アモンケット

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[[廃止されたクリーチャー・タイプ]]であった[[ジャッカル]]が復活した。
 
[[廃止されたクリーチャー・タイプ]]であった[[ジャッカル]]が復活した。
  
[[Masterpiece Series]]として、[[ブースターパック]]には一定の確率で[[Amonkhet Invocations]]のカードが封入されている。カード枠は古代エジプトの壁画風のレイアウトになっており、神の御業と試練への挑戦を表現するフレイバーのカードが収録されている。
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[[カラデシュ・ブロック]]と同じく、[[プレインズウォーカーデッキ]]には[[プレミアム・カード]]の[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]を含む[[ブースターパック]]には封入されない限定カードが収録されている。また[[デッキビルダーセット]]には[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]と[[イニストラードを覆う影ブロック]]の[[タップインデュアルランド]]が収録されており、これらはアモンケットのセットの1部として各[[フォーマット]]で使用することができる。
  
*[[トークン・カード]]は、すべての不朽を持つクリーチャー・カードに対応したミイラ化トークンのほか、切り離して不朽や督励のマーカーや[[カウンター (目印)|カウンター]]として使用できるトークンも存在し、通常のセットとしては史上最多の26種類のトークン・カードが収録されている(全セット最多は[[統率者2014]]の36種類)。
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[[Masterpiece Series]]として、[[ブースターパック]]には一定の確率で[[Amonkhet Invocations]]のカードが封入されている。カード枠は古代エジプトの壁画風のレイアウトになっており、神の御業と試練への挑戦を表現するフレイバーのカードが収録されている。これらはアモンケットのセットの1部としては扱われず、[[リミテッド]]でブースターパックから出てきた場合にのみ使用できる。
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*[[トークン・カード]]は、すべての不朽を持つクリーチャー・カードに対応したミイラ化トークンのほか、切り離して不朽や督励のマーカーや[[カウンター (目印)|カウンター]]として使用できるパンチカード・トークンも存在し、通常のセットとしては史上最多の26種類のトークン・カードが収録されている(全セット最多は[[統率者2014]]の36種類)。
 
*[[分割カード]]のルールが変更され、これまで[[スタック]]以外の領域で[[特性]]を参照する場合の論理和や2つの解答を得るなどの複雑なルールを廃し、スタック以外では2組の特性を合わせたものを持つように変更された。
 
*[[分割カード]]のルールが変更され、これまで[[スタック]]以外の領域で[[特性]]を参照する場合の論理和や2つの解答を得るなどの複雑なルールを廃し、スタック以外では2組の特性を合わせたものを持つように変更された。
 
*[[基本土地]][[カード]]は各[[基本土地タイプ]]1つ毎に通常のカード枠3種類とフル・アート版1種類が収録されており、フル・アート版にはボーラスの角を模した巨大なモニュメントが描かれている。
 
*[[基本土地]][[カード]]は各[[基本土地タイプ]]1つ毎に通常のカード枠3種類とフル・アート版1種類が収録されており、フル・アート版にはボーラスの角を模した巨大なモニュメントが描かれている。
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**余談だが、発売日前のオンラインでの[[メタゲーム]]が、[[霊気紛争]]の[[守護フェリダー/Felidar Guardian]]が[[スタンダード]]で[[禁止カード]]に急遽指定された一因となっている。
 
**余談だが、発売日前のオンラインでの[[メタゲーム]]が、[[霊気紛争]]の[[守護フェリダー/Felidar Guardian]]が[[スタンダード]]で[[禁止カード]]に急遽指定された一因となっている。
 
*Twitter上で5つの試練として発表されたクイズをクリアしWPN加入店で正解を伝えることで、フルアート版基本土地の[[プレミアム・カード]]が手に入るキャンペーンが行われた。
 
*Twitter上で5つの試練として発表されたクイズをクリアしWPN加入店で正解を伝えることで、フルアート版基本土地の[[プレミアム・カード]]が手に入るキャンペーンが行われた。
 
==[[プレインズウォーカーデッキ]]限定カード==
 
[[ブースターパック]]には封入されず、[[プレインズウォーカーデッキ]]にのみ封入される限定カードが存在する。収録カードの詳細は以下の各項を参照のこと。
 
 
*[[死の使い手、リリアナ/Liliana, Death Wielder (プレインズウォーカーデッキ)]]
 
