プロツアー「カラデシュ」

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(参考:  優勝者自身の書いたレポートということで追記してみました。)
 
(7人の利用者による、間の11版が非表示)
1行: 1行:
 
'''プロツアー「[[カラデシュ]]」'''/''Pro Tour Kaladesh''は、[[2016年]]にアメリカ合衆国・ホノルルで開催された、[[スタンダード]]と[[ブースター・ドラフト]]の[[プロツアー]]。
 
'''プロツアー「[[カラデシュ]]」'''/''Pro Tour Kaladesh''は、[[2016年]]にアメリカ合衆国・ホノルルで開催された、[[スタンダード]]と[[ブースター・ドラフト]]の[[プロツアー]]。
  
[[モダン]]並に[[メタゲーム]]が読めない環境と噂される中、前週に行われた[[StarCityGames.com#StarCityGames.com Open Series|SCG Open]]において、デッキタイプの違いはあれど[[密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter]]を軸にした[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]が活躍し(トップ8に32枚、つまり全員が4枚投入していた)、「高速かつ雑多過ぎて[[コントロール (デッキ)|コントロール]]は捌ききれない」「コンボやアグロ、遅くともミッドレンジでやりたいことを押し付けたほうが勝てる環境」と言われていた。その通りにトップ8が全て異なるデッキタイプとなったが、決勝卓はそれらを捌き切った2人による、まさかのコントロール対決となった。
+
==概要==
 +
[[モダン]]並に[[メタゲーム]]が読めない[[環境]]と噂される中、前週に行われた[[StarCityGames.com#StarCityGames.com Open Series|SCG Open]]において、[[デッキタイプ]]の違いはあれど[[密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter]]を軸にした[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]が活躍し(トップ8に32枚、つまり全員が4枚投入していた)、「高速かつ雑多過ぎて[[コントロール (デッキ)|コントロール]]は捌ききれない」「[[コンボデッキ|コンボ]]や[[アグロ]]、遅くとも[[ミッドレンジ]]でやりたいことを押し付けたほうが勝てる環境」と言われていた。その通りにトップ8が全て異なるデッキタイプとなったが、決勝卓はそれらを捌き切った2人による、まさかのコントロール対決となった。
  
 
初日全勝から予選ラウンドを2位突破した[[八十岡翔太]]が勢いそのままに個人戦のプロツアー初勝利を飾る。
 
初日全勝から予選ラウンドを2位突破した[[八十岡翔太]]が勢いそのままに個人戦のプロツアー初勝利を飾る。
  
*[[プロツアー「異界月」]]がビザの発給関係で問題があったために回避可能となり、回避した場合出場権利を本大会で使用出来る特別処置があったため、プレミアイベント体制再編以降のプロツアー最大の参加者数となった。旧体制のプロツアーをを含む場合[[プロツアーチャールストン06]](525名/175チーム)、[[プロツアーパリ11]](483人)に次いで3位。
+
*トップ8に入るための[[インテンショナル・ドロー]]を減らす目的として、決勝トーナメントは従来の[[シングル・エリミネーション]]方式から、パラマストーナメント方式(予選ラウンド1位、2位の者は準決勝からスタート、3位、4位の者は2回戦からスタート)と変更された。
 +
*[[プロツアー「異界月」]]がビザの発給関係で問題があったために回避可能となり、回避した場合出場権利を本大会で使用出来る特別処置があったため、[[プレミアイベント]]体制再編以降の個人戦プロツアー最大の参加者数となった(当時)。
  
 
==基本データ==
 
==基本データ==
18行: 20行:
  
