タルキール龍紀伝

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(例外的なローテーション対象すべてのセットに詳述するのは冗長。項目へのリンクへ変更)
(7人の利用者による、間の8版が非表示)
1行: 1行:
{{新製品}}
 
 
{{情報ボックス/エキスパンション
 
{{情報ボックス/エキスパンション
 
|英語名=Dragons of Tarkir
 
|英語名=Dragons of Tarkir
9行: 8行:
 
|セット枚数=全264種類
 
|セット枚数=全264種類
 
}}
 
}}
'''タルキール龍紀伝'''/''Dragons of Tarkir''は、[[タルキール覇王譚ブロック]]の3番目の[[エキスパンション]]。[[2015年]]3月27日発売予定。キャッチコピーは「'''我らがドラゴン、彼らが滅び'''/''Your Dragon, Their Doom!''」。
+
'''タルキール龍紀伝'''/''Dragons of Tarkir''は、[[タルキール覇王譚ブロック]]の3番目の[[エキスパンション]]。[[2015年]]3月27日発売。キャッチコピーは「'''我らがドラゴン、彼らが滅び'''/''Your Dragon, Their Doom!''」。
  
 
==概要==
 
==概要==
 
[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]によって[[運命再編|運命は再編され]]、精霊龍[[ウギン/Ugin]]の命は救われた。彼は自身が手に入れた本当の故郷、[[カン/Khan]]ではなく[[ドラゴン#タルキール/Tarkirのドラゴン|龍]]達が支配する[[タルキール/Tarkir]]へと凱旋する。
 
[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]によって[[運命再編|運命は再編され]]、精霊龍[[ウギン/Ugin]]の命は救われた。彼は自身が手に入れた本当の故郷、[[カン/Khan]]ではなく[[ドラゴン#タルキール/Tarkirのドラゴン|龍]]達が支配する[[タルキール/Tarkir]]へと凱旋する。
  
テーマは「[[ドラゴン]](龍)」であり、[[タルキール覇王譚]]とは異なる未来のタルキールが描かれる。かつてのカン達が率いていた[[色の組み合わせ#3色の組み合わせ|楔3色]]の[[氏族/Clan]]は存在しておらず、龍が率いる[[友好色]]2色の5氏族に置き換わっている。
+
テーマは「改変された未来」と「[[ドラゴン]](龍)」。[[タルキール覇王譚]]とは大きく異なる(ものの、僅かながら面影が残る)未来のタルキールが描かれる。かつてのカン達が率いていた[[色の組み合わせ#3色の組み合わせ|楔3色]]の[[氏族/Clan]]は存在しておらず、龍が率いる[[友好色]]2色の5氏族に置き換わっている。
  
 
:*[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]] - [[緑白]] - [[鼓舞]]
 
:*[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]] - [[緑白]] - [[鼓舞]]
25行: 24行:
  
