われる。

マジック・プロツアー殿堂

マジック・プロツアー殿堂に殿堂入りしたプレイヤーは、以下の特典を得られる。

  • すべての個人戦グランプリでの3不戦勝
  • すべてのプロツアーへの参加権利
  • 殿堂顕彰セレモニーが行われるプロツアー(シーズン最初のプロツアー)参加褒賞1500ドル
    • プラチナ・レベルの参加褒賞と重複して受け取ることができる。
  • 国別選手権への参加権利、および国別選手権での1不戦勝
  • すべてのグランプリで無料のスリープ・イン・スペシャル・サービス
  • Magic Online Championship Seriesの毎月QP褒賞35点

プロプレイヤーズ・クラブの変遷

2018-19年度

プロ・ポイントの集計期間にかかわるルールが大きく変更される。(参考/翻訳

  • プロ・プレイヤーズ・クラブのレベルを決定する期間は、年に4回ある最新セット発売に合わせた4つのサイクルから成るものへと変更される。
  • プロポイントによるプロ・プレイヤーズ・クラブのレベルの決定タイミングが、各サイクルの終了時のみとなる。よって、プロポイントによるシーズン中のレベルアップはなくなる。
    • レベル決定のために参照されるプロ・ポイントが、各サイクルにつき(大会種別のにかかわらず)上位3イベント分に変更され、「グランプリから獲得したポイントは上位6戦分」を参照するルールは廃止される。
    • タイトルによる特別昇格のみ、これまでの特別昇格とほぼ同様に、そのタイトルの獲得時点から5サイクル間にプラチナ(ゴールド)・レベルと扱われる。

2017-18年度

プラチナ・レベルの褒賞変更が行われた。(参考/翻訳

  • グランプリの参加褒賞の対象は、「全てのグランプリ」から「参加した最初の6つのグランプリ」へ変更された、その代わり、褒賞額は250ドルから500ドルに倍増した。
  • プロツアー参加の宿泊褒賞は廃止された。

2016-17年度

  • 各レベルの必要プロポイントは、20点/35点/52点に調整された。また、2017-18年度以降に向けて、シーズン終了直前に「ブロンズ」レベル(必要ポイント10点)が新設された。
  • マジック・プロツアー殿堂の参加褒賞の対象大会は、「全てのプロツアー及びワールド・マジック・カップ本戦」から「殿堂顕彰セレモニーが行われるプロツアー(シーズン最初のプロツアー)」へ変更された。(参考
  • プラチナ・レベルのプロツアー及びワールド・マジック・カップ参加褒賞は、250ドル(当時のグランプリの参加褒賞と同額)に調整されることが一度は発表されたが、発表直後からプロプレイヤーからの批判が相次ぎ、待遇変更の予定が撤回された。(参考

2015-16年度

  • 各レベルの必要プロポイントは、18点/33点/50点に調整された。
  • MOC優勝者の特別昇格は、ゴールド・レベルからプラチナ・レベルへ変更された。

2014-15年度

プレミアイベントの体制変更によって各レベルの条件・待遇に微修正が加えられている。

  • シルバー・レベルを得るプロツアーの出場権は、「同トーナメント年度では、まだ参加権利を得ていない好きなプロツアー1つ」に変更。また、プロツアー地域予選の導入に伴い、全ての地域予選への参加資格が与えられる。
  • ゴールド・レベルのプロツアー参加褒賞がなくなり、その代わり、各プロツアーの開催地への往復航空券が授与される。
  • プラチナ・レベルの必要プロポイントは48点に調整された(後に46点へ変更)(参考)。
  • ルーキー・オブ・ザ・イヤーは、特別昇格制度の対象になった。

2013-14年度

年間のプロツアー開催数が1つ増えるため、集計基準が見直された。また、プロツアー・世界選手権・MOC優勝者の特別昇格制度と、各レベルの待遇に微修正が加えられている。(参考1参考2参考3)

  • シルバー(20点):同トーナメント年度では、まだ参加権利を得ていない直近のプロツアーへの招待、すべてのグランプリで2不戦勝、自国でのワールド・マジック・カップ予選への参加資格
  • ゴールド(35点):すべてのプロツアーへの招待、すべてのグランプリでの3不戦勝、ワールド・マジック・カップ予選での1不戦勝、プロツアー参加褒賞500ドル
  • プラチナ(45点):すべてのプロツアーへの招待、すべてのグランプリでの3不戦勝、ワールド・マジック・カップ予選での2不戦勝、すべてのプロツアーでのホテル・エアフェア賞、プロツアー参加褒賞3000ドル、グランプリ参加褒賞250ドル、ワールド・マジック・カップでの参加褒賞500ドル(予選)/1000ドル(本戦)

