カニ

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=カニ/Crab=
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'''カニ'''/''Crab''は[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。名前の通り、蟹である。
  
[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。名前を読んでの通り、蟹。
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{{#card:Hedron Crab}}
[[青]]に7体存在するだけであり、数は多くない。
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{{#card:Growth-Chamber Guardian}}
<!-- --その中で最も活躍したものといえば、おそらく[[カブトガニ/Horseshoe Crab]]だろう。
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{{#card:Charix, the Raging Isle}}
寄生牙のカニや金属殻のカニもリミテッドを中心に活躍しており、またカブトガニもリミテッドでの活躍が中心なのでカブトガニがとりわけ活躍したとはいえない。-->
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{{#card:Horseshoe Crab}}
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初出は[[テンペスト]]の[[巨大ガニ/Giant Crab]]。その後も何度か登場するも、[[レギオン]]の[[金属殻のカニ/Chromeshell Crab]]のタイプは[[ビースト]]のみだったので、絶滅が心配された時期もあった。だが、[[第10版]]に[[再録]]された[[カブトガニ/Horseshoe Crab]]はカニのままであり、[[クリーチャー・タイプ#ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]で金属殻のカニや[[オラクシド/Oraxid]]もカニの仲間となった。さらに[[ゼンディカー・ブロック]]で[[面晶体のカニ/Hedron Crab]]が登場し、絶滅の危機は回避された。水棲動物だが地上で活動しても違和感が無い点が評価されたのか、[[エルドラージ覚醒]]以降、[[青]]の[[小型クリーチャー|小型]]~[[中堅クリーチャー]]として時折新種が登場している。[[ラヴニカ/Ravnica]]を舞台とした[[カード・セット]]では、[[シミック連合/The Simic Combine]]の[[シミック連合/The Simic Combine#混成体/Krasis|混成体/Krasis]]として登場する機会が多い。
  
{{#card:Giant Crab}}
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ほとんどは[[青]][[単色]]か青を含む[[多色]]。[[緑]]単色と[[無色]]にも存在する。[[パワー]]より[[タフネス]]が高いものが多く、防御的な種族である。
  
{{#card:King Crab}}
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[[部族カード]]として、条件を満たすとカニを[[全体強化]]する[[エンチャント]]の[[小走り波/Scuttletide]]が存在する。
  
「カニ」という名前から連想されるイメージとは裏腹に3〜6[[マナ]]とどれも結構重い。
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カニ・[[トークン]]を[[生成]]するカードは[[モダンホライゾン2]]で3枚登場した。いずれも青の0/3を生成する(→[[トークン一覧]])。
いずれも[[タフネス]][[パワー]]以上あり、どちらかといえば防御的な種族である。
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*カブトガニや[[タラバガニ/King Crab]]等、厳密にいうとカニじゃないのもいる(生物学的にはカブトガニはカニと関係なくカブトガニで、タラバガニはヤドカリ)。
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[[伝説の]]カニは[[ゼンディカーの夜明け]]現在、[[怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle]]のみ。
*[[金属殻のカニ/Chromeshell Crab]]は当初カニではなかったため、絶滅が心配された時期もあった。
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だが、[[第10版]][[再録]]されたカブトガニはカニのままであり、さらに金属殻のカニも2007年9月の[[Oracle]]変更でカニの仲間となった。
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*カニに変化するカードは[[シミックの魔鍵/Simic Keyrune]]がある。
これらのことから、絶滅の危機は回避されたと言っていいだろう。
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*[[タラバガニ/King Crab]][[カブトガニ/Horseshoe Crab]]など、厳密にいうとカニ(カニ下目の甲殻類)でないものもいる(生物学的にはタラバガニはヤドカリ下目タラバガニ科、カブトガニは甲殻類ではなく[[蜘蛛|クモ]]に近縁の剣尾類)。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]においては水棲節足動物一般を表すものとして受け取った方がよいだろう。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[サブタイプ:Crab|カニ(Crab)で検索]]
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*{{WHISPER検索/サブタイプ|Crab|カニ(Crab)}}
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*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Crab}|カニ(Crab)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
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[[Category:クリーチャー・タイプ|かに]]

2021年12月19日 (日) 20:48時点における版

カニ/Crabクリーチャー・タイプの1つ。名前の通り、蟹である。



初出はテンペスト巨大ガニ/Giant Crab。その後も何度か登場するも、レギオン金属殻のカニ/Chromeshell Crabのタイプはビーストのみだったので、絶滅が心配された時期もあった。だが、第10版再録されたカブトガニ/Horseshoe Crabはカニのままであり、クリーチャー・タイプ大再編で金属殻のカニやオラクシド/Oraxidもカニの仲間となった。さらにゼンディカー・ブロック面晶体のカニ/Hedron Crabが登場し、絶滅の危機は回避された。水棲動物だが地上で活動しても違和感が無い点が評価されたのか、エルドラージ覚醒以降、小型中堅クリーチャーとして時折新種が登場している。ラヴニカ/Ravnicaを舞台としたカード・セットでは、シミック連合/The Simic Combine混成体/Krasisとして登場する機会が多い。

ほとんどは単色か青を含む多色単色と無色にも存在する。パワーよりタフネスが高いものが多く、防御的な種族である。

部族カードとして、条件を満たすとカニを全体強化するエンチャント小走り波/Scuttletideが存在する。

カニ・トークン生成するカードはモダンホライゾン2で3枚登場した。いずれも青の0/3を生成する(→トークン一覧)。

伝説のカニはゼンディカーの夜明け現在、怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isleのみ。

参考

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