変わり樹の共生/Turntimber Symbiosis
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ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上からカードを7枚見る。あなたはその中からクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。そのカードのマナ総量が3以下であったなら、それは+1/+1カウンターが追加で3個置かれた状態で戦場に出る。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
Turntimber, Serpentine Wood / うねる森、変わり樹土地
うねる森、変わり樹が戦場に出るに際し、あなたは3点のライフを支払ってもよい。そうしないなら、これはタップ状態で戦場に出る。
(T):(緑)を加える。
ゼンディカーの夜明けの目玉である、第2面がアンタップイン可能な土地である神話レアソーサリーサイクルの緑。
第1面は、緑らしいクリーチャーのコスト踏み倒し。7枚もめくれるのでクリーチャー主体のデッキであれば外れる事はほとんどなく、むしろ該当15枚程度のランプデッキ等でも十分に期待値はある。教示者他が使えるような環境であればライブラリー操作とコンボできるのは言うまでもない。さらにマナ総量3マナ以下のクリーチャーならば+1/+1カウンターが3つ付いてくるため、最悪でも4マナ相当のクリーチャーは生み出せるし、基本的に4~5マナ域よりも3マナ域を当てたほうがマナレシオは良くなる性質を持つ。総合して一定以上の活躍を担保しやすい。
このカード自体がトリプルシンボル7マナのソーサリーでありかなり重量級なので、いわゆる低出費でフィニッシャーを出すような使い方とはなりづらい。エメリアの呼び声/Emeria's Callと同じくマナフラッド避けの使い方が主体となるだろう。ランプデッキとの相性は言うまでもないが、緑はマナ・クリーチャーや運命の神、クローティス/Klothys, God of Destiny等を扱うデッキなら通常のビートダウンでも高マナ域に到達するのは珍しくなく、トリプルシンボルも捻出しやすいため幅広い採用が考えられ得る。
もっとも、スタンダードのスペルランドとしては優秀なサイズを備えるカザンドゥのマンモス/Kazandu Mammothの採用率が高く、不詳の安息地/Faceless Haven・ハイドラの巣/Lair of the Hydraといった強力なミシュラランドの登場もさらなる逆風となった。グレートヘンジ/The Great Henge、レンジャー・クラス/Ranger Class、収穫祭の襲撃/Storm the Festivalといった息切れに強いカードのひしめく環境だったこともあり、あまり存在感を示さないままローテーションを迎えた。
関連カード
サイクル
ゼンディカーの夜明けの、神話レアのモードを持つ両面カードのサイクル。第1面はソーサリーで、第2面は3点のライフを支払わなければタップインする土地。ショックランドにちなんでボルトランドとも。
- エメリアの呼び声/Emeria's Call - 砕け散ったスカイクレイブ、エメリア/Emeria, Shattered Skyclave
- 海門修復/Sea Gate Restoration - 再誕の海門/Sea Gate, Reborn
- アガディームの覚醒/Agadeem's Awakening - 地下遺跡、アガディーム/Agadeem, the Undercrypt
- 髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashing - 鎚の山道、髑髏砕き/Shatterskull, the Hammer Pass
- 変わり樹の共生/Turntimber Symbiosis - うねる森、変わり樹/Turntimber, Serpentine Wood