*[[武芸の模範、ギデオン/Gideon, Martial Paragon (プレインズウォーカーデッキ)]]
 
 
==[[デッキビルダーセット]]限定カード==
 
[[ブースターパック]]と[[プレインズウォーカーデッキ]]には封入されず、[[デッキビルダーセット]]にのみ封入される[[再録]][[カード]]([[タップインデュアルランド]])が8枚存在する。
 
 
*[[曲がりくねる川/Meandering River]]
 
*[[水没した骨塚/Submerged Boneyard]]
 
*[[燃え殻の痩せ地/Cinder Barrens]]
 
*[[森林の地溝/Timber Gorge]]
 
*[[平穏なる広野/Tranquil Expanse]]
 
*[[放棄された聖域/Forsaken Sanctuary]]
 
*[[高地の湖/Highland Lake]]
 
*[[森林地の小川/Woodland Stream]]
 
**[[穢れた果樹園/Foul Orchard]]
 
**[[採石場/Stone Quarry]]
 
 
[[穢れた果樹園/Foul Orchard]]および[[採石場/Stone Quarry]]はプレインズウォーカーデッキにも封入されている。
 
  
 
==ウェルカム・デッキ限定カード==
 
==ウェルカム・デッキ限定カード==
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===製品情報===
 
===製品情報===
 
*[http://magic.wizards.com/ja/products/amonkhet 『アモンケット』](マジック英語公式日本語版  セット特設サイト)
 
*[http://magic.wizards.com/ja/products/amonkhet 『アモンケット』](マジック英語公式日本語版  セット特設サイト)
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*[http://mtg-jp.com/special/akh/ 『アモンケット』 製品特集ページ](マジック日本語公式)
 
*[http://mtg-jp.com/publicity/0018425/ 『モダンマスターズ 2017年版』と『アモンケット』のパッケージ](News 2017年2月20日)
 
*[http://mtg-jp.com/publicity/0018425/ 『モダンマスターズ 2017年版』と『アモンケット』のパッケージ](News 2017年2月20日)
 
*[http://mtg-jp.com/publicity/0018620/ 『アモンケット』最新情報盛り合わせ](News 2017年3月27日)
 
*[http://mtg-jp.com/publicity/0018620/ 『アモンケット』最新情報盛り合わせ](News 2017年3月27日)
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==参考==
 
==参考==
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*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/Amonkhet/ カードリスト](Wisdom Guild)
 
*[[カード個別評価:アモンケット]]
 
*[[カード個別評価:アモンケット]]
 
*[[プロツアー「アモンケット」]]
 
*[[プロツアー「アモンケット」]]

2017年5月1日 (月) 09:35時点における版

アモンケット/Amonkhet
シンボル ピラミッド
略号 AKH
コードネーム Barrel
発売日 2017年4月28日
セット枚数 全269+18種類

アモンケット/Amonkhetは、アモンケット・ブロックの第1セット。2017年4月28日発売。キャッチコピーは「蓋世の英雄となれ/Rise Among the Worthy」。

目次

概要

古代エジプトモチーフの次元/Planeアモンケット/Amonkhetを舞台とする。死者が不死者として蘇り、人々は来世での栄光を手にするために神々の試練に挑戦する世界で、裏に存在するニコル・ボーラス/Nicol Bolasの陰謀をゲートウォッチ/The Gatewatchが暴く。

トップダウン・デザインエキスパンション。ブロック全体で「古代エジプト」と「ニコル・ボーラス」の2つの要素から構成され、アモンケットは古代エジプトの要素が濃い。

アモンケットの5柱の神々を表すカードとして、5柱に対応する神々の試練カルトーシュといったサイクルが収録されている。

エジプトのフレーバーとしてミイラはゾンビで表現され、墓地クリーチャーがミイラとして復活する不朽によってすべての色がゾンビを扱うほか、白とにゾンビの部族カードが存在する。ピラミッドを始めとする巨大石造建築を表す石材カウンターによって増強されるアーティファクトや、砂漠土地タイプを持つカード、新たな呪いを持つオーラなどが収録されている。

アモンケットの生者は例外なく試練に挑む修練者たちであるためか、攻撃に際して次のアンタップ・ステップアンタップしないことで能力誘発させる督励、自分のクリーチャーに-1/-1カウンターを置くカード、手札捨てることで誘発する能力や手札が少ない時に強化されるカードなどデメリットを自らに課すメカニズムが多い。

