溶岩コイル/Lava Coil

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Lava Coil / 溶岩コイル (1)(赤)
ソーサリー

クリーチャー1体を対象とする。溶岩コイルはそれに4点のダメージを与える。このターン、そのクリーチャーが死亡するなら、代わりにそれを追放する。


山伏の炎/Yamabushi's Flame系統の追放効果付き対クリーチャー火力。あるいは1マナ重くなり追放効果を得た炎の斬りつけ/Flame Slashの変形版。

2マナと十分に軽く、クリーチャー除去としてはなかなかの高性能。おおむね4~5マナ域のクリーチャーまで対処することができ、テンポ・アドバンテージを取りやすい。特に再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix弧光のフェニックス/Arclight Phoenixといった何度も墓地から蘇って除去を消耗させてくるクリーチャーへのアンチカードとして優れている。

登場時のスタンダードでは同じ2マナでプレイヤー本体にも撃ち込める稲妻の一撃/Lightning Strikeと共存しており、こちらはよりコントロール寄りなデッキに向いている。赤白デッキであれば大型クリーチャーをも対処できる裁きの一撃/Justice Strikeが存在するので使い分けたい。登場時点から上記のフェニックスを扱うデッキは常にメタゲームに絡んでいるためサイドボード需要が高く、アグロも含めた様々な絡みのデッキで搭載されている。単純な除去として見てもビートダウン全般に十分有効であるため、遅めのデッキならメインデッキから使われることも多い。エルドレインの王権後の環境では、流行した大釜の使い魔/Cauldron Familiar魔女のかまど/Witch's Ovenコンボに無力なこともありその隙を狙えるインスタントである焦熱の竜火/Scorching Dragonfireにお鉢を取られることとなった。

リミテッドでも単純に優秀な除去であり、絡みのデッキならすんなり採用できる。ラヴニカのギルドにはクリーチャーを墓地に送り込むことで優位を得るゴルガリ団/The Golgariカードも存在するため、それらへの対策にもなる。ただしコモンでもタフネス5以上のクリーチャーはちらほらいるので過信は禁物。

「司令官、ディミーアのスパイを捕らえ、その遺灰を監禁しました。」
カードゲームで死にたくなんかねぇえ!
切札勝舞

参考

  1. 【アニキ特大スクープ!!】『マジック:ザ・ギャザリング』×『デュエル・マスターズ』夢のコラボカードふろく!!(コロコロオンライン 2019年7月11日)
  2. 2020年1月22日号(マジック日本公式サイト 週刊マジックニュース タソガレ著)
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