トス

提供:MTG Wiki

2014年3月18日 (火) 23:50時点における111.188.201.138 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

トス(Toss)とは、一方のプレイヤーが、もう一方のプレイヤーのために意図的に敗北すること。

解説

マジック・イベント規定により、マジックトーナメントでは、ゲームやマッチが終了していない限り、たとえマッチ内のゲームに勝利していても、いつでもゲームやマッチに投了することができる。

片方がこの試合に勝てば決勝ラウンド進出やマネーフィニッシュが見込める戦績だが、もう片方は勝敗に関わらずまるで目がない状態のとき、目がない側のプレイヤーが勝ちを譲ることが多い。例えば「同じ国のプレイヤー同士で潰しあうより、せめて国の代表として一人だけでも上位に送り込みたい」というような事情から行なわれることが多い。

他のスポーツではこの手の「星の譲り合い」を八百長として処罰しているものが多いが、マジックの大会ルール上はまったく問題ない行為である。ただし当然ながら、ルール上適正なのはあくまで「善意で行なわれた」場合のみである。強要すれば脅迫だし、また「俺が勝てば賞金が出る、その一部をやるから勝ちを譲れ」などと持ちかけたら買収である。それらは非紳士的行為として処罰の対象となる。

  • 対戦開始前に申し出て、投了扱いでゲームを行なうことなく結果を提出する形になるのが一般的である。

語源

バレーボールにおけるトスボール、すなわちアタックを援護するために高く打ち上げるボールのこと。「他のプレイヤーを高い順位に押し上げるサポート」という意味から転じたもの。

  • 援護役のことを「トス役」と表現することも多い。

参考

QR Code.gif