アジャニ/Ajani

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(魂の光/Soul's Light)
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===魂の光/Soul's Light===
 
===魂の光/Soul's Light===
アジャニの魔術は周囲の味方に働きかけ、その力を引き出し増強するもので「魂の光/Soul's Light」と呼ばれる。この魂の光はローウィン期のキャラクター紹介で既に登場し、アラーラの断片ブロックでカード化。コミックでも描写されている。
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プレインズウォーカーに覚醒する以前からアジャニが体得していた魔法は「魂の光/Soul's Light」と呼ばれ、相手の魂の本質を見抜くことでその生き様や人間性、本人も知らないまま眠らせている力、潜在意識下にある精神的な弱みまでも一瞬で見抜く、いわば[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス]]や[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス]]といったマインド・リーダーの上位に当たる(現に、大渦のマナを得て一層強大化したボーラスの深層心理までもたやすく読み込めた)と考えられる、極めて特異な術である。それが味方である場合、一層の力を引き出し増強する事ができ、逆にそれが敵である場合は魂の欠落部をつくような攻撃を行うことができる。この「魂の光」はローウィン期のキャラクター紹介で既に登場し、アラーラの断片ブロックでカード化。小説やコミックでも描写されており、アラーラの大渦でボーラスと対決した際は「彼が最も恐れるもの」を認識し、[[多相の戦士の真髄/Shapeshifter's Marrow|最も適した魔法]]に繋げることで決定的な勝利をアジャニにもたらした。
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汎用性が高く、かつ極めて強力な魔法であるものの、マインド・リードと同様、性質上魂や精神を持たない存在には効果をもたないものと推察される。
  
 
該当カード
 
該当カード

2018年5月18日 (金) 11:52時点における版

アジャニ/Ajaniローウィンで初めてのプレインズウォーカー・カード黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane)として登場したキャラクター。ストーリーではアラーラの断片ブロックで主人公を務め、後にテーロス・ブロックにも登場した。

目次

解説

ナヤ/Naya出身のナカティル/Nacatlレオニン/Leoninプレインズウォーカー/Planeswalker。男性。左眼は潰れて隻眼で、全身は色素の無い白子コンピューターゲームデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013」によると外見年齢30歳、身長198cm、体重112kg。イラスト

群れの王ジャザル/Jazalの弟で、しばしば兄の助けによって死を免れる。彼の一族では「白は死の色」とされており、兄以外の者からは縁起が悪いとして避けられる傾向にあった。

  • 持っている双頭の斧のような武器は、兄のものとほぼ同じ形状。彫り込まれた意匠が若干異なるか。

兄の死と復讐の旅を経て、群れの指導者としての素質を開花させる。宿敵を追って様々な次元を旅しており、知人・友人が多く、特に各地のレオニン族には単なる客人以上の存在として受け入れられている。

魂の光/Soul's Light

プレインズウォーカーに覚醒する以前からアジャニが体得していた魔法は「魂の光/Soul's Light」と呼ばれ、相手の魂の本質を見抜くことでその生き様や人間性、本人も知らないまま眠らせている力、潜在意識下にある精神的な弱みまでも一瞬で見抜く、いわばジェイスニコル・ボーラスといったマインド・リーダーの上位に当たる(現に、大渦のマナを得て一層強大化したボーラスの深層心理までもたやすく読み込めた)と考えられる、極めて特異な術である。それが味方である場合、一層の力を引き出し増強する事ができ、逆にそれが敵である場合は魂の欠落部をつくような攻撃を行うことができる。この「魂の光」はローウィン期のキャラクター紹介で既に登場し、アラーラの断片ブロックでカード化。小説やコミックでも描写されており、アラーラの大渦でボーラスと対決した際は「彼が最も恐れるもの」を認識し、最も適した魔法に繋げることで決定的な勝利をアジャニにもたらした。

汎用性が高く、かつ極めて強力な魔法であるものの、マインド・リードと同様、性質上魂や精神を持たない存在には効果をもたないものと推察される。

該当カード

隻眼

アジャニの左眼が失われた経緯については、公式な設定は明かされていない。

しかし、タカラトミー製品情報:ローウィン(サイト消失のためInternet Archive)では、兄が殺害された際に「片目を潰され瀕死のまま放置」と解説している。これは日本公式サイトで独自に追加された設定で公式のものではなく、元記事のPlaneswalkers Minisite: Ajani Goldmaneでは左眼に一切触れていない。また、マナバーン2009誌の記事「5人のプレインズウォーカー、5つの断片を語る」でもタカラトミーの独自設定を参照して書かれている。

