久遠の闇/Blind Eternities

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久遠の闇/Blind Eternitiesは、多元宇宙/Multiverseにおける次元/Planeと次元の間に存在する空間のこと。

混沌とした、通常の概念や論理が通用しない擬似存在(quasi-existence)の空間であり、「久遠の闇」という表現も、捉えようのない“それ”をプレインズウォーカー/Planeswalker達が詩的に言い表した用語に過ぎない。無限の広がりを持っていると言われるが、プレインズウォーカーは次元間移動における「位置」と呼べる遠近を感じているほか、エクィロー/Equilorのように「久遠の闇の最果て」と呼ばれる場所もある。

霊気/Aetherと呼ばれる純粋なエネルギーに満ちており、通常の生命体がここへ至る様な事があれば、純粋な混沌/raw entropyと穢れの無いマナ/uncontained manaによって即座に粉々にされてしまう。プレインズウォーカーだけはこの中でも生き延びる事ができるが、それも限られた僅かな時間のみである。しかしその短い時間の間に、プレインズウォーカーは久遠の闇を抜けて他の次元に辿り着くことができる。これがプレインズウォーク/planeswalkである。また、プレインズウォーカーの魔法によってなら、久遠の闇を越えてクリーチャーアーティファクトが移動することも可能である。

唯一、エルドラージ/Eldraziはここで生まれる常識を超えた存在である。久遠の闇にある穢れの無いマナは、まだどのとも共鳴しておらず、多くのエルドラージが無色なのはこのためである[1]

参考

  1. Rise of the Inbox(Savor The Flavor 2010年4月21日 Doug Beyer著)
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