天界のプリズム/Celestial Prism
提供:MTG Wiki
マジック初のマナフィルター。不特定マナ2点を任意色のマナ1点に変換する。
効率はあまりよくなく、しかも初期の基本セットにはデュアルランドというとても頼りになる多色土地があった。その上、軽くてかつトリプルシンボル以上を要求するような色拘束の厳しい呪文も少なかった。つまりは、3色以上を狙うようなデッキではともかく、2色ではほとんど出番がないと言えた。
後にもっと効率のいいマナフィルターも多数生まれており、MicroProse版マジック:ザ・ギャザリングでもなければいまさらこれを選択することはないだろう。
- 上位互換として以下のようなものがある。
- マナフィルターとしての直接的な調整版はマナの大鉢/Mana Cylix。
- 同一のマナフィルター能力に加え、条件達成時にマナを出せる上位互換として神々のピラミッド/Pyramid of the Pantheonが登場。
- ダークスティール以降、3マナのアーティファクトならフィルターではなく無条件で任意の色マナを出せるものが多数登場している(ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingotやマナリス/Manalith)。なお、オベリスクサイクルのような例外もある。
- 弱過ぎるという理由で第5版に再録されなかった(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
参考
- The 100 Worst Magic: The Gathering Cards Of All Time 第43位
- カード個別評価:第4版 - アンコモン
- カード個別評価:リバイズド・エディション - アンコモン
- カード個別評価:アンリミテッド・エディション - アンコモン