公式サイトのコミックでは兄の殺害以前から既に隻眼である。

黄金のたてがみのアジャニ

ローウィンでストーリーに先行して登場した黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane復讐のアジャニ/Ajani Vengeantよりも後の姿とされる。ただ、「黄金のたてがみ」という名は復讐の旅に向かう以前(例えばサルカン/Sarkhanへの自己紹介時)にも使用しており、またローウィンの5枚はフルネームで統一されている(参考、最下段)ことから、この名が彼の正式名称であることが分かる。

その由来は、不吉な白い体毛をコンプレックスに思うアジャニに、太陽の光を透かすことで黄金色に見えることから兄ジャザルが授けたものである。

  • 兄も同じ黄金のたてがみを名乗っているため、元々はジャザルらの一族の姓もしくは群れに伝わる称号で、それを弟にも与えたものと思われる。

経歴

白獅子の飛翔/Flight of the White Cat

マリーシ/Marisiの祝祭の夜、何者かが遣わした悪鬼達が一族を襲い、兄ジャザルが殺されてしまう。激怒した彼はプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを点らせ、気付くと見知らぬジャンド/Jundの土地へ来ていた。そこで出会ったドラゴンカーサス/Karrthusを操るサルカン・ヴォル/Sarkhan Volに、自分がプレインズウォーカーであることを教えられる。サルカンは飢えと怒りの支配するジャンドの素晴らしさを讃えるが、アジャニは故郷の群れを心配し、故郷への帰り方を尋ねる。そして言われるままに、激情の赤マナに身を任せ、溶岩の中へと飛び込んでいくのであった。

復讐のアジャニ

プレインズウォーカーとなったアジャニは、王ジャザルを失って離散した群れの再建、および兄の仇の捜索に奔走する。復讐のアジャニ/Ajani Vengeantはこの時期のアジャニをカード化したもの。

コンフラックス

ナヤが他の断片と繋がった衝合/Confluxの時代、このまま世界が破壊されるのを戦わずに見過ごす訳にはいかないと考えている。しかし、ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの暗躍にはまだ気付いてはいない。

名誉にかけて/Honor Bound

名誉にかけて/Honor Bound第1部では、バント/Bantエルズペス・ティレル/Elspeth Tirelと知り合いであることが明かされた。

Alara Unbroken

マリーシとの出会いによってボーラスの関与を知ったアジャニはジャンドでクレシュ/Kreshたちと合流し、ラッカ・マー/Rakka Marを追う。追いつめられたラッカは「クレシュたちを全て殺せば主人の情報をやる」と誘惑するが、アジャニはそれを退けてラッカに止めをさした。

アラーラのすべての断片/Shardが重なりあい、マナが露わとなった大渦/The Maelstromの前でアジャニはメイエル/Mayaelに率いられたナヤ軍の進撃とも合流する。そしてついに兄の仇に巡りあうがそれは意外な者だった。全てを操るニコル・ボーラスこそが真の仇と看破したアジャニはその者を許し、抱きしめた。そこにサルカンとドラゴンの軍勢が強襲し、ナヤ軍との激しい戦闘となる。その戦闘だけでなく次元/Plane全てのマナの流れが大渦に向かっていることに気がついたアジャニはあらゆるものからマナを引き出して全ての接続を断ち切り、制御魔法を失ったドラゴンたちは散り散りとなっていった。歓声を上げるナヤ軍だったが、上空に全ての黒幕であるニコル・ボーラスが現れ、アジャニは皆に退却を命じてただ一人でボーラスに対峙する。

ボーラスの真の目的はアラーラの次元全てのマナを吸収し、かつての全知全能の力と不死性を取り戻すことであった。大渦を吸収するボーラスを見たアジャニは自らもそこに飛び込んだ。とてつもないマナの奔流よりアジャニは真の力である「他者の本質を引き出す」魂の光によって、ボーラスの本質を引き出す。それは霊気/Aetherによってボーラス自身の現身として現れ、二体のドラゴンは果てしない闘争を繰り広げながら光の中へと消えていった。

