コールドスナップ

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**それを意識して、[[波及]]などといった同名カードを参照する能力を持つカードが作られている。
 
**それを意識して、[[波及]]などといった同名カードを参照する能力を持つカードが作られている。
 
*パックから特定のレアを入手できる確率は、[[次元の混乱]]と並んで歴代エキスパンション中で最高である。
 
*パックから特定のレアを入手できる確率は、[[次元の混乱]]と並んで歴代エキスパンション中で最高である。
*これの製作にあたり、[[Randy Buehler]]が「コールドスナップは[[R&D]]で見つかった"埋もれていた"デザインファイルを元に作った」と言っているが、これはジョークである。
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*これの製作にあたり、[[Randy Buehler]]が「コールドスナップは[[R&D]]で見つかった"埋もれていた"デザインファイルを元に作った」と言っているが、これはプロモーション用のジョークである。
*実際の製作経緯は[http://web.archive.org/web/20060712095605/http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr234 こちら](英語)にあるとおり、3年連続で4つ目のセット(2003年=[[第8版]]、2004年=[[アンヒンジド]]、2005年=[[第9版]])を作っていた[[R&D]]チ-ムが2006年もスケージュールの都合で4つ目のセットを出せるようになったために急遽行われたブレインストーミング会議で「失われたセット」というアイデアを思い付いたのが事の発端である。このアイデアは、すぐにアイスエイジ・ブロックのイレギュラーなブロック構造と結びつきコールドスナップが製作される運びとなった。
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*実際の製作経緯は[http://web.archive.org/web/20060712095605/http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr234 こちら](英語)。3年連続で4つ目のセット(2003年=[[第8版]]、2004年=[[アンヒンジド]]、2005年=[[第9版]])を作っていた[[R&D]]チ-ムが2006年もスケジュールの都合で4つ目のセットを出せる事になったのが事の始まりである。そのセットの企画案を出すために急遽行われたブレインストーミング会議の席上で「失われたセット」というアイデアが出されると、このアイデアはすぐにアイスエイジ・ブロックのイレギュラーなブロック構造と結びつき「失われたセット」であるコールドスナップが製作される運びとなった。
 
*日本語版[[ブースターパック]]に「'''アイスエイジブロックの失われし最終セットがついに登場!!'''」とあおり文が付いた。このような文章が付くケースは初。
 
*日本語版[[ブースターパック]]に「'''アイスエイジブロックの失われし最終セットがついに登場!!'''」とあおり文が付いた。このような文章が付くケースは初。
 
*このセットや、テーマデッキに収録されたカードの日本語版では、ストーリー上の固有名詞の日本語訳に多くの変更があったため、幾らかの混乱を呼んだ。
 
*このセットや、テーマデッキに収録されたカードの日本語版では、ストーリー上の固有名詞の日本語訳に多くの変更があったため、幾らかの混乱を呼んだ。

2017年7月27日 (木) 23:09時点における版

コールドスナップ/Coldsnap
シンボル 3つの氷柱
略号 CSP
コードネーム Splat
発売日 2006年7月21日
セット枚数 全155種類

コールドスナップ/Coldsnapアイスエイジ・ブロックの2番目の小型エキスパンション。2006年7月21日に発売された。意味は「突発的かつ一時的な寒さ」。

目次

概要

アイスエイジアライアンスで扱った氷河期を終えた後の”雪解けの時”/The Thaw期のドミナリア/Dominariaを舞台とする。時代設定は、2954ARソルデヴ/Soldevの崩壊)~2956AR(アーカム/Arcumの死)。

特殊タイプである雪かぶりの呼び名が氷雪へと変わり、新たなマナ・シンボルとして氷雪マナ・シンボルが登場した。また、新たなキーワード能力として復活波及が登場。累加アップキープウェザーライト以来9年ぶりに復活した。

アイスエイジ当時の雰囲気を再現するため、発売当時にはデザイン的にタブーとされている古いメカニズムであるマナを出さない土地カード+1/+0カウンターを使うカード、スロートリップなども特例として登場している。

このコールドスナップが正式なアイスエイジ・ブロックのエキスパンションとして発売され、2006年8月に、これまでこのブロックに長らく組み込まれていたホームランドが離脱。これに伴い、アライアンスがアイスエイジ・ブロックの1番目の小型エキスパンションに繰り上がった。

  • 2006年8月20日からスタンダードを含む全てのフォーマットで使用可能になり、スタンダードエクステンデッドから落ちるのは時のらせんブロックと同時とされた。
    • スタンダードは実際この通りであったが、エクステンデッドはフォーマット自体のルール変更が絡み、同時には落ちない。(コールドスナップは2010年7月、時のらせんブロックは同年10月)
    • スタンダードでの使用可能期間は2年と2ヶ月で、他セットに比べちょっと長い。
  • 同ブロックのアイスエイジやアライアンスのパックは絶版になっており入手が難しいため、ドラフトシールドは普通コールドスナップだけで行われる。小型セットであるため同じカードの枚数が揃いやすく、また特定のレアが出る確率も高い。
    • それを意識して、波及などといった同名カードを参照する能力を持つカードが作られている。
  • パックから特定のレアを入手できる確率は、次元の混乱と並んで歴代エキスパンション中で最高である。
  • これの製作にあたり、Randy Buehlerが「コールドスナップはR&Dで見つかった"埋もれていた"デザインファイルを元に作った」と言っているが、これはプロモーション用のジョークである。
  • 実際の製作経緯はこちら(英語)。3年連続で4つ目のセット(2003年=第8版、2004年=アンヒンジド、2005年=第9版)を作っていたR&Dチ-ムが2006年もスケジュールの都合で4つ目のセットを出せる事になったのが事の始まりである。そのセットの企画案を出すために急遽行われたブレインストーミング会議の席上で「失われたセット」というアイデアが出されると、このアイデアはすぐにアイスエイジ・ブロックのイレギュラーなブロック構造と結びつき「失われたセット」であるコールドスナップが製作される運びとなった。
  • 日本語版ブースターパックに「アイスエイジブロックの失われし最終セットがついに登場!!」とあおり文が付いた。このような文章が付くケースは初。
  • このセットや、テーマデッキに収録されたカードの日本語版では、ストーリー上の固有名詞の日本語訳に多くの変更があったため、幾らかの混乱を呼んだ。
  • 非常によく似た英語名のカードがアイスエイジに存在している(→Cold Snap)。今までも同様のことはあったが、同じブロックに存在するのは珍しい。

テーマデッキ

テーマデッキにはアイスエイジアライアンスのカードも収録されている。ただし、これらはコールドスナップのカードではないため、アイスエイジ・ブロックが使用可能なフォーマットでしか使用できない。

  • アイスエイジとアライアンスのカードは、もともとカード枠が旧枠、かつエキスパンション・シンボルにレアリティ識別用の色分けがされていなかったが、テーマデッキに収録されたものは新枠・色つきシンボルで印刷された(ただしレアは存在しない)。また、日本語版が存在しなかったものは新たに日本語訳が与えられている。

パッケージ・イラスト

デザイン

デザイン・チーム Mark Rosewater (lead)
Bill Rose
Aaron Forsythe
開発チーム Randy Buehler (lead)
Mike Turian
Devin Low
Zvi Mowshowitz
アート・ディレクター

関連リンク

参考

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