タルキール龍紀伝
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+ | [[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]によって[[運命再編|運命は再編され]]、精霊龍[[ウギン/Ugin]]の命は救われた。彼は自身が手に入れた本当の故郷、[[カン/Khan]]ではなく[[ドラゴン#タルキール/Tarkirのドラゴン|龍]]達が支配する[[タルキール/Tarkir]]へと凱旋する。 | ||
+ | テーマは「改変された未来」と「[[ドラゴン]](龍)」。[[タルキール覇王譚]]とは大きく異なる(ものの、僅かながら面影が残る)未来のタルキールが描かれる。かつてのカン達が率いていた[[色の組み合わせ#3色の組み合わせ|楔3色]]の[[氏族/Clan]]は存在しておらず、龍が率いる[[友好色]]2色の5氏族に置き換わっている。 | ||
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+ | *「同じ世界の異なる歴史」を描くため、直接の過去である[[運命再編]]や異なる未来である[[タルキール覇王譚]]から比べて変わっていない部分と大きく変わっている部分が随所に散りばめられている。 | ||
+ | **同一人物ながら別のカードとなった[[伝説のクリーチャー]]が大量に登場している([[龍王/Dragonlord]]と[[カン/Khan]])。今までも[[不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed]]や[[歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels]]という例はあったが、これほど多くのキャラクターが、同一[[ブロック (総称)|ブロック]]で別のカードとして登場するのは初めてである。 | ||
+ | **タルキール覇王譚に収録されていた3枚のカード([[苦しめる声/Tormenting Voice]]、[[山頂をうろつくもの/Summit Prowler]]、[[帰化/Naturalize]])が[[再録]]されており、「時間軸は変化していても同じ世界である」ということを強調している([http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0014535/ 参考])。なお、同一ブロック内で[[土地]]でないカードが再録されるのはこれが初となる(土地の再録は[[基本土地]]、[[基本氷雪土地]]、[[門|ギルド門]]、[[隠れ家]]という前例がある)。 | ||
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+ | *2014年8月末に[[スタンダード]]のルールと[[ローテーション]]周期が変更されたことに伴い、例外的なローテーションが発生する。詳細は、[[ローテーション]]の項目を参照。 | ||
==発売前情報== | ==発売前情報== | ||
− | *2014年11月3日に公開された[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/announcing-dragons-tarkir-2014-11-03 キービジュアル] | + | *2014年11月3日に公開された[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/announcing-dragons-tarkir-2014-11-03 キービジュアル]には[[コラガン/Kolaghan]]が描かれている。 |
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+ | パックの中身は以下の通り。イベント用[[ブースターパック]]には選んだ氏族に関連する[[プレリリース・カード]]の他、その氏族の色に合致するカードが封入されている。 | ||
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+ | *氏族情報カード | ||
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+ | ===Tarkir Dragonfury=== | ||
+ | プレリリース参加者はアクティビティ・ミニゲーム'''Tarkir Dragonfury'''に挑戦できる([http://mtg-jp.com/publicity/0014456/ 参考])。得点に応じて以下のイラスト違いの[[プロモーション・カード]]を獲得できる([http://mtg-jp.com/publicity/0014485/ 参考])。 | ||
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+ | *[[ドラゴンの餌/Dragon Fodder]] | ||
+ | *[[龍王の召使い/Dragonlord's Servant]] | ||
+ | *[[仇滅の執政/Foe-Razer Regent]] | ||
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+ | *[[結集した軍勢/Massed Ranks]] (白緑) | ||
+ | *[[大悟の得心/Enlightened Mastery]] (青白) | ||
+ | *[[残酷な陰謀/Cruel Plots]] (黒青) | ||
+ | *[[不断の猛進/Relentless Rush]] (赤黒) | ||
+ | *[[獰猛なる勢力/Furious Forces]] (緑赤) | ||
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+ | *[[山崩れの突撃/Landslide Charge]] (緑赤青) | ||
==パッケージ・イラスト== | ==パッケージ・イラスト== | ||
− | + | *[[龍王コラガン/Dragonlord Kolaghan]] | |
+ | *[[龍王アタルカ/Dragonlord Atarka]] | ||
+ | *[[氷瀑の執政/Icefall Regent]] | ||
+ | *[[揺るぎないサルカン/Sarkhan Unbroken]] | ||
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==関連ページ== | ==関連ページ== | ||
− | *[http://mtg-jp.com/ | + | *[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/dragonsoftarkir カードギャラリー](WotC) |
+ | *[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/DragonsofTarkir/ カードリスト(Wisdom Guild)] | ||
