キイェルドー/Kjeldor

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キイェルドー/Kjeldor氷河期テリシア/Terisiare大陸東部の王国。

目次

解説

AR2400年代のストーガード/Storgard移民が国の興り。国名にもなっている建国者キイェルド/Kjeldの子孫が王族として統治する。

北にカープルーザン山脈/Karplusan Mountainsがそびえ北方のバルデュヴィア/Balduviaの侵入を防ぐ。西はカー峠/Kher Ridgesが連なり、その更に先にはアダーカー荒原/Adarkar Wastesが広がる。南方にはフィンドホーン/Fyndhornの森、そして東は大洋に面する。その国土には、古代アルガイヴ/Argive暗黒時代Giva Province(ギヴァ州)の地域を含む。

国内にはクロヴ/Krovキイェルド/Kjeldソルデヴ/Soldevの三大都市をはじめ、大小様々な町・村が点在する(キイェルドーの都市、町、村)。

王国内でもキイェルドー東部は、ある程度の独立自治を認められた地域のようだ(Eastern Kjeldor(東部キイェルドー))。

キイェルドーは組織化された常備軍を持ち、騎士団・飛空騎士隊が有名。王国内の魔術師は、王室魔道士(Royal Mage)のThe Royal Academy of Magic(王立魔法学院)で組織化されている。王国最後の王室魔道士グスタ・エバスドッター/Gustha Ebbasdotterの代では特に大きな影響力を有していた。

フィンドホーンの森に住むエルフとは正式な同盟ではないものの平和的な協調関係にあり、交易を行っている。都市を離れてこの森のドルイドとなった者達が柏槙教団/Juniper Orderである。

キイェルドー人は文明化された都市人であると自負し、北の隣国バルデュヴィアの民を見下す傾向が強い。バルデュヴィア人を表す俗語には、snow-apes(雪ザル)、ice-apes(氷ザル)、bloody savages(忌々しい野蛮人)などがある。単にバーバリアン(蛮族)と呼ぶことも多い。この差別意識も手伝い、建国以来長きに渡り、バルデュヴィアとは敵対関係の歴史を刻み続ける。だが、リム=ドゥール/Lim-Dulが両国の存亡に関わる共通の敵として認識されると事態は一変。2934AR、若き国王ダリアン/Darienはバルデュヴィアのロヴィサ/Lovisaと同盟関係を結び、キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldorでリム=ドゥール軍に勝利する。

それから20年余りは世界呪文の影響で、国土は徐々に海に沈み、クロヴを発祥とする疫病が流行する。洪水に呑まれた海岸線の村落や平原の巨人らが王国の内部への難民となって押し寄せ、見捨てられた元首都クロヴは死の都と怖れられるようになる。この雪解けの時/The Thawでもバルデュヴィアとの同盟は続き、肥沃な土地となった北方から食料物資の輸入を行うものの、キイェルドー国内の混乱により両国の繋がりは自然と希薄なものになっていった。

2950AR頃にはヴァーチャイルド将軍/Genaral Varchildによる反バルデュヴィアのゲリラ活動が始まり、再び両国に軋轢が生じ始める。しかし、2954ARのヴァーチャイルド反乱軍の交易地襲撃事件を契機に、両国の同盟は劇的に進展、統一国家新アルガイヴ/New Argiveとなる。

キイェルドーの都市、町、村

キイェルドー史の偉人

登場

関連カード

登場作品

参考

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