4CC
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4CC(4色コントロール、4 Color Control)は、ヴィンテージに存在する白青黒赤の4色コントロールデッキ。Keeperとも呼ばれる。
概要
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
インスタント
あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーであるインスタント・カード1枚を公開し、それをあなたの手札に加えてもよい。狡猾な願いを追放する。
黎明期から存在する各色の強力カードを詰め込んだ、グッドスタッフの趣あるデッキ。対戦相手のコンボは意志の力/Force of Willやマナ吸収/Mana Drainで防ぐ。クリーチャーには剣を鍬に/Swords to Plowsharesで、軽いアーティファクトはゴリラのシャーマン/Gorilla Shamanで対処する。また狡猾な願い/Cunning Wishから荒残/Rack and Ruinや棺の追放/Coffin Purgeといったシルバーバレットを搭載した柔軟性の高いデッキ。
精神錯乱/Mind Twistを失い、コントロール色が強くなったThe Deckの後継として登場した。スカージで獲得した正義の命令/Decree of Justiceの存在が大きく、マナ吸収からのマナを元にサイクリングから兵士トークンを生み出す流れが強力であり、これによりTier1にあがることもあった。
しかし、同時期に登場したストームデッキやそれらに対抗するもみ消し/Stifleや計略縛り/Trickbindがメタの中心に来るようになり(スタイフルノートの登場も見逃せなく)、相対的に弱体化した。さらに追い討ちをかけるようにTime Vaultのエラッタ後のTezzeret's Vaultが登場し、それ以降はコントロールデッキとしての主体はそちらへ移った。ただしその後Tezzeret's Vaultから派生したVault Controlがこちらの名で呼ばれる場合がある。
サンプルレシピ
- 狡猾な願い/Cunning Wishによるシルバーバレット戦略を採用。当時のゲームの外部のルールでは追放領域もゲームの外部であったため占骨術/Skeletal Scryingの採用がされていた。