+ | *[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/mechanics-dragons-tarkir-2015-03-02 Mechanics of Dragons of Tarkir]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/0014475/ 『タルキール龍紀伝』のメカニズム] | ||
+ | *[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/announcing-dragons-tarkir-2014-11-03 Announcing Dragons of Tarkir]/[http://mtg-jp.com/publicity/0011470/ 『タルキール龍紀伝』 発表] | ||
==参考== | ==参考== | ||
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*[[プロツアー「タルキール龍紀伝」]] | *[[プロツアー「タルキール龍紀伝」]] | ||
*[[カードセット一覧]] | *[[カードセット一覧]] | ||
+ | **[[タルキール覇王譚ブロック]] | ||
+ | ***[[タルキール覇王譚]] | ||
+ | ***[[運命再編]] | ||
+ | ***[[タルキール龍紀伝]] | ||
− | [[Category:エキスパンション| | + | [[Category:エキスパンション|たるきいるりゆうきてん]] |
2017年10月18日 (水) 06:25時点における版
タルキール龍紀伝/Dragons of Tarkir | |
シンボル | 龍の頭 |
略号 | DTK |
コードネーム | Louie |
発売日 | 2015年3月27日 |
セット枚数 | 全264種類 |
タルキール龍紀伝/Dragons of Tarkirは、タルキール覇王譚ブロックの3番目のエキスパンション。2015年3月27日発売。キャッチコピーは「我らがドラゴン、彼らが滅び/Your Dragon, Their Doom!」。
目次 |
概要
サルカン・ヴォル/Sarkhan Volによって運命は再編され、精霊龍ウギン/Uginの命は救われた。彼は自身が手に入れた本当の故郷、カン/Khanではなく龍達が支配するタルキール/Tarkirへと凱旋する。
テーマは「改変された未来」と「ドラゴン(龍)」。タルキール覇王譚とは大きく異なる(ものの、僅かながら面影が残る)未来のタルキールが描かれる。かつてのカン達が率いていた楔3色の氏族/Clanは存在しておらず、龍が率いる友好色2色の5氏族に置き換わっている。
運命再編から引き続き鼓舞と疾駆が登場している。新たなメカニズムとしてキーワード能力の大変異と濫用、能力語の圧倒が新登場したほか、反復が再登場している。
- 氏族を支配する龍王/Dragonlordを筆頭に、実に26枚ものドラゴンが収録されているほか、ドラゴンに関するカードも豊富に存在する。
- 「同じ世界の異なる歴史」を描くため、直接の過去である運命再編や異なる未来であるタルキール覇王譚から比べて変わっていない部分と大きく変わっている部分が随所に散りばめられている。
- 同一人物ながら別のカードとなった伝説のクリーチャーが大量に登場している(龍王/Dragonlordとカン/Khan)。今までも不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowedや歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revelsという例はあったが、これほど多くのキャラクターが、同一ブロックで別のカードとして登場するのは初めてである。
- タルキール覇王譚に収録されていた3枚のカード(苦しめる声/Tormenting Voice、山頂をうろつくもの/Summit Prowler、帰化/Naturalize)が再録されており、「時間軸は変化していても同じ世界である」ということを強調している(参考)。なお、同一ブロック内で土地でないカードが再録されるのはこれが初となる(土地の再録は基本土地、基本氷雪土地、ギルド門、隠れ家という前例がある)。
- また新しいサルカンである揺るぎないサルカン/Sarkhan Unbrokenが登場しており、同一のプレインズウォーカー・タイプを持つカードが同一ブロックに2種類共存している例も初めてとなる。
- 2014年8月末にスタンダードのルールとローテーション周期が変更されたことに伴い、例外的なローテーションが発生する。詳細は、ローテーションの項目を参照。
発売前情報
- 2014年11月3日に公開されたキービジュアルにはコラガン/Kolaghanが描かれている。
プレリリース
2015年3月21日、22日に行われた。参加者は氏族を1つ選び、その氏族のプレリリース・パックからシールドデッキを構築する。
パックの中身は以下の通り。イベント用ブースターパックには選んだ氏族に関連するプレリリース・カードの他、その氏族の色に合致するカードが封入されている。
- イベント用ブースターパック
- 運命再編ブースターパック1袋
- タルキール龍紀伝ブースターパック4袋
- アクティビティ・ガイド
- 氏族情報カード
- スピンダウンライフカウンター
プレリリース・カードは計40種類(5氏族×8種類)の中から1枚がランダムに収録されている。イラストは通常のものと同一。詳細はプレリリース・カードの項を参照。
Tarkir Dragonfury
プレリリース参加者はアクティビティ・ミニゲームTarkir Dragonfuryに挑戦できる(参考)。得点に応じて以下のイラスト違いのプロモーション・カードを獲得できる(参考)。
構築済みデッキ
エントリーセット
- 結集した軍勢/Massed Ranks (白緑)
- 大悟の得心/Enlightened Mastery (青白)
- 残酷な陰謀/Cruel Plots (黒青)
- 不断の猛進/Relentless Rush (赤黒)
- 獰猛なる勢力/Furious Forces (緑赤)
イベントデッキ
- 山崩れの突撃/Landslide Charge (緑赤青)
パッケージ・イラスト
- 龍王コラガン/Dragonlord Kolaghan
- 龍王アタルカ/Dragonlord Atarka
- 氷瀑の執政/Icefall Regent
- 揺るぎないサルカン/Sarkhan Unbroken
- 卓絶のナーセット/Narset Transcendent
主な開発スタッフ
- デザイン・チーム - Mark L. Gottlieb (リード)、Dan Emmons、Graeme Hopkins、DColin Kawakami、Mark Rosewater、Sam Stoddard
- デベロップ・チーム - Tom LaPille&David Humpherys (共同リーダー)、Tim Aten、Colin Kawakami、Erik Lauer、Ken Nagle、Sam Stoddard、Gerry Thompson、Matt Tabak(協力)
関連ページ
- カードギャラリー(WotC)
- カードリスト(Wisdom Guild)
- Mechanics of Dragons of Tarkir/『タルキール龍紀伝』のメカニズム
- Announcing Dragons of Tarkir/『タルキール龍紀伝』 発表