シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon

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[[赤]]を代表する[[大型クリーチャー]]にして、黎明期の[[リミテッド・エディション]]時代から[[マジック:ザ・ギャザリング]]の[[ドラゴン]]を代表する存在。
 
[[赤]]を代表する[[大型クリーチャー]]にして、黎明期の[[リミテッド・エディション]]時代から[[マジック:ザ・ギャザリング]]の[[ドラゴン]]を代表する存在。
  
圧倒的な[[サイズ]]を持ち、[[飛行|空を飛び]]、[[炎のブレス/Firebreathing|炎を吐く]]。いかにもドラゴンらしいイメージで作られたカードである。潤沢な[[赤マナ]]があれば、一気に勝負を決めてしまう力を秘めている。
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圧倒的な[[サイズ|巨体]]を持ち、[[飛行|空を飛び]]、[[火吹き能力|炎を吐く]]。いかにもドラゴンらしいイメージで作られたカードである。潤沢な[[赤マナ]]があれば、一気に勝負を決めてしまう力を秘めている。
  
 
[[第5版]]までの[[スタンダード]]では[[ヴァイスエイジ]]や[[ゴジラ]]などのデッキに投入され、[[フィニッシャー]]を務めた。また、[[シヴァドラゲドン]]のような豪快な[[ファンデッキ]]も生み出された。[[第7版]]以降のスタンダード[[環境]]では相対的にやや[[カードパワー]]不足であるため、あまり使われなくなって久しいが、[[プロツアーハリウッド08]]などでは[[サイドボード]]に投入された実績を持つ。
 
[[第5版]]までの[[スタンダード]]では[[ヴァイスエイジ]]や[[ゴジラ]]などのデッキに投入され、[[フィニッシャー]]を務めた。また、[[シヴァドラゲドン]]のような豪快な[[ファンデッキ]]も生み出された。[[第7版]]以降のスタンダード[[環境]]では相対的にやや[[カードパワー]]不足であるため、あまり使われなくなって久しいが、[[プロツアーハリウッド08]]などでは[[サイドボード]]に投入された実績を持つ。
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==関連カード==
 
==関連カード==
*[[片目のガース/Garth One-Eye]] - この[[呪文]]の[[コピー]]を[[唱える]]ことができる。
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*[[シヴの抱擁/Shiv's Embrace]] - これをモデルにした[[私をクリーチャーにしてカード]]。([[ウルザズ・サーガ]])
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*[[片目のガース/Garth One-Eye]] - この[[呪文]]の[[コピー]]を[[唱える]]ことができる。([[モダンホライゾン2]])
 
===サイクル===
 
===サイクル===
 
{{サイクル/基本セット2019のプレインズウォーカーデッキ収録のレアのクリーチャー}}
 
{{サイクル/基本セット2019のプレインズウォーカーデッキ収録のレアのクリーチャー}}

2021年11月9日 (火) 18:15時点における版


Shivan Dragon / シヴ山のドラゴン (4)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
(赤):ターン終了時まで、シヴ山のドラゴンは+1/+0の修整を受ける。

5/5

を代表する大型クリーチャーにして、黎明期のリミテッド・エディション時代からマジック:ザ・ギャザリングドラゴンを代表する存在。

圧倒的な巨体を持ち、空を飛び炎を吐く。いかにもドラゴンらしいイメージで作られたカードである。潤沢な赤マナがあれば、一気に勝負を決めてしまう力を秘めている。

第5版までのスタンダードではヴァイスエイジゴジラなどのデッキに投入され、フィニッシャーを務めた。また、シヴァドラゲドンのような豪快なファンデッキも生み出された。第7版以降のスタンダード環境では相対的にややカードパワー不足であるため、あまり使われなくなって久しいが、プロツアーハリウッド08などではサイドボードに投入された実績を持つ。

逸話

最初期から存在するため、マジックの看板種族であるドラゴンの中でも代表格として扱われ、海外では人気が高いカードである。基本セットやその他商品での再録回数だけでなく、メディアミックスでの登場も非常に多い。