 
*氏族を支配する[[龍王/Dragonlord]]を筆頭に、実に26枚ものドラゴンが収録されているほか、ドラゴンに関する[[カード]]も豊富に存在する。
 
*氏族を支配する[[龍王/Dragonlord]]を筆頭に、実に26枚ものドラゴンが収録されているほか、ドラゴンに関する[[カード]]も豊富に存在する。
 
+
*「同じ世界の異なる歴史」を描くため、直接の過去である[[運命再編]]や異なる未来である[[タルキール覇王譚]]から比べて変わっていない部分と大きく変わっている部分が随所に散りばめられている。
*そのストーリー上の設定から、「[[タルキール覇王譚]][[運命再編]]で登場した[[伝説の]][[クリーチャー]]の別の姿」が非常に多く登場している。今までも[[不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed]]や[[歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels]]と言う例はあったが、これほど多くのキャラクターが、同一ブロックで別のカードとして登場するのは初めてである。
+
**同一人物ながら別のカードとなった[[伝説のクリーチャー]]が大量に登場している([[龍王/Dragonlord]][[カン/Khan]])。今までも[[不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed]]や[[歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels]]という例はあったが、これほど多くのキャラクターが、同一[[ブロック (総称)|ブロック]]で別のカードとして登場するのは初めてである。
**2枚ともが[[プレインズウォーカー]]である[[サルカン]]を除き、それらのカードを同時に[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していても、[[レジェンド・ルール]][[プレインズウォーカーの唯一性ルール]]は適用されない。
+
**タルキール覇王譚に収録されていた3枚のカード([[苦しめる声/Tormenting Voice]][[山頂をうろつくもの/Summit Prowler]][[帰化/Naturalize]])が[[再録]]されており、「時間軸は変化していても同じ世界である」ということを強調している([http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0014535/ 参考])。なお、同一ブロック内で[[土地]]でないカードが再録されるのはこれが初となる(土地の再録は[[基本土地]][[基本氷雪土地]][[門|ギルド門]][[隠れ家]]という前例がある)。
 
+
**また新しい[[サルカン]]である[[揺るぎないサルカン/Sarkhan Unbroken]]が登場しており、同一の[[プレインズウォーカー・タイプ]]を持つカードが同一ブロックに2種類共存している例も初めてとなる。
*2014年8月末に[[スタンダード]]のルールと[[ローテーション]]周期の変更に伴い、「[[タルキール覇王譚]][[運命再編]]」、「[[タルキール龍紀伝]][[マジック・オリジン]]」でそれぞれ別の[[ブロック (総称)|ブロック]]と見なされる(前者は2016年春にスタンダードから[[落ちる|落ち]]、後者は2016年秋にスタンダードから落ちる)([http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0011148/ 参考])。
+
*2014年8月末に[[スタンダード]]のルールと[[ローテーション]]周期が変更されたことに伴い、例外的なローテーションが発生する。詳細は、[[ローテーション]]の項目を参照。
  
 
==発売前情報==
 
==発売前情報==
 
*2014年11月3日に公開された[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/announcing-dragons-tarkir-2014-11-03 キービジュアル]には[[コラガン/Kolaghan]]が描かれている。
 
*2014年11月3日に公開された[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/announcing-dragons-tarkir-2014-11-03 キービジュアル]には[[コラガン/Kolaghan]]が描かれている。
<!--
+
 
==プレリリース==
+
==[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]==
 +
2015年3月21日、22日に行われた。参加者は氏族を1つ選び、その氏族のプレリリース・パックから[[シールド]][[デッキ]]を構築する。
 +
 
 +
パックの中身は以下の通り。イベント用[[ブースターパック]]には選んだ氏族に関連する[[プレリリース・カード]]の他、その氏族の色に合致するカードが封入されている。
 +
*イベント用ブースターパック
 +
*運命再編ブースターパック1袋
 +
*タルキール龍紀伝ブースターパック4袋
 +
*アクティビティ・ガイド
 +
*氏族情報カード
 +
*[[ライフカウンター#スピンダウンカウンター|スピンダウンライフカウンター]]
 +
 
 +
プレリリース・カードは計40種類(5氏族×8種類)の中から1枚がランダムに収録されている。[[絵|イラスト]]は通常のものと同一。詳細は[[プレリリース・カード]]の項を参照。
 +
 
 
===Tarkir Dragonfury===
 
===Tarkir Dragonfury===
-->
+
プレリリース参加者はアクティビティ・ミニゲーム'''Tarkir Dragonfury'''に挑戦できる([http://mtg-jp.com/publicity/0014456/ 参考])。得点に応じて以下のイラスト違いの[[プロモーション・カード]]を獲得できる([http://mtg-jp.com/publicity/0014485/ 参考])。
 +
 
 +
*[[進化する未開地/Evolving Wilds]]
 +
*[[ドラゴンの餌/Dragon Fodder]]
 +
*[[龍王の召使い/Dragonlord's Servant]]
 +
*[[仇滅の執政/Foe-Razer Regent]]
 +
 
