チャンドラの灯の目覚め/Chandra's Ignition

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[[クリーチャー]]の[[パワー]]を参照した[[全体火力]]。
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*[[カード名]]の通り、[[カラデシュの火、チャンドラ/Chandra, Fire of Kaladesh]]をほぼ確実に[[変身]]させられる。
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*[[ダメージ]]の[[発生源]]はクリーチャーなので、そのクリーチャーが持っている[[接死]]や[[絆魂]]などが適用される。[[荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus]]なら、対戦相手を一撃で[[毒カウンター|毒殺]]できる。
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==ストーリー==
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この[[カード]]は、[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]の[[プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Spark]]が点る瞬間を描いている({{Gatherer|id=398416}})。
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[[カラデシュ/Kaladesh#領事府/The Consulate|領事府/The Consulate]]の[[ディレン・バラル/Dhiren Baral|バラル/Baral]]に目を付けられたチャンドラは父[[キラン・ナラー/Kiran Nalaar|キラン/Kiran]]を殺され、自らも[[カラデシュ/Kaladesh#地理|アカーラ/The Akhara]]の広場で処刑される身となった。しかし振り下ろされた刃がその首に届く直前、彼女は自分自身が何者であるのかを悟った――自分は小さな、だが反抗的な、抑えることも消すこともできない炎なのだと。怒りの炎がその力を抑えていたはずの[[チャンドラの調圧器/Chandra's Regulator#ストーリー|蒸気背負い/Vent pack]]を融かし、彼女自身と周囲のすべてを飲み込んだ。その瞬間チャンドラの灯が点り、彼女は無意識に[[レガーサ/Regatha]]へとプレインズウォークした。
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{{フレイバーテキスト|処刑される直前の瞬間、彼女は紅蓮術師であること、生きること、チャンドラであることの意味を悟った。}}
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*[[カード名]]のIgnition(点火、着火)は文字通りの「火を着けること」と「プレインズウォーカーの灯が点ること」のダブルミーニングだろう。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:マジック・オリジン]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:マジック・オリジン]] - [[レア]]

2022年1月15日 (土) 14:15時点における最新版


Chandra's Ignition / チャンドラの灯の目覚め (3)(赤)(赤)
ソーサリー

あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。それは他の各クリーチャーと各対戦相手に、自身のパワーに等しい点数のダメージをそれぞれ与える。


クリーチャーパワーを参照した全体火力

頭でっかちクリーチャー多い色なので、相応の火種を用意するのは難しくない。パワー次第では対戦相手をそのまま焼き尽くせるだろう。この手の呪文にしては珍しく、火種となったクリーチャーは無傷で済む点も嬉しく、そのまま戦闘に参加させることでとどめを刺すことができる。

問題は5マナと少々重い点と、クリーチャーを対象にするため妨害されやすい点。特に後者が問題になりやすく、除去バウンスはもちろんのこと、胆汁病/Bile Blightのようなマイナス修整でさえも大きく計算を狂わされてしまう。採用する際は呪禁持ちなどの妨害に強い火種を用意したいところ。

[編集] ストーリー

このカードは、チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaarプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkが点る瞬間を描いている(イラスト)。

領事府/The Consulateバラル/Baralに目を付けられたチャンドラは父キラン/Kiranを殺され、自らもアカーラ/The Akharaの広場で処刑される身となった。しかし振り下ろされた刃がその首に届く直前、彼女は自分自身が何者であるのかを悟った――自分は小さな、だが反抗的な、抑えることも消すこともできない炎なのだと。怒りの炎がその力を抑えていたはずの蒸気背負い/Vent packを融かし、彼女自身と周囲のすべてを飲み込んだ。その瞬間チャンドラの灯が点り、彼女は無意識にレガーサ/Regathaへとプレインズウォークした。

処刑される直前の瞬間、彼女は紅蓮術師であること、生きること、チャンドラであることの意味を悟った。
  • カード名のIgnition(点火、着火)は文字通りの「火を着けること」と「プレインズウォーカーの灯が点ること」のダブルミーニングだろう。

[編集] 参考

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