オラクル

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'''オラクル'''(''Oracle'')とは[[カード]]の最新の[[テキスト]]集のことであり、カードの解釈においてはこれを用いなければならない。いわゆる[[エラッタ]]は、実際にはオラクルの修正である。
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{{Otheruses|トーナメント用語|ヴァンガード・カード|Oracle}}
  
最近では、新カードセットの登場にあわせて更新されることが多い。ただし、緊急のルール変更の場合はこの限りでない。
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'''オラクル'''/''Oracle''は、[[トーナメント]]で適正な全[[カード]]の最新の文面を含む英語文献である。カードの解釈においてはオラクルの内容を用いなければならない。いわゆる[[エラッタ]]は、実際にはオラクルの修正である。
  
*オラクルに誤りがないわけではない。細かい記述が整合していないカードはいくらでもあるのが現状である。
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[[カード・セット]]の登場にあわせて更新されることが多い。ただし、緊急のルール変更の場合はこの限りでない。
**もしトーナメント中にオラクルの誤りが見つかったならば、[[ヘッド・ジャッジ]]はそのトーナメント中、オラクルを却下してもよい。
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*一般的な意味でのOracle(オーラクル、オラクル)とは、「神のお告げ」「神託」「託宣」のこと。転じて賢人や助言を与える人のことを指す場合もあり、日本語版[[マジック]]の[[カード名]]等ではよく「巫女」と訳されている。もちろん文化や種族が違うので、日本における一般的なイメージの巫女とはかけ離れており、広く「巫者(ふしゃ)」と理解するほうが適当かもしれない。→ [[ヴェクの巫女/Oracle en-Vec]]、[[とぐろ巻きの巫女/Coiling Oracle]]
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*オラクルに誤りのないことが保証されているわけではない。
**ちなみに日本における一般的なイメージの巫女はshrine maidenと英訳される。別物と思った方がいい。
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**[[ヘッド・ジャッジ]]は[[トーナメント]]中におけるカード解釈に関する最終権限者である。もしトーナメント中にオラクルの誤りが見つかったならば、ヘッド・ジャッジはオラクルを却下してもよい。
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*長らく、[[銀枠]]の[[カード・セット]]([[アングルード]]、[[アンヒンジド]])はオラクルの更新が行われない方針だった。しかし、銀枠セット第3弾である[[Unstable]]の発売に伴いこれが見直され、多くの銀枠カードのオラクルが更新された。
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*英語で書かれているので、日本語では省略されているような単数形、複数形がしっかりと書かれている。cardとcardsの違いに着目するとルール文章を把握しやすかったりする。
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*一般的な意味でのoracle(オーラクル、オラクル)とは、「神のお告げ」「神託」「託宣」のこと。転じて賢人や助言を与える人のことを指す場合もあり、日本語版[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の[[カード名]]等ではよく「巫女」と訳されている。もちろん文化や種族が違うので、日本における一般的なイメージの巫女とはかけ離れており、広く「巫者(ふしゃ)」と理解するほうが適当かもしれない。(→[[ヴェクの巫女/Oracle en-Vec]]、[[とぐろ巻きの巫女/Coiling Oracle]]
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**ちなみに日本における一般的なイメージの巫女はshrine maidenと英訳される。別物と思った方がよい。
  
*英語名が全く同じカードが[[Vanguard]]に存在する。そちらについては[[Oracle]]を参照。
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==更新履歴==
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これまでに実施されてきたオラクルの更新については、それぞれ以下の項目を参照のこと。
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*[[2019年のオラクル更新]]
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*[[2018年のオラクル更新]]
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*[[2017年のオラクル更新]]
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*[[2016年のオラクル更新]]
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*[[2015年のオラクル更新]]
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*[[2014年のオラクル更新]]
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*[[2013年のオラクル更新]]
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*[[2012年のオラクル更新]]
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*[[2011年のオラクル更新]]
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*[[2010年のオラクル更新]]
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*[[2007年9月サブタイプ変更]]
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://ww2.wizards.com/gatherer/index.aspx? Gatherer]
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*[http://gatherer.wizards.com/ Gatherer] - 公式カードデータベース。最新のオラクルはこちらから調べることができる。
**公式カードデータベース。最新のオラクルはこちらから。
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*[[トーナメント用語]]
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*[[ルーリング]]
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*[[エラッタ]]
 
*[[エラッタ]]
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*[[ルーリング]]
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*[[トーナメント用語]]

2019年3月17日 (日) 17:36時点における版

オラクル/Oracleは、トーナメントで適正な全カードの最新の文面を含む英語文献である。カードの解釈においてはオラクルの内容を用いなければならない。いわゆるエラッタは、実際にはオラクルの修正である。

カード・セットの登場にあわせて更新されることが多い。ただし、緊急のルール変更の場合はこの限りでない。

  • オラクルに誤りのないことが保証されているわけではない。
    • ヘッド・ジャッジトーナメント中におけるカード解釈に関する最終権限者である。もしトーナメント中にオラクルの誤りが見つかったならば、ヘッド・ジャッジはオラクルを却下してもよい。
  • 長らく、銀枠カード・セットアングルードアンヒンジド)はオラクルの更新が行われない方針だった。しかし、銀枠セット第3弾であるUnstableの発売に伴いこれが見直され、多くの銀枠カードのオラクルが更新された。
  • 英語で書かれているので、日本語では省略されているような単数形、複数形がしっかりと書かれている。cardとcardsの違いに着目するとルール文章を把握しやすかったりする。
  • 一般的な意味でのoracle(オーラクル、オラクル)とは、「神のお告げ」「神託」「託宣」のこと。転じて賢人や助言を与える人のことを指す場合もあり、日本語版マジックカード名等ではよく「巫女」と訳されている。もちろん文化や種族が違うので、日本における一般的なイメージの巫女とはかけ離れており、広く「巫者(ふしゃ)」と理解するほうが適当かもしれない。(→ヴェクの巫女/Oracle en-Vecとぐろ巻きの巫女/Coiling Oracle
    • ちなみに日本における一般的なイメージの巫女はshrine maidenと英訳される。別物と思った方がよい。

更新履歴

これまでに実施されてきたオラクルの更新については、それぞれ以下の項目を参照のこと。

参考

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