インフェルノ/Inferno

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7[[マナ]]で全ての[[プレイヤー]]、[[クリーチャー]]に6点[[ダメージ]]という豪快な[[呪文]]。[[クリーチャー]]がほぼ一掃できるため、[[インスタント]]の[[全体除去]]として使える。[[地震/Earthquake]]と違って[[飛行]]クリーチャーに効く点も良い。その代わり重いが。
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7[[マナ]]で全ての[[プレイヤー]]、[[クリーチャー]]に6点[[ダメージ]]という豪快な[[呪文]]。
  
しばしば、撃つと[[引き分け]]になる。
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[[クリーチャー]]がほぼ一掃できるため、[[インスタント]]の[[全体除去]]として使える。[[地震/Earthquake]]と違って[[重い|重く]]なってはいるが、[[飛行]]クリーチャーに効く点も特徴。
  
[[第4版]][[第8版]]まではずっと[[基本セット]]に収録されていたが、ついに[[第9版]]でインフェルノ内蔵の[[沸血の巨像/Bloodfire Colossus]]にその座を譲った。
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[[第4版]]から[[第8版]]までは[[基本セット]]に収録されていたが、[[第9版]]でインフェルノ内蔵の[[沸血の巨像/Bloodfire Colossus]]にその座を譲った。
  
*[[地震/Earthquake]]や[[オーク弩弓隊/Orcish Artillery]]などと織り交ぜて、リセット型[[赤の防御円/Circle of Protection: Red]]デッキを組もうと考えた事がある人も多いのでは?
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*[[地震/Earthquake]]や[[オーク弩弓隊/Orcish Artillery]]などと織り交ぜて、リセット型[[赤の防御円/Circle of Protection: Red]]デッキを組もうと考えた事がある人も多いのでは?
 
*[[神聖/Hallow]]を一緒に打つと、大量に[[ライフ]]が得られる。
 
*[[神聖/Hallow]]を一緒に打つと、大量に[[ライフ]]が得られる。
 
*しばしば「漢らしい[[呪文]]」としてノミネートされる。
 
*しばしば「漢らしい[[呪文]]」としてノミネートされる。
 
*"inferno"は、元々イタリア語である。「1.地獄、大火 2.[the Inferno]地獄編(ダンテ(1265〜1231 イタリアの詩人)の『神曲』の第1部。罪深いものが苦しむところ。)」などといった意味。その言葉が英語圏にも広まって、使用されるようになったのだろう。
 
