サイクリング

提供:MTG Wiki

2008年8月10日 (日) 09:45時点におけるACB (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

目次

サイクリング/Cycling


Clear / 排除 (1)(白)
インスタント

エンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)



Decree of Justice / 正義の命令 (X)(X)(2)(白)(白)
ソーサリー

白の4/4の飛行を持つ天使(Angel)クリーチャー・トークンをX体生成する。
サイクリング(2)(白)((2)(白),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
あなたが正義の命令をサイクリングしたとき、あなたは(X)を支払ってもよい。そうした場合、白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンをX体生成する。


ウルザ・ブロックオンスロート・ブロックに登場したキーワード能力。 サイクリングはその能力を持つカード手札にあるときだけ起動できる起動型能力である。「サイクリング[コスト]」とは、「[コスト]、このカードを捨てる:カードを1枚引く」を意味する。

特定の状況下でしか機能しないようなカードは、効果が強力でも、その「特定の状況」が来ないと腐ってしまうと言うジレンマを抱えている。ドローカードでフォローすると言う手もあるが、それらを引けなければやはり腐ってしまう。

そこで、腐りやすいカード手札入れ替えの能力を持たせて自己完結させ、融通を効く様にしたのがサイクリングである。その融通性から、アストログライドのようなこのシステムを中核に据えたデッキを除いても、なお幅広いフォーマットで使われている。

また、後にサイクリングをする事によって誘発するサイクリング誘発型能力を持つものが登場している。誘発型能力効果自体は普通にプレイしたときの弱体化版などだが、その代わりサイクリングでカードを引きつつ効果を得られるため、擬似的にキャントリップを付けられるようになっている。

ウルザ・ブロックに登場したサイクリングは全て起動コストが(2)であり、サイクリング誘発型能力を持つカードも存在しなかった。その為、サイクリングによる腐り防止がよほど重要になるデッキでもなければ、この頃のサイクリングを持つカードは同類の効果のカードの単なる劣化版と見られる事が多かった。

その後、オンスロート・ブロックでのサイクリング誘発型能力や、壌土からの生命/Life from the Loamのようなカードの登場により、再評価される事となるのだが。

参考

総合ルール

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif