Oliver Farrel
提供:MTG Wiki
Oliver Farrel(オリヴァー・ファレル)は、サーペイディア暗黒時代のアイケイシアの僧侶(ただし、後に僧侶を辞めている)。男性。体は細身で、ひょろ長い顔つきに鷲鼻。飾りのついた金色の兜をかぶる。過激で狂信的な人物で自らの正義を疑う事は無く、カリスマ的指導者の風格を備えもち、多くの信奉者を集める。
トーラック/Tourachの使徒、漆黒の手教団/Order of the Ebon Handに対する徹底的攻勢を主張、国の政策を手緩いと断じる。
かつてTymolin Loneglade(ティモリン・ローングレイド)に好意を寄せていたが拒絶され、その経緯からティモリンをトーラックの転生と決めつけるようになる。Montford(モントフォード)の演説で、Sianna(シアナ)らファレル教徒をたきつけ、トーラックの化身ティモリンを狩りださせる。そこに漆黒の手も加わり、ティモリンを中心とした闘争が繰り広げられる。ファレル自身の手でティモリンが殺されると、彼女の兄Tev Loneglade(テヴ・ローングレイド)は狂えるプレインズウォーカー・テヴェシュ・ザット/Tevesh Szatとなり、オークやゴブリンを率いてサーペイディアに更なる破壊と混沌をもたらすことになった。
トロウケア/Trokair陥落後、ファレルは信奉者と共にアイケイシア/Icatiaと決別、漆黒の手と同様にアイケシアとも敵対することになる。 そして滅び行くサーペイディアの諸帝国と共にファレルも歴史の舞台から消えていった。
Farrelite
「Farrelite」とは「ファレル(教)の〜、ファレル教徒」くらいの意で、ファレルの信奉者(followers of Farrel)の一般的な呼称。ファレル教徒は、オリヴァー・ファレルの教えを固く守る僧侶や盲信者で構成される、過激派の自警集団である。漆黒の手とアイケイシアを相手に戦い続け、その戦闘能力は侮り難い。
登場カード
フレイバー・テキストに登場
カード名に登場
参考
- フォールン・エンパイア
- サーペイディア/Sarpadia
- アイケイシア/Icatia
- Sianna(シアナ)
- 漆黒の手教団/Order of the Ebon Hand
- And Peace Shall Sleep(小説)
- Fallen Empires on the World of MAGIC:the Gathering(アメコミ版フォールン・エンパイア)
- Rumors of War(アメコミ版フォールン・エンパイアvol.1)
- Nations Asunder(アメコミ版フォールン・エンパイアvol.2)
- 背景世界/ストーリー用語