工匠の達人、テゼレット/Tezzeret, Artifice Master
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Tezzeret, Artifice Master / 工匠の達人、テゼレット (3)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー — テゼレット(Tezzeret)
伝説のプレインズウォーカー — テゼレット(Tezzeret)
[+1]:飛行を持つ無色の1/1の飛行機械(Thopter)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
[0]:カードを1枚引く。あなたがアーティファクトを3つ以上コントロールしているなら、代わりにカードを2枚引く。
[-9]:あなたは「あなたの終了ステップの開始時に、あなたのライブラリーからパーマネント・カード1枚を探し、それを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。」を持つ紋章を得る。
基本セット2019におけるテゼレット。忠誠度能力は、アーティファクト・クリーチャー・トークンの生成、ドロー、終了ステップにパーマネントをサーチし戦場に出す紋章の獲得。
- +1能力
- 飛行持ちの1/1飛行機械トークンの生成。
- 低くない初期忠誠度から戦場を固めながら忠誠度を上げられるため、本人の堅牢さはかなりのものとなる。回避能力を持っているため戦闘に向くほか、±0能力を含めたアーティファクト関連のシナジーに期待できるという副次効果も見逃せない。
- ±0能力
- 1枚のドロー。金属術と同じ条件で予言/Divination相当の2枚ドローになる。
- 忠誠度を減らすことなくカードを引けるだけでもある程度強力であるのに、+1能力でアーティファクトの頭数を稼げるため能力が半自己完結している。もっとも、+1能力だけで条件を満たすのはやや悠長なので、2枚ドローを狙うならそれなりにアーティファクトを採用したデッキで使いたい。
- -9能力
- 毎ターン、次元橋/Planar Bridgeの起動型能力相当のサーチを行える紋章。
- 6マナアーティファクトに8マナをつぎこんでようやく起動できる能力が毎ターンタダで手に入るので、強力さに関しては言わずもがな。この紋章自身がすぐさま勝利に直結するわけではないため、それを呼び込める相応のフィニッシャー級パーマネントをかならず採用しておきたい。
- アーティファクト以外のパーマネントもサーチできるという、アーティファクト使いのテゼレットとしては異色の能力。これはカラデシュ・ブロックのストーリーの後日譚において、テゼレット自身が次元橋/Planar Bridgeの核を取り込み一体化したためである。
従来のテゼレットと同様、アグレッシブなデッキよりは中速~低速のデッキ向けのカードとなっている。ただ、盤面への戦力の供給と後続の補充とをいずれも忠誠度を減らさずに行えるため、戦場に残る粘り強さに関しては歴代のテゼレットの中でもピカイチ。また従来ほどは能力がアーティファクトに依存しきっていないため、速度が噛み合うデッキで単独運用しても十分に強力。直前のドミナリアが歴史的を前面に押し出したセットであることももちろん追い風になっている。
- 日本語カード名では「工匠」と訳されているが、Artifice は「策謀」を意味し、工匠(Aritificer)とは別の語。とは言え、テゼレット/Tezzeretの工匠としての出自を反映したダブルミーニング的な意図を汲んでの訳とも考えられる。
関連カード
- 求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker
- ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas
- 策謀家テゼレット/Tezzeret the Schemer
- 金属の支配者、テゼレット/Tezzeret, Master of Metal
- 工匠の達人、テゼレット/Tezzeret, Artifice Master
- 残酷な機械技師、テゼレット/Tezzeret, Cruel Machinist
- 橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridge
- 肉体の裏切者、テゼレット/Tezzeret, Betrayer of Flesh
サイクル
- 暴君への敵対者、アジャニ/Ajani, Adversary of Tyrants
- 工匠の達人、テゼレット/Tezzeret, Artifice Master
- 死が触れぬ者、リリアナ/Liliana, Untouched by Death
- 火の血脈、サルカン/Sarkhan, Fireblood
- ビビアン・リード/Vivien Reid
各色1枚ずつの他、多色両面カードの覚醒の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Arisenが存在している。
ストーリー
詳細はテゼレット/Tezzeretを参照。