 
==上位入賞者==
 
==上位入賞者==
*優勝 [[八十岡翔太]] ([[青黒赤コントロール#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック期|グリクシス・コントロール]])
+
*優勝 [[八十岡翔太]]([[青黒赤コントロール#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック期|グリクシス・コントロール]])
*準優勝 [[Carlos Romao]] ([[トリコロール#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック期|ジェスカイ・コントロール]])
+
*準優勝 [[Carlos Romao]]([[トリコロール#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック期|ジェスカイ・コントロール]])
*第3位 [[Makis Matsoukas]] ([[赤白トークン#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック期|赤白トークン]])
+
*第3位 [[Makis Matsoukas]]([[赤白トークン#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック期|赤白トークン]])
*第4位 [[Ben Hull]] ([[赤白機体]])
+
*第4位 [[Ben Hull]]([[赤白機体]])
*第5位 [[Pierre Dagen]] ([[青赤電招]])
+
*第5位 [[Pierre Dagen]]([[青赤電招]])
*第6位 [[Matthew Nass]] ([[霊気池の驚異|ティムール霊気池]])
+
*第6位 [[Matt Nass]]([[霊気池の驚異|ティムール霊気池]])
*第7位 [[李詩天]] ([[赤白機体|マルドゥ機体]])
+
*第7位 [[Lee Shi Tian]]([[マルドゥ機体]][[タッチ]][[青]])
*第8位 [[Joey Manner]] ([[白青ビートダウン#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック期|白青フラッシュ]])
+
*第8位 [[Joey Manner]]([[白青ビートダウン#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック期|白青フラッシュ]])
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptkld PRO TOUR KALADESH]([[WotC]]、英語)
+
*[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptkld PRO TOUR KALADESH]([[WotC]]、英語)
*[http://coverage.mtg-jp.com/ptkld16/# プロツアー『カラデシュ』 イベントカバレージ](WotC、日本語)
+
*[https://mtg-jp.com/coverage/ptkld16/ プロツアー『カラデシュ』 イベントカバレージ](WotC、日本語)
 +
*[https://live.nicovideo.jp/watch/lv277245716 マジック:ザ・ギャザリング プロツアー『カラデシュ』 in ホノルル DAY1](WotC、ニコニコ生放送 日本語)
 +
*[https://live.nicovideo.jp/watch/lv277247077 マジック:ザ・ギャザリング プロツアー『カラデシュ』 in ホノルル DAY2](WotC、ニコニコ生放送 日本語)
 +
*[https://live.nicovideo.jp/watch/lv277247566 マジック:ザ・ギャザリング プロツアー『カラデシュ』 in ホノルル DAY3](WotC、ニコニコ生放送 日本語)
 +
*[https://article.hareruyamtg.com/article/article_3444/ 八十岡翔太のプロツアー『カラデシュ』☆優勝☆レポート]
 
*[[トーナメント記録]]
 
*[[トーナメント記録]]
  
 
{{2016シーズン}}
 
{{2016シーズン}}
 +
 
[[Category:プロツアー|からてしゆ]]
 
[[Category:プロツアー|からてしゆ]]

2021年10月7日 (木) 15:04時点における最新版

プロツアー「カラデシュ/Pro Tour Kaladeshは、2016年にアメリカ合衆国・ホノルルで開催された、スタンダードブースター・ドラフトプロツアー

目次

[編集] 概要

モダン並にメタゲームが読めない環境と噂される中、前週に行われたSCG Openにおいて、デッキタイプの違いはあれど密輸人の回転翼機/Smuggler's Copterを軸にしたビートダウンが活躍し(トップ8に32枚、つまり全員が4枚投入していた)、「高速かつ雑多過ぎてコントロールは捌ききれない」「コンボアグロ、遅くともミッドレンジでやりたいことを押し付けたほうが勝てる環境」と言われていた。その通りにトップ8が全て異なるデッキタイプとなったが、決勝卓はそれらを捌き切った2人による、まさかのコントロール対決となった。

初日全勝から予選ラウンドを2位突破した八十岡翔太が勢いそのままに個人戦のプロツアー初勝利を飾る。

  • トップ8に入るためのインテンショナル・ドローを減らす目的として、決勝トーナメントは従来のシングル・エリミネーション方式から、パラマストーナメント方式(予選ラウンド1位、2位の者は準決勝からスタート、3位、4位の者は2回戦からスタート)と変更された。
  • プロツアー「異界月」がビザの発給関係で問題があったために回避可能となり、回避した場合出場権利を本大会で使用出来る特別処置があったため、プレミアイベント体制再編以降の個人戦プロツアー最大の参加者数となった(当時)。

[編集] 基本データ

[編集] 上位入賞者

[編集] 参考

2016シーズン
世界選手権
ワールドカップ
世界選手権 - ワールド・マジック・カップ大阪予選 - 東京予選 - 名古屋予選
プロツアー プロツアー「ゲートウォッチの誓い」(アトランタ) - プロツアー「イニストラードを覆う影」(マドリード) - プロツアー「異界月」(シドニー) - プロツアー「カラデシュ」(ホノルル)
グランプリ
第1シーズン オークランド - バンクーバー - 名古屋 - メキシコシティ - ヒューストン - デトロイト - ボローニャ - メルボルン - ワシントンDC - パリ
第2シーズン アルバカーキ - バルセロナ - 北京 - トロント - ニューヨーク - 東京 - ロサンゼルス - シャーロット - ミネアポリス - マンチェスター - コスタリカ
第3シーズン コロンバス - プラハ - ピッツバーグ - 台北 - サンパウロ - モントリオール - ストックホルム - シドニー - ポートランド - リミニ - インディアナポリス - リール - 広州
第4シーズン ルイビル - 京都 - アトランタ - ロンドン - クアラルンプール - プロビデンス - ワルシャワ - サンティアゴ - ダラスフォートワース - ロッテルダム - 千葉
第5シーズン デンバー - マドリード - ミルウォーキー
その他 SSSチャンピオンシップ - ヴィンテージ - レガシー - ヨーロッパヴィンテージ - ヨーロッパレガシー
1995-19961996-19971997-19981998-19991999-20002000-20012001-20022002-20032003-20042004-20052006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202020-20212021-20222022-20232023-2024
QR Code.gif