デビル

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初出は[[アラビアンナイト]]の[[Stone-Throwing Devils]]。以降、他のデビルが現れることはなく、ほぼ絶滅に等しいと思われた。だが、10年以上の時を経て[[ディセンション]]で[[奇声の悪魔/Squealing Devil]]が登場し、[[アラーラの断片]]でも[[災いの悪魔/Scourge Devil]]が登場した。その後[[イニストラード/Innistrad]]を舞台とした[[イニストラード・ブロック]]および[[イニストラードを覆う影ブロック]]では、[[ゴブリン]]に代わる赤の[[小型クリーチャー]]として多数のデビルが登場した。それ以降もしばしば赤の小型~[[中堅クリーチャー|中型]]クリーチャーとして登場している。
 
初出は[[アラビアンナイト]]の[[Stone-Throwing Devils]]。以降、他のデビルが現れることはなく、ほぼ絶滅に等しいと思われた。だが、10年以上の時を経て[[ディセンション]]で[[奇声の悪魔/Squealing Devil]]が登場し、[[アラーラの断片]]でも[[災いの悪魔/Scourge Devil]]が登場した。その後[[イニストラード/Innistrad]]を舞台とした[[イニストラード・ブロック]]および[[イニストラードを覆う影ブロック]]では、[[ゴブリン]]に代わる赤の[[小型クリーチャー]]として多数のデビルが登場した。それ以降もしばしば赤の小型~[[中堅クリーチャー|中型]]クリーチャーとして登場している。
  
[[黒]][[単色]]であるStone-Throwing Devilsを除き、すべて[[赤]]かそれを含む[[多色]]。そのほとんどのは[[サイズ]]は3/3以下であり、全体的に小型の[[種族]]である。
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[[黒]][[単色]]であるデビルはStone-Throwing Devils以来長らく存在していなかったが、[[フォーゴトン・レルム探訪]]およびその[[フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ|統率者デッキ]]で2枚追加された。
  
 
[[部族カード]]は[[デーモン]]・[[インプ]]と兼用で、[[名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopper]]が存在する。
 
[[部族カード]]は[[デーモン]]・[[インプ]]と兼用で、[[名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopper]]が存在する。
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デビル・[[トークン]]を[[生成]]するカードは[[悪魔の遊び場/Devils' Playground]]や[[無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigator]]など複数存在し、いずれも[[死亡]]時に[[任意の対象]]に1点[[ダメージ]]を[[与える]][[能力]]を持つ、赤単色の1/1トークンを生成する。(→[[トークン一覧]])
 
デビル・[[トークン]]を[[生成]]するカードは[[悪魔の遊び場/Devils' Playground]]や[[無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigator]]など複数存在し、いずれも[[死亡]]時に[[任意の対象]]に1点[[ダメージ]]を[[与える]][[能力]]を持つ、赤単色の1/1トークンを生成する。(→[[トークン一覧]])
  
[[伝説の]]デビルは[[フォーゴトン・レルム探訪]]現在、[[混沌の乗り手、ザルゾス/Zurzoth, Chaos Rider]]、[[アーチフィーンド、アスモデウス/Asmodeus the Archfiend]]と、[[銀枠]]の[[Jalum Grifter]]の3枚。
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[[伝説の]]デビルは[[フォーゴトン・レルム探訪]]現在、[[混沌の乗り手、ザルゾス/Zurzoth, Chaos Rider]]、[[アーチフィーンド、アスモデウス/Asmodeus the Archfiend]]、[[ウォーロックの収集家、ローカン/Lorcan, Warlock Collector]]と、[[銀枠]]の[[Jalum Grifter]]の4枚。
  
 
*デビルに変化するカードは[[ラクドスの魔鍵/Rakdos Keyrune]]がある。
 
*デビルに変化するカードは[[ラクドスの魔鍵/Rakdos Keyrune]]がある。

2021年10月17日 (日) 22:38時点における版

デビル/Devilは、クリーチャー・タイプの1つ。



初出はアラビアンナイトStone-Throwing Devils。以降、他のデビルが現れることはなく、ほぼ絶滅に等しいと思われた。だが、10年以上の時を経てディセンション奇声の悪魔/Squealing Devilが登場し、アラーラの断片でも災いの悪魔/Scourge Devilが登場した。その後イニストラード/Innistradを舞台としたイニストラード・ブロックおよびイニストラードを覆う影ブロックでは、ゴブリンに代わる赤の小型クリーチャーとして多数のデビルが登場した。それ以降もしばしば赤の小型~中型クリーチャーとして登場している。

ほぼすべてがかそれを含む多色。そのほとんどのはサイズは3/3以下であり、全体的に小型の種族である。

単色であるデビルはStone-Throwing Devils以来長らく存在していなかったが、フォーゴトン・レルム探訪およびその統率者デッキで2枚追加された。

部族カードデーモンインプと兼用で、名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopperが存在する。

デビル・トークン生成するカードは悪魔の遊び場/Devils' Playground無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigatorなど複数存在し、いずれも死亡時に任意の対象に1点ダメージ与える能力を持つ、赤単色の1/1トークンを生成する。(→トークン一覧

伝説のデビルはフォーゴトン・レルム探訪現在、混沌の乗り手、ザルゾス/Zurzoth, Chaos Riderアーチフィーンド、アスモデウス/Asmodeus the Archfiendウォーロックの収集家、ローカン/Lorcan, Warlock Collectorと、銀枠Jalum Grifterの4枚。

ストーリー

悪魔といえばデビル以外にもデーモン(Demon)やインプ(Imp)が存在するが、これらの違いについては諸説ある。同一のものと見なされる場合も多く、マジックにおいても同列に扱われている例がある(→名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopper)。煮えたぎりの小悪魔/Scalding Devil地獄乗り/Hellriderなどのフレイバー・テキストが示すあたり、マジックの世界では、デビルは小型、デーモンは大型として扱われているようだ。また、イニストラード/Innistradのデビルはしばしばデーモンの元で働くなど、デーモンとの関わりが強い。

Demons massacre. Devils annoy.
悪魔はおっかない。 小悪魔はうざったい。
(出典:煮えたぎりの小悪魔(アヴァシンの帰還))
"Behind every devil's mayhem lurks a demon's scheme."
Rem Karolus, Blade of the Inquisitors
「小悪魔の面倒の影には、常に悪魔の計略がある。」
審問官の刃、レム・カロラス

(出典:地獄乗り(闇の隆盛))

また、ティボルト/Tibaltは半人間・半デビルのプレインズウォーカー/Planeswalkerである。

一方でフォーゴトン・レルム探訪を中心としたダンジョンズ&ドラゴンズの世界観では(一部の混同あるいは混血的存在を除いて)デヴィルとデーモンとは別個の種族として分けられている。九層に分かれた地獄の次元「バートル」に住まい、多元宇宙/Multiverseの秩序だった支配を求めている邪悪ながらも畏き姿の神々がデヴィル(悪魔)、混沌たる奈落の次元「アビス」に住まい、果てなき破壊と殺戮とを求める狂気じみた異形の存在がデーモン(魔鬼)であり、両者は下方諸次元界全域を戦場とした「流血戦争」をもって数千年もの長きに渡り殺し合いを続けている。両者をまとめた呼称は「フィーンド」である。

参考

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