 
==[[構築済みデッキ]]==
 
==[[構築済みデッキ]]==
 
===[[エントリーセット]]===
 
===[[エントリーセット]]===
60行: 77行:
  
 
==関連ページ==
 
==関連ページ==
 +
*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/DragonsofTarkir/ カードリスト(Wisdom Guild)]
 
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/mechanics-dragons-tarkir-2015-03-02 Mechanics of Dragons of Tarkir]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/0014475/ 『タルキール龍紀伝』のメカニズム]
 
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/mechanics-dragons-tarkir-2015-03-02 Mechanics of Dragons of Tarkir]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/0014475/ 『タルキール龍紀伝』のメカニズム]
 
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/announcing-dragons-tarkir-2014-11-03 Announcing Dragons of Tarkir]/[http://mtg-jp.com/publicity/0011470/ 『タルキール龍紀伝』 発表]
 
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/announcing-dragons-tarkir-2014-11-03 Announcing Dragons of Tarkir]/[http://mtg-jp.com/publicity/0011470/ 『タルキール龍紀伝』 発表]
67行: 85行:
 
*[[プロツアー「タルキール龍紀伝」]]
 
*[[プロツアー「タルキール龍紀伝」]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
 +
**[[タルキール覇王譚ブロック]]
 +
***[[タルキール覇王譚]]
 +
***[[運命再編]]
 +
***[[タルキール龍紀伝]]
  
 
[[Category:エキスパンション|たるきいるりゆうきてん]]
 
[[Category:エキスパンション|たるきいるりゆうきてん]]

2016年9月26日 (月) 01:25時点における版

タルキール龍紀伝/Dragons of Tarkir
シンボル 龍の頭
略号 DTK
コードネーム Louie
発売日 2015年3月27日
セット枚数 全264種類

タルキール龍紀伝/Dragons of Tarkirは、タルキール覇王譚ブロックの3番目のエキスパンション2015年3月27日発売。キャッチコピーは「我らがドラゴン、彼らが滅び/Your Dragon, Their Doom!」。

目次

概要

サルカン・ヴォル/Sarkhan Volによって運命は再編され、精霊龍ウギン/Uginの命は救われた。彼は自身が手に入れた本当の故郷、カン/Khanではなく達が支配するタルキール/Tarkirへと凱旋する。

テーマは「改変された未来」と「ドラゴン(龍)」。タルキール覇王譚とは大きく異なる(ものの、僅かながら面影が残る)未来のタルキールが描かれる。かつてのカン達が率いていた楔3色氏族/Clanは存在しておらず、龍が率いる友好色2色の5氏族に置き換わっている。

運命再編から引き続き鼓舞疾駆が登場している。新たなメカニズムとしてキーワード能力大変異濫用能力語圧倒が新登場したほか、反復が再登場している。

発売前情報

プレリリース

2015年3月21日、22日に行われた。参加者は氏族を1つ選び、その氏族のプレリリース・パックからシールドデッキを構築する。

パックの中身は以下の通り。イベント用ブースターパックには選んだ氏族に関連するプレリリース・カードの他、その氏族の色に合致するカードが封入されている。

  • イベント用ブースターパック
  • 運命再編ブースターパック1袋
  • タルキール龍紀伝ブースターパック4袋
  • アクティビティ・ガイド
  • 氏族情報カード
  • スピンダウンライフカウンター

プレリリース・カードは計40種類(5氏族×8種類)の中から1枚がランダムに収録されている。イラストは通常のものと同一。詳細はプレリリース・カードの項を参照。

Tarkir Dragonfury

プレリリース参加者はアクティビティ・ミニゲームTarkir Dragonfuryに挑戦できる(参考)。得点に応じて以下のイラスト違いのプロモーション・カードを獲得できる(参考)。

構築済みデッキ

エントリーセット

イベントデッキ

パッケージ・イラスト

主な開発スタッフ

関連ページ

参考

QR Code.gif