2012年度

プレインズウォーカーポイントシステム導入に伴う変更で8段階のレベル制度は廃止された。 新たな枠組みはシルバー(旧Lv2相当)、ゴールド(旧Lv4)、プラチナ(旧Lv8)の3つ。 待遇に必要なポイントは2012年度の場合それぞれ15、25、40であるが、今後適宜変更される予定とのこと。

  • シルバー(15点):すべてのグランプリで2不戦勝、自国でのワールド・マジック・カップ予選への参加資格
  • ゴールド(25点):すべてのプロツアーへの招待、すべてのグランプリでの3不戦勝、ワールド・マジック・カップ予選への招待
  • プラチナ(40点):ゴールド・レベルでの特典のすべてに加え、プロツアー参加褒賞3000ドル、すべてのプロツアーでのホテル賞、エアフェア賞、グランプリ参加褒賞250ドル、ワールド・マジック・カップでの参加褒賞1000ドル(招待選手に限る)

2008年度~2011年度

  • レベル1(1点):すべてのグランプリで1不戦勝を得る。
  • レベル2(10点):すべてのグランプリで2不戦勝を得る。所属する国の国別選手権の出場権を得る。
  • レベル3(15点):すべてのグランプリで2不戦勝を得る。所属する国の国別選手権の出場権を得る。今期中に開催される好きなプロツアー1つまたは世界選手権の出場権を得る。出場権は前日まで獲得しないため、選んだプロツアーのプロツアー予選に出場できる。
  • レベル4(20点):すべてのグランプリで3不戦勝を得る。所属する国の国別選手権の出場権を得る。今期中に開催されるすべてのプロツアーと世界選手権の出場権を得る(グレイビー・トレイン)。出場権は前日まで獲得しないため、各プロツアーのプロツアー予選に出場できる。
  • レベル5(25点):すべてのグランプリで3不戦勝を得る。所属する国の国別選手権の出場権を得る。今期中に開催されるすべてのプロツアーと世界選手権の出場権を得る。出場権は前日まで獲得しないため、各プロツアーのプロツアー予選に出場できる。プロツアーや世界選手権に参加するたびに、もれなく250ドルを獲得する。
  • レベル6(30点):すべてのグランプリで3不戦勝を得る。所属する国の国別選手権の出場権を得る。今期中に開催されるすべてのプロツアーと世界選手権の出場権を得る。プロツアーや世界選手権に参加するたびに、もれなく1,250ドルを獲得する。今期中に開催される好きなプロツアー1つまたは世界選手権に参加するための無料航空券が用意される。
  • レベル7(40点):すべてのグランプリで3不戦勝を得る。所属する国の国別選手権の出場権を得る。今期中に開催されるすべてのプロツアーと世界選手権の出場権を得る。プロツアーや世界選手権に参加するたびに、もれなく1,750ドルを獲得する。今期中に開催されるすべてのプロツアーと世界選手権に参加するための無料航空券が用意される。グランプリに参加するたびに、もれなく250ドルを獲得する。
  • レベル8(50点):すべてのグランプリで3不戦勝を得る。所属する国の国別選手権の出場権を得る。今期中に開催されるすべてのプロツアーと世界選手権の出場権を得る。プロツアーや世界選手権に参加するたびに、もれなく2,250ドルを獲得する。今期中に開催されるすべてのプロツアーと世界選手権に参加するための無料航空券とホテルが用意される。グランプリに参加するたびに、もれなく500ドルを獲得する。

2008年度

プロプレイヤーズ・クラブが導入されて以来、初の基準変更が行われ、それまでの6レベル制から、旧レベル3の前後に新たなレベル(現在のレベル3と5)が設けられ、8レベル制へと変更された。

旧レベル3(現在のレベル4)からプロツアー参加による500ドルの報酬がなくなり、旧レベル4,5,6(現在のレベル6,7,8)のプロツアー参加による報酬が250ドル増加した。

脚注


参考

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