カード名

  • Richard Garfield氏はバングラデシュやネパールにも住んでいたこともあって近辺の文化に精通しており、独自の単語(ウルザ/Urzaミシュラ/Mishraなど)についてはヒンディー語のニュアンスを意識していた。Shivanはヒンズー教の破壊神シヴァを意識したものである。特に日本語版が登場する以前、その破壊力を踏まえて上記シヴァを連想するプレイヤーが少なからずいた(そのため、「シヴ山」という訳語にがっかりした者もまた少なくない)。
  • 他のカードでは「Shivan」を「シヴの」と訳しているが、このカードでは「シヴ山の」となっている。
    • シヴ/Shivは大陸の名前であって、山の名前ではないので、厳密に言えば誤訳となる。ただし、このカードが初めて日本語訳された時点ではまだ背景ストーリーにおけるシヴの設定が詳細に固まっていなかったため、後に齟齬が出ても仕方がない部分がある。それに、シヴにある山のことをシヴ山と呼ぶという可能性もまだ残っている。
    • シヴの詳細が明らかになり、定訳も「シヴの」に定着した後も、次元の混乱および未来予知に登場したカードでは「シヴ山の」と訳されている。

収録状況

他媒体作品への出演

関連カード

サイクル

基本セット2019の、プレインズウォーカーデッキウェルカム・デッキにのみ収録されているレアクリーチャーサイクルシヴ山のドラゴン/Shivan Dragonのみ再録基本セット2020でも同様の仕様で収録されている。

ストーリー

シヴ山のドラゴン/Shivan Dragonは、その名が示す通りシヴ/Shivの山々に息づくドラゴンたち、およびシヴ大陸で生まれ育ったドラゴンたちのことである。シヴ大陸は、ドミナリア/Dominariaの他の様々な大陸に比べると小さな部類に入る火山島ではあるが、ドミナリアいち赤マナの活動が活発な地域である(イラスト)。このシヴ大陸には人間ギトゥ/Ghitu族を始め、ゴブリンヴィーアシーノフェニックスなどの、豊富な赤マナの恩恵を受けた粗暴で荒々しいクリーチャーたちが生息している。そういった暴力的なクリーチャーたちですら及ばぬ力強さを持つ存在にして、シヴ大陸の食物連鎖の頂点に立つのがシヴの山々の主、赤マナの祝福を最もその身に受けて生まれた種族、それがシヴ山のドラゴン/Shivan Dragonたちだ。

なるほど、ドラゴンというのは概して残酷な生き物だが、中でもシヴ山のドラゴンは、他人の苦しみに格別の喜びを見いだすものらしい。猫が鼠で遊ぶように、とどめを刺す前に獲物をもてあそぶことが珍しくないのだ。
まぎれもなくシヴの山々の主である。
「この子は私たちと遊んでるだけよ、マースデン。」
光輝のダフィンの最後の言葉

(出典:基本セット2020

第5版までのフレイバー・テキストには、シヴ山のドラゴンたちがまるで残虐非道な存在のように描かれている。しかし、シヴ山のドラゴンたち全てがそうだというワケでは決してない。知的な者もちゃんとおり、人語を解する者や、法や規則を理解できる識者もいる。また、仲間のため、そして自らの使命とドミナリアの未来のために、その身を殉じた気高き魂、ドラゴンとしての立派な誇りを持つものたちもいる。アカデミー/Academy時代のウルザ/Urzaに協力した雌のシヴ山のドラゴン、ゲーリデアリガズ/Gherridarigaaz。彼女の息子のラミデアリガズ/Rhammidarigaaz(点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter)。そして伝説のピット・ファイター/Pit Fighter Legends刃の翼ロリックス/Rorix Bladewingなどがそうだ。

参考

  1. カーンにチャンドラ、ニコルも登場!? パズル&ドラゴンズ×マジックコラボ、6月25日(月)より始動!(こちらマジック広報室!! 2018年6月25日)
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