ファイレクシア病の支配/Grip of Phyresis

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[[装備品]]の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を奪ったあと、[[細菌]][[トークン]]を[[生成]]してそれに[[つける]][[インスタント]]。
 
  
装備品以外には無力なので基本的には装備品をピンポイントで[[メタる]]ための[[カード]]であるが、[[構築]]で使われる装備品は往々にして強力なものが多く、奪ったときのリターンは大きい。インスタントなので割られて取り返されたりしない点も安心できる。また自身がコントロールする装備品を対象にし、急遽ブロッカーを用意するというプレイングも可能。
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[[装備品]][[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を奪ったあと、[[細菌]][[トークン]]を[[生成]]してそれに[[つける]][[インスタント]]。フレーバー的には奪った装備品を[[生体武器]]化するようなイメージである。
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[[対象]]が装備品のみと狭いのが難点だが、[[構築]]で使われる装備品は往々にして強力なものが多く、奪ったときのリターンは大きい。[[オーラ]]である[[秘宝奪取/Steal Artifact]]などと異なり、[[割る|割られて]]取り返されたりしない点も安心できる。また、自身がコントロールする装備品を対象にし、急遽[[ブロッカー]]を用意するという[[プレイング]]も可能。
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[[レガシー]]にて青を含む[[ビートダウン]]デッキに採用されることがある。環境柄[[石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic]]を使うデッキが比較的多く、[[殴打頭蓋/Batterskull]]や[[火と氷の剣/Sword of Fire and Ice]]など奪えばリターンの大きい装備品がよく出てくるため。
  
*フレーバー的には奪った装備品を[[生体武器]]化するようなイメージである。
 
 
*装備品が[[タフネス]]にプラスの[[修整]]を与えない場合、細菌トークンのタフネスは0であり、[[状況起因処理]]により[[死亡]]する。それでも[[あなた]]は依然としてその装備品をコントロールする。
 
*装備品が[[タフネス]]にプラスの[[修整]]を与えない場合、細菌トークンのタフネスは0であり、[[状況起因処理]]により[[死亡]]する。それでも[[あなた]]は依然としてその装備品をコントロールする。
 
*{{Gatherer|id=420626}}には[[肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind]]({{Gatherer|id=209280}})が描かれている。
 
*{{Gatherer|id=420626}}には[[肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind]]({{Gatherer|id=209280}})が描かれている。
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*[[カード名]]で「ファイレクシア病」と訳されている「Phyresis」は苦痛を伴う[[ファイレクシア/Phyrexia]]人への変化の過程を指すストーリー用語であり「病気」ではない。既存訳の[[ファイレクシア化/Phyresis]]の方がまだふさわしい(小説[[The Thran]]によると、元々は「Phyresis」の世界の意味で[[次元/Plane]]を「ファイレクシア/Phyrexia」と名付けたという設定であるため「ファイレクシア化」でも関係性が逆転しており精確ではない)。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:統率者2016]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:統率者2016]] - [[アンコモン]]

2018年5月8日 (火) 19:26時点における版


Grip of Phyresis / ファイレクシア病の支配 (2)(青)
インスタント

装備品(Equipment)1つを対象とし、それのコントロールを得る。その後、黒の0/0のファイレクシアン(Phyrexian)・細菌(Germ)クリーチャー・トークン1体を生成し、その装備品をそれにつける。


装備品コントロールを奪ったあと、細菌トークン生成してそれにつけるインスタント。フレーバー的には奪った装備品を生体武器化するようなイメージである。

対象が装備品のみと狭いのが難点だが、構築で使われる装備品は往々にして強力なものが多く、奪ったときのリターンは大きい。オーラである秘宝奪取/Steal Artifactなどと異なり、割られて取り返されたりしない点も安心できる。また、自身がコントロールする装備品を対象にし、急遽ブロッカーを用意するというプレイングも可能。

レガシーにて青を含むビートダウンデッキに採用されることがある。環境柄石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticを使うデッキが比較的多く、殴打頭蓋/Batterskull火と氷の剣/Sword of Fire and Iceなど奪えばリターンの大きい装備品がよく出てくるため。

参考

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