アゴナスの雄牛/Ox of Agonas

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[[手札]]から[[唱える]]場合は騒乱の歓楽者のように軽くすることはできないが、5[[マナ]]で3枚の[[ハンド・アドバンテージ]]が取れれば十分見合うだろう。ただし、[[サイズ]]も最低限であちらの[[果敢]]にあたる要素もない[[本体]]はオマケに近いと言える。
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登場時の[[スタンダード]]ではリソース補充の側面が強いが、下の[[環境]]であれば[[マッドネス]]などと組み合わせた「捨てる」ことに主眼を置く運用も考えられる。
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==

2020年1月21日 (火) 08:20時点における版


騒乱の歓楽者/Bedlam Revelerなどと同様の「すべて捨てて3枚引く」ドロー能力を持つ脱出持ちの雄牛

手札から唱える場合は騒乱の歓楽者のように軽くすることはできないが、5マナで3枚のハンド・アドバンテージが取れれば十分見合うだろう。ただし、サイズも最低限であちらの果敢にあたる要素もない本体はオマケに近いと言える。

本領は脱出時であり、脱出の大半は通常よりマナ・コストが増加する中で逆に(騒乱の歓楽者の下限と同じ)わずか2マナにまで減少する。墓地から唱えることと能力の相性も抜群であり、手札が枯渇し次第唱えることでリソースを補充し、余るマナで引いたカードをすぐに唱えていくということが可能となる。一方でマナ・コストに反比例して墓地コストは最大級の8枚となっており、墓地を肥やす要素がなければ気軽に繰り返し使うことは難しいだろう。

登場時のスタンダードではリソース補充の側面が強いが、下の環境であればマッドネスなどと組み合わせた「捨てる」ことに主眼を置く運用も考えられる。

ストーリー

死の国/The Underworldアゴナス/Agonasには、ある戦死者の伝説がある。その者は野生の雄牛を手なずけ、その背に乗ってニクス/Nyxにまで至ったという。しかしこのような自由を求める死者たちは咎めを受け、雄牛の捻れた角に永遠に絡め取られることとなる(イラスト[1]

脚注

  1. The Theros Beyond Death Story on Cards/『テーロス還魂記』ストーリーカード(Feature 2019年12月16日 Wizards of the Coast著、日本語版の訳は不正確)

参考

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