大胆な再製者/Audacious Reshapers

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新たな造形/Shape Anewと向こう見ずな実験/Madcap Experimentを混ぜたような起動型能力を持つ人間・工匠。

元となった二種類のカードと同様にそのままではギャンブル性の高い効果であるため、デッキ内のアーティファクトを強力な「アタリ」に絞ってのコンボ的運用が推奨される。その場合は元カードの使用に際し重要となった「タネとなるアーティファクト・トークン（やアーティファクト化できるカード）の用意」と「大量ダメージで敗北しない工夫」の両方を要求されるうえ、タップ能力のため奇襲性がないという新たな弱点が増えていることも気がかり。その代わりインスタント・タイミングでの起動ができ、一枚から複数回の踏み倒しが狙えるため、デッキ内にアタリを複数枚採用しておけば踏み倒されたカードへの単体除去に対応して生け贄に捧げることで実質的に除去を回避することが可能となった。また、このカードは向こうみずな実験とは異なりクリーチャーであるため、絆魂付与によるダメージ相殺がやりやすくなっている点も強み。

• 新たな造形とは異なり、生け贄に捧げるのは効果ではなくコストである。そのため立ち消えの心配がない。

• このカードが初収録されたロアホールドの伝承/Lorehold Legaciesには絆魂付与手段やプレイヤーへのダメージを軽減する手段がない。その代わりに数多くのアーティファクト・カードが採用されており、統率者戦特有の初期ライフの多さもあって、構築済みデッキをそのまま使用しても自滅するリスクは低くなっている。

参考

• カード個別評価：統率者2021 - レア