アールンドの天啓/Alrund's Epiphany

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2021年12月4日 (土) 08:22時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
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1/1飛行が2体おまけで付いてくる追加のターン獲得ソーサリー支払うマナの合計は増えるが予顕で1ターン早く唱えられる。

時間のねじれ/Time Warp深夜の出没/Midnight Hauntingが6~7マナで唱えられるということでコスト・パフォーマンスは良好。ターンは追加するもののそれ以上の働きができなかった時間のねじれに比べ、チャンプブロック要員を2体確保することでアグロ相手にさらに1ターン稼ぐことができるようになっている。また実質的に速攻を持つ飛行クロックを展開できるため、残り少ないライフを削り切ったり忠誠度の低いプレインズウォーカーを攻め落としたりするのにも有用。

追加ターンは時間経過でアドバンテージを得られるパーマネント英雄譚やプレインズウォーカー等)と相性が良く、登場時のスタンダードでそれを実現できる出現の根本原理/Emergent Ultimatumとの組み合わせはスゥルタイ根本原理を成立させた。ストリクスヘイヴン:魔法学院後はガラゼス・プリズマリ/Galazeth Prismari黄金架のドラゴン/Goldspan Dragonからこれに繋げるイゼット・ドラゴンも登場。

ローテーション後もイゼット・ドラゴンで採用されるほか、新たにこれ自体をキーカードに据えたイゼット天啓アゾリウス天啓が登場した。イゼット天啓では感電の反復/Galvanic Iterationコピーし、追加の2ターンと4体のトークンを獲得する動きを狙う。アゾリウス天啓では勝ち手段であるストリクスヘイヴンの競技場/Strixhaven Stadiumの強力な相方で、追加のターンと飛行持ちトークンで一気に得点カウンターを稼ぐとともに、10点目に必要な戦闘ダメージ要員を確保できる。世界選手権21でも優勝したイゼット・ドラゴンを含む半数以上のデッキが天啓を採用し、禁止カードの候補として注視されていた[1]

  • 4ターン連続で唱えた場合、2→4→6→8とトークンの攻撃だけでぴったり20点のライフを削り切ることができる。

MTGアリーナにおける再調整


Alrund's Epiphany / アールンドの天啓 (5)(青)(青)
ソーサリー

このターンに続いて追加の1ターンを行う。この呪文が予顕されていたなら、飛行を持つ青の1/1の鳥(Bird)クリーチャー・トークン2体を生成する。アールンドの天啓を追放する。
予顕(5)(青)(青)


2021年12月9日、Magic: The Gathering Arenaにおいて、アルケミーの実装と同時にアルケミーとヒストリックで使用できるカードに再調整が行われた[2]。アールンドの天啓を連打したり感電の反復でコピーすることで盤面が空の状態からでも勝利できることから、その効率を落とすために予顕コストが引き上げられ、予顕から唱えなければトークンが生成されないよう下方修正された。

関連カード

サイクル

カルドハイム神話レア予顕カードサイクル。各に1枚ずつ存在する。

参考

  1. 2021年10月13日 禁止制限告知(Daily MTG 2021年10月13日)
  2. Alchemy Rebalancing Philosophy/アルケミーにおける再調整の理念(Daily MTG 2021年12月2日)
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