ナヤにもどったアジャニはザリーキ/Zalikiに群れを任せ、旅に出た。

Gathering Forces

Gathering Forces第1部では剣闘士(Gladiator)として戦うエルズペスの元を訪れる。エルズペスにアラーラ/Alaraへの帰還を請うが、エルズペスはバントが失われたアラーラへと戻るつもりはないと拒絶する。アジャニはそれ以上は求めず、彼女が置いていった愛剣と鎧とを返し、立ち去った。

失われし告白/The Lost Confession

エルズペスは自身のミラディン/Mirrodinにおける苦境とテーロス/Therosに退避することになった苦渋の決断について、アジャニへの書簡として書き綴った。しかし彼女はそれをそのまま瓶に入れて、テーロスの沼に沈めてしまうつもりだった。

ニクスへの旅

アジャニはエルズペスを探してテーロスを訪れ、旧知の仲であるブリマーズ/Brimazの元に身を寄せる。その助力により、レオニン最大の野営地であるテツモス/Tethmosの地でエルズペスと再会した彼は、彼女と共にこの世界の混乱を正す事を誓った。

アジャニの復讐/Ajani's Vengeance

友であるエルズペスを失ったアジャニは、メレティス/Meletisの人々の間にエルズペスの死の真相と神々信仰から力を得るという話を広めている。人々の信仰が神々から離れ、神々が力を失うように。

登場

登場カード

デュエルデッキ

プレインズウォーカーデッキ

カード名に登場

アジャニvsニコル・ボーラス
アジャニのマントラ/Ajani's Mantraアジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate
基本セット2011
アジャニのマントラ/Ajani's Mantra、アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate
基本セット2013
アジャニの陽光弾手/Ajani's Sunstriker
基本セット2014
アジャニに選ばれし者/Ajani's Chosen
ニクスへの旅
アジャニの存在/Ajani's Presence
基本セット2015
アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate
霊気紛争
アジャニの誓い/Oath of Ajani
霊気紛争 プレインズウォーカーデッキ
アジャニの同志/Ajani's Comradeアジャニの援助/Ajani's Aid

フレイバー・テキストに登場

アジャニvsニコル・ボーラス
ビヒモスの大鎚/Behemoth Sledge稲妻のらせん/Lightning Helixタイタンの根本原理/Titanic Ultimatum
アラーラの断片
タイタンの根本原理/Titanic Ultimatum
コンフラックス
ナカティルの野人/Nacatl Savage
基本セット2010
栄光の突撃/Glorious Charge火をつける怒り/Kindled Fury沈黙/Silence
基本セット2011
銀毛のライオン/Silvercoat Lion
基本セット2013
アジャニの陽光弾手/Ajani's Sunstriker、栄光の突撃/Glorious Charge火をつける怒り/Kindled Fury武勇の誇示/Show of Valor銀毛のライオン/Silvercoat Lion
基本セット2015
光輝の泉/Radiant Fountain
統率者2014
黄金のたてがみのジャザル/Jazal Goldmane
霊気紛争
英雄的介入/Heroic Intervention、アジャニの誓い/Oath of Ajani
霊気紛争 プレインズウォーカーデッキ
鼓舞する咆哮/Inspiring Roar

イラストに登場

アジャニvsニコル・ボーラス
アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate、ビヒモスの大鎚/Behemoth Sledge(武器のみ)、稲妻のらせん/Lightning Helix
アラーラの断片
魂の火/Soul's Fire魂の優雅さ/Soul's Grace魂の力/Soul's Might、タイタンの根本原理/Titanic Ultimatum
コンフラックス
魂の威厳/Soul's Majesty
基本セット2011
アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate
ニクスへの旅
アジャニの存在/Ajani's Presence、神討ち/Deicide参考)、英雄たちの結束/Solidarity of Heroes
カラデシュ
絶妙なタイミング/Impeccable Timing劇的な逆転/Dramatic Reversal
霊気紛争
英雄的介入/Heroic Intervention、アジャニの誓い/Oath of Ajani
霊気紛争 プレインズウォーカーデッキ
鼓舞する咆哮/Inspiring Roar、アジャニの援助/Ajani's Aid

登場作品

アラーラの断片ブロック
統率者
テーロス・ブロック
カラデシュ・ブロック
アモンケット・ブロック
  • Impact/衝撃(Magic Story 2017年3月29日 Michael Yichao著、名前のみ)
  • Trust/信頼(Magic Story 2017年4月5日 James Wyatt著、名前のみ)
イクサラン・ブロック
ドミナリア

登場記事

参考

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