スフィンクスの後見/Sphinx's Tutelage

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Sphinx's Tutelage / スフィンクスの後見 (2)(青)
エンチャント

あなたがカードを1枚引くたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚切削する。これにより、色1色を共通して持つ土地でないカード2枚が切削されたなら、この手順を繰り返す。
(5)(青):カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。


丸砥石/Grindstoneに似た能力を持ったエンチャントライブラリー破壊起動型能力ではなく誘発型能力になり、ルーター能力も併せ持つ。

放っておいてもドロー・ステップが来るたびにライブラリー切削できるが、他のドロー手段を併用するとペースを上げられる。幸いにもはドローが得意なので、容易に複数回の誘発を狙えるだろう。また、起動コスト重いが自身の起動型能力で誘発させることができるため、無理にドロー呪文を採用しなくてもマナさえあれば複数回の誘発を狙える。

土地カード墓地に置くと止まってしまうため、絵描きの召使い/Painter's Servantとのペインター・グラインドストーンコンボは狙えなくなっている。丸砥石よりもマナ・コストが重く、能動的に削ろうとすると手間もかかるため、本家に任せた方がよいだろう。

リミテッドではデッキ枚数が少ないこともあり、エンドカードになり得るポテンシャルを持つ。

スタンダードでは探査魔巧と同居する点が向かい風だったが、登場直後からこのカードを軸に据えた青赤後見と呼ばれるライブラリー破壊デッキを成立させた。

FINAL FANTASYリリース後のパイオニアでは、コントロールデッキ的な構築を取らずとも水のクリスタル/The Water Crystalと組み合わせて1ターンでほぼ確実にライブラリーアウトを狙えるようになり、除去・妨害用に黒を取り入れた青黒コンボデッキが成立している。(参考)

ストーリー

マジック・オリジンの1シーン。

幼きジェイス・ベレレン/Jace Belerenは周囲の少年と揉め事を起こし、自分がテレパスであることが両親に露呈してしまった。彼の両親は、息子が自分の能力を制御できるようにするため、スフィンクスの魔道士であるアルハマレット/Alhammarretに助力を求めた。ジェイスの前に現れたアルハマレットは(イラスト)、彼を一人前の精神魔道士に育て上げるべく故郷のシルモット交差廊/Silmot's Crossingから連れ出していった。

参考

QR Code.gif