ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator

提供:MTG Wiki

2020年8月12日 (水) 14:32時点における126.61.84.9 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Phyrexian Obliterator / ファイレクシアの抹消者 (黒)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)

トランプル
発生源1つがファイレクシアの抹消者にダメージを与えるたび、その発生源のコントローラーはその点数に等しい数のパーマネントを生け贄に捧げる。

5/5

ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negatorリメイク。1マナ重く色拘束もきつくなったが、その代わりにペナルティ能力がメリット能力に置き換わっている。ファイレクシアの抹殺者の製作段階でのデザイン案が強化されて実現されてしまった(詳細はファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negatorの項を参照)。

4マナ5/5のメリット能力持ちクリーチャーという時点で強力。ダメージ以外に対する除去耐性は無いが、ブロッカー火力も大して怖くないのは強烈だし、ただこいつが立っているだけで相手は攻撃を渋るだろう。

しかしミラディンの傷跡ブロック周辺の環境ではダメージ以外の除去も豊富で、感染持ちのクリーチャーが存在したこともあり、考え無しに入れてよいわけでもなかった。特に四肢切断/Dismemberは天敵に近い。

登場時こそかなりの注目を集めていたが、ゼンディカー・ブロック+ミラディンの傷跡ブロックのスタンダードでは目立った活躍は見せられなかった。自体が単色メタゲームに食い込めるほどのパワーを持っていない、四肢切断が蔓延っている環境であるなど、新しいデッキの中心となるほどの影響力を持つことができなかったのである。

イニストラード・ブロック参入後も、四肢切断は環境の変化に伴い減少したが、代わってバウンスや追放が大幅に増加したので肩身は狭かった。得意とするビートダウンが増加し、ハマるデッキには圧倒的なパワーを誇ったので、黒単に近いゾンビデッキメインないしサイドに採用されたり、色拘束を無視できる出産の殻1枚挿しされたりするなど細々と活躍していたものの、大きく台頭することはないままスタンダード落ちした。どれだけカードパワーが高くとも活躍できるかは環境次第という好例の一つだろう。

ストーリー

新ファイレクシア/New Phyrexiaにおける法務官/Praetorの一人、シェオルドレッド/Sheoldredが開発した殺戮兵器。下記の台詞を見るように彼女にとっての自信作だったようだが、シェオルドレッド/Sheoldredは対立していたの法務官エリシュ・ノーン/Elesh Nornに敗北。

その後は鹵獲されノーンの戦力に取り込まれたようである。後に圧倒的戦力で反乱分子の粛清に活用され、エルズペス・ティレル/Elspeth Tirelに次元渡りを余儀なくさせる。

「祝福されし完成をとくと見よ。」
囁く者、シェオルドレッド

参考

QR Code.gif