*"inferno"は、元々イタリア語である。「1.地獄、大火 2.[the Inferno]地獄編(ダンテ(1265〜1231 イタリアの詩人)の『神曲』の第1部。罪深いものが苦しむところ。)」などといった意味。その言葉が英語圏にも広まって、使用されるようになったのだろう。
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==関連カード==
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===主な亜種===
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各クリーチャーと各プレイヤーへの全体火力。
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[[黒]]の[[カード]]は[[乾きの呪文/Dry Spell]]の項を、プレイヤーにダメージが行かないものは[[紅蓮地獄/Pyroclasm]]の項を、飛行クリーチャーにダメージが行かないものは[[地震/Earthquake]]の項を参照。
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*[[燃えさしの雨/Rain of Embers]] - 1点ダメージのソーサリー。(1)(赤)。([[ラヴニカ:ギルドの都]])
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**[[滅却/Devastate]] - 1点ダメージに加え[[土地]]1つを[[破壊]]するソーサリー。(3)(赤)(赤)。([[プロフェシー]])
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*[[炎の大嵐/Fire Tempest]] - ソーサリーになった[[下位互換]]。([[ポータル]])
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**[[沸血の巨像/Bloodfire Colossus]] - 赤1マナ払って[[生け贄に捧げる]]事でインフェルノとなる5/5クリーチャー。(6)(赤)(赤)。([[アポカリプス]])
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**[[特務魔道士ヤヤ・バラード/Jaya Ballard, Task Mage]] - インフェルノの[[スペルシェイパー]]。(1)(赤)(赤)2/2の[[伝説のクリーチャー]]。([[時のらせん]])
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*[[蒸気の突風/Steam Blast]] - 2点ダメージのソーサリー。(2)(赤)。([[ウルザズ・サーガ]])
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**[[落盤/Cave-In]] - 2点ダメージの[[ピッチスペル]]版ソーサリー。(3)(赤)(赤)でピッチコストは赤の手札1枚を[[追放]]。([[メルカディアン・マスクス]])
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**[[マグマの巨人/Magma Giant]] - [[ETB]]で蒸気の突風が誘発する5/5クリーチャー。(5)(赤)(赤)。([[フィフス・ドーン]])
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**[[火山の流弾/Volcanic Fallout]] - 2点ダメージの[[打ち消されない]][[インスタント]]。 (1)(赤)(赤)。([[コンフラックス]])
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*[[スカークの炎の司令官/Skirk Fire Marshal]] - アンタップ状態のゴブリン5体タップする事で10点ダメージ。(3)(赤)(赤)2/2[[プロテクション]](赤)のクリーチャー。([[オンスロート]])
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*[[大爆発/Blockbuster]] - 2マナ払って生け贄に捧げると3点ダメージになる[[エンチャント]]。ただし[[アンタップ状態]]のクリーチャーには効かない。(3)(赤)(赤)。(ラヴニカ:ギルドの都)
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*[[硫黄破/Sulfurous Blast]] - 2点ダメージだが[[メイン・フェイズ]]に[[唱える]]と3点になる[[インスタ=ソーサリー]]版。(2)(赤)(赤)。(時のらせん)
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*[[マグマのフェニックス/Magma Phoenix]] - 3点ダメージが[[PIG]]で誘発する3/3[[飛行]]クリーチャー。(3)(赤)(赤)。([[基本セット2010]])
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*[[反乱の扇動/Incite Rebellion]] - ダメージがそれぞれのプレイヤーがコントロールしている自分のクリーチャー数に等しい。(4)(赤)(赤)のソーサリー。([[統率者2014]])
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*[[電弧連鎖/Arcbond]] - クリーチャー1体を[[対象]]とし、そのクリーチャーがダメージを与えられる度その点数分ダメージ。(2)(赤)のインスタント。([[運命再編]])
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*[[チャンドラの灯の目覚め/Chandra's Ignition]] - 対象のあなたのクリーチャーの[[パワー]]分ダメージ。対象クリーチャーとあなたのみダメージを受けない。(3)(赤)(赤)のソーサリー。([[マジック・オリジン]])
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*[[大天使アヴァシン/Archangel Avacyn]] - [[両面カード]]の[[変身]]誘発で3点ダメージ。これとあなたのみダメージを受けない。(3)(白)(白)のクリーチャー。([[イニストラードを覆う影]])
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また、[[エンチャント]]の[[起動型能力]]で全体へ1点ダメージを与える[[紅蓮炎血/Pyrohemia]]([[次元の混乱]])も存在する。
  
 
==参考==
 
==参考==

2020年4月8日 (水) 10:56時点における版


Inferno / インフェルノ (5)(赤)(赤)
インスタント

インフェルノは、各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ6点のダメージを与える。


7マナで全てのプレイヤークリーチャーに6点ダメージという豪快な呪文

クリーチャーがほぼ一掃できるため、インスタント全体除去として使える。地震/Earthquakeと違って重くなってはいるが、飛行クリーチャーに効く点も特徴。

第4版から第8版までは基本セットに収録されていたが、第9版でインフェルノ内蔵の沸血の巨像/Bloodfire Colossusにその座を譲った。

  • 地震/Earthquakeオーク弩弓隊/Orcish Artilleryなどと織り交ぜて、リセット型赤の防御円/Circle of Protection: Redデッキを組もうと考えた事がある人も多いのでは?
  • 神聖/Hallowを一緒に打つと、大量にライフが得られる。
  • しばしば「漢らしい呪文」としてノミネートされる。
  • "inferno"は、元々イタリア語である。「1.地獄、大火 2.[the Inferno]地獄編(ダンテ(1265〜1231 イタリアの詩人)の『神曲』の第1部。罪深いものが苦しむところ。)」などといった意味。その言葉が英語圏にも広まって、使用されるようになったのだろう。

関連カード

主な亜種

各クリーチャーと各プレイヤーへの全体火力。 カード乾きの呪文/Dry Spellの項を、プレイヤーにダメージが行かないものは紅蓮地獄/Pyroclasmの項を、飛行クリーチャーにダメージが行かないものは地震/Earthquakeの項を参照。

また、エンチャント起動型能力で全体へ1点ダメージを与える紅蓮炎血/Pyrohemia次元の混乱)も存在する。

参考

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