墓地利用をするカードも多く、前述の不朽のほか、下半分は墓地から唱えることができる余波を持つ分割カードなどが存在する。

再録メカニズムとしてサイクリングが登場している。

廃止されたクリーチャー・タイプであったジャッカルが復活した。

カラデシュ・ブロックと同じく、プレインズウォーカーデッキにはプレミアム・カードプレインズウォーカーを含むブースターパックには封入されない限定カードが収録されている。またデッキビルダーセットには戦乱のゼンディカー・ブロックイニストラードを覆う影ブロックタップインデュアルランドが収録されており、これらはアモンケットのセットの1部として各フォーマットで使用することができる。

Masterpiece Seriesとして、ブースターパックには一定の確率でAmonkhet Invocationsのカードが封入されている。カード枠は古代エジプトの壁画風のレイアウトになっており、神の御業と試練への挑戦を表現するフレイバーのカードが収録されている。これらはアモンケットのセットの1部としては扱われず、リミテッドでブースターパックから出てきた場合にのみ使用できる。

  • トークン・カードは、すべての不朽を持つクリーチャー・カードに対応したミイラ化トークンのほか、切り離して不朽や督励のマーカーやカウンターとして使用できるパンチカード・トークンも存在し、通常のセットとしては史上最多の26種類のトークン・カードが収録されている(全セット最多は統率者2014の36種類)。
  • 分割カードのルールが変更され、これまでスタック以外の領域で特性を参照する場合の論理和や2つの解答を得るなどの複雑なルールを廃し、スタック以外では2組の特性を合わせたものを持つように変更された。
  • 基本土地カードは各基本土地タイプ1つ毎に通常のカード枠3種類とフル・アート版1種類が収録されており、フル・アート版にはボーラスの角を模した巨大なモニュメントが描かれている。
  • Magic Onlineでは紙での発売日よりも先行して、リミテッドやこのセットを含んだ構築のイベントが行われていた。このようなスケジュールは史上初。
  • Twitter上で5つの試練として発表されたクイズをクリアしWPN加入店で正解を伝えることで、フルアート版基本土地のプレミアム・カードが手に入るキャンペーンが行われた。

ウェルカム・デッキ限定カード

ブースターパックプレインズウォーカーデッキには封入されず、店舗などで配布される入門者用のハーフデッキ(非売品)およびデッキビルダーセットにのみ封入される再録カードが30枚存在する。

イニストラードを覆う影のウェルカム・デッキ同様、これらのカードは独自のエキスパンション・シンボルと略号(W17)を持っているが、スタンダードローテーションにおいて、アモンケットと同期間使用することができる。

該当カード

ウェルカム・デッキ2016に引き続き収録されたカードは斜体表示。

イベント

アモンケットより、発売記念週末はドラフト・ウィークエンドに変更される。また、限定的なイベントだったスタンダード・ショーダウンが正式に導入される。

プレリリース

2017年4月22日、23日に開催される。参加した各プレイヤーはプレリリース・キットを受け取り、40枚以上のシールドデッキを作り対戦する。プレリリース・キットには

が封入されている。スピンダウンライフカウンターはこれまでの5色の中から無作為に1色が入っている形式ではなく、アモンケットで産出される鉱石「ラゾテプ」をイメージした青に金字の1種類が必ず封入されている。

試練目標カードに書かれた「スタンダードのイベントに参加する」などの試練をクリアすることで、同じ色彩の正四面体ダイスを手に入れることができる。

ドラフト・ウィークエンド

2017年4月28~30日に行われる。

プロツアー

2017年5月12~14日に、テネシー州ナッシュビルで開催。(→プロツアー「アモンケット」

ゲームデー

2017年5月20日、21日に開催される。

構築済みデッキ

プレインズウォーカーデッキ

パッケージ・イラスト

注目のストーリー

  1. 新たな信仰/Renewed Faith
  2. 残酷な現実/Cruel Reality
  3. 選定された行進/Anointed Procession
  4. 力ずく/By Force
  5. ギデオンの介入/Gideon's Intervention

主な開発スタッフ

公式特集ページ

製品情報

開発コラム

Mark Rosewaterによるコラム、Making Magic -マジック開発秘話-。

Sam Stoddardによるコラム、Latest Developments -デベロップ最先端-。

その他。

広報

動画

マジック:ザ・ギャザリングYoutube公式